Webデザイナーと何が違う?グラフィックデザイナーを解説!


Webデザイナーと何が違う?グラフィックデザイナーを解説!

「グラフィックデザイナーって何をする仕事なの?」

「美大や専門学校を出ていないと、グラフィックデザイナーになれないの?」

そんな疑問をお持ちの方のために、この記事ではグラフィックデザイナーの仕事内容や就職について解説します。

就職に必要なポートフォリオ制作のポイントについても触れていますので、ぜひご覧ください。

目次
  1. グラフィックデザイナーはどんな職業?
  2. グラフィックデザイナーの仕事内容
  3. グラフィックデザイナーの就職先
  4. グラフィックデザイナーのなり方
  5. 美大や専門卒じゃなくてもなれる!
  6. 就職活動に必須のポートフォリオはどう作る?
  7. 資格がなくてもグラフィックデザイナーになれる
  8. まとめ

グラフィックデザイナーはどんな職業?

紙媒体を中心にしたデザイン制作が、グラフィックデザイナーの仕事です。

具体的にはチラシ(フライヤー)やポスター、POP、雑誌の広告や製品パッケージなどの印刷物を制作する仕事になります。

グラフィックデザイナーは他のデザイン職にくらべ仕事の範囲が幅広いため、順番にわかりやすく説明していきますね!

  • グラフィックデザイナーの仕事内容
  • 就職先
  • 求められるスキル

それでは進めていきましょう。

グラフィックデザイナーの仕事内容

他のデザイン職にくらべ、グラフィックデザイナーはディレクターとしての性質が強い職業です。

[グラフィックデザイナーの主な担当業務]

  1. お客様や広告代理店からヒアリングし、企画を提案
  2. 制作のスケジューリング、制作金額の見積
  3. スタッフの調整(カメラマン、ライターなどの手配)と素材集め
  4. デザイン(印刷データ)の制作
  5. 印刷、納品

作品の制作プロセスに、最初から最後まで関わるのがグラフィックデザイナーになります。

同じデザイン関連でもイラストレーターはイラストのみを描く仕事で、グラフィックデザイナーとは仕事の範囲が違う職業です。

またグラフィックデザイナーは実体のある印刷物をデザインしますが、WebデザイナーはWeb上でのレイアウトや画面構成、要素の動きを考えるという違いがあります。

幅広い業務にたずさわるグラフィックデザイナーは、忙しくて大変な職業と言えるかもしれません。

ですが、関わる工数が多いからこそ、大きなやりがいや達成感を感じられる点は非常に魅力的です。

グラフィックデザイナーの就職先

グラフィックデザイナーの就職先は、大きく分類すると4つです。

[グラフィックデザイナーの就職先]

  1. 広告代理店
  2. 広告制作会社
  3. 企業の広告部門(インハウスデザイナー)
  4. フリーランス

同じグラフィックデザイナーでも、就職先によってたずさわる業務はさまざまです。

就職先 業態説明 仕事内容
広告代理店 企業から案件を請け、企画して制作会社に仕事を依頼 ディレクター業務(進行管理、メンバー管理など)がメイン
広告制作会社 広告代理店や企業から仕事を請け負い制作 デザイン(印刷データ)の制作
企業の広告部門 自社の広告・宣伝や製品パッケージのデザイン 企業によって違いあり(ディレクター業務/デザイン制作)
フリーランス 広告代理店や制作会社、企業から仕事を請け負う 請ける仕事の内容によって違う

就職活動の際に自分の担当する業務がはっきりしないときは、面接時や内定後に確認することをおすすめします。

参考までに、グラフィックデザイナーの年収は平均337万円となっており、年代によって297万円〜388万円と開きがあります

※参照元:doda平均年収ランキング 最新版

グラフィックデザイナーのなり方

グラフィックデザイナーになるにはどうしたらいいのか、就職に必要なポートフォリオの作り方について解説します。

美大や専門卒じゃなくてもなれる!

美大卒や専門学校卒でなければ、グラフィックデザイナーになれないと思われがちですが、そんなことはありません。

確かに就職には有利ですが、独学でもグラフィックデザイナーになる道はあります。

[グラフィックデザイナーの進路選択]

  1. 大学(特に美大) :広告代理店や企業の広告部門などで新卒採用
  2. 専門学校:即戦力としての人材が求められており、学校に求人が来る
  3. スクール:修了後に求人やキャリアカウンセリングがある学校も
  4. 独学:動画教材や書籍で勉強してから、未経験可の求人に応募する

独学を選んだ場合、就職時にアピールするためのポートフォリオ(作品集)が作成できない可能性があります。

そんなときはクラウドソーシングを利用し、"コンペ"とよばれる公募の仕事案件に応募して実績を作る方法がおすすめです。

imageクラウドワークスの案件選択画面。様々なデザイン案件がある)

仕事として取り組むと、勉強しているだけでは得られなかった気づきや学びがありますし、採用されたものはポートフォリオに実績として掲載できます。

また、採用された作品は基本的に公開されるため、コンペに落ちた場合も採用基準と対策がわかるので勉強になります。

就職活動に必須のポートフォリオはどう作る?

ポートフォリオをしっかり作ることが、グラフィックデザイナーの就職活動の鍵になります。
作品を見る側を意識して、複数の作品をわかりやすくまとめるのがポートフォリオ制作の最重要ポイントです。

ポートフォリオはメールやフォームに添付して送れるよう、まずはPDF形式で作ります。
さらに紙に印刷したものを作っておけば、面接対策も完璧です。

[ポートフォリオ制作のポイント]

  1. 日ごろから作った作品は捨てず、作品についての記録も取っておく(いつ制作したどんな案件か、どのような意図で制作したかなど)
  2. 作品はロゴやチラシなど、作品のカテゴリー別に分類する
  3. そのうえで作品を時系列に整理する

時系列に整理するのは、面接官にあなたの成長をわかりやすく伝えるためです。
せっかく素晴らしい作品を並べても、デザイン的な視点でまとめられていなければ面接官の評価は下がってしまいます。面接前にしっかり作り込みましょう。

ポートフォリオを集めたサイトや書籍もあるので、目を通しておくと安心です。

資格がなくてもグラフィックデザイナーになれる

グラフィックデザイナーになるために必要な資格はありません。
ただ実際に仕事をするときには、資格試験で得た知識が非常に役立ちます。資格を取るならまとめて時間を取れる就職前がおすすめです。

商業デザインに関わるなら、まずはマーケティングの基礎知識を学ぶとよいでしょう。
デザイン制作の成果物には"なぜ、このようにデザインしたか"という根拠が重要になり、その基本がマーケティングに詰まっているからです。

[グラフィックデザイナーにおすすめの資格]

  1. マーケティング・ビジネス実務検定
  2. 色彩検定
  3. Photoshopクリエイター能力認定試験
  4. Illustratorクリエイター能力認定試験

ディレクションではなく制作中心で働きたいなら、PhotoshopやIllustratorについては知識だけでなく、どうすればより早く作業できるかを常に考えながら練習を重ねていきましょう。

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まとめ

世の中のデジタル化にともない、クライアントの予算配分はWebデザインや動画を中心とするインターネット方面にシフトしています。 Webデザイナーの需要が高い昨今ではありますが、フライヤーやPOP、雑誌など紙の媒体はまだ多く使われており、グラフィックデザイナーの仕事がなくなることはないでしょう。

ただし、グラフィックデザイナーは未経験から始める場合には就職先が限られるのが現状です。
デザインが好きで職業にしたいと感じているなら、まずはWebデザインから始めてみませんか?

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鳥飼千愛
この記事を書いた人
鳥飼千愛
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