- 更新日: 2017年03月16日
- 公開日: 2015年07月07日
Androidアプリ開発の環境構築に必要なJDKのインストール方法
Android開発の公式ツールであるAndroid Studioや従来のEclipse環境で開発を行うのに必要となるのが、JDK(Java SE Development Kit)です。今回はJDKのインストール方法と環境設定の方法を紹介していきます。
今回クライアントOSはWindows8(32bit)、JDKのバージョンはJava SE 8u45をインストールしています。
JDK(Java SE Development Kit)とは
JDKとは、Javaプログラミングにおいて必要な最低限のソフトウェアのセットで、コンパイラやデバッカ、クラスライブラリ、仮想マシン環境が含まれています。Javaで開発を行うにはこのJDKをまずインストールする必要があります。
JDKのインストール方法
JDKのダウンロード
JDKはオラクルの日本語ページから、オラクルのJavaSEのダウンロードサイトhttp://www.oracle.com/technetwork/java/javase/downloads/index.html
今回ダウンロードしたいプログラムはJDKですので、JDK DOWNLOADをクリック。
ダウンロードページに移動しますので、
ライセンスに同意後、Accept License Agreementをチェックし、
OSに対応したファイルをダウンロードします。
今回は32bitOSですのでjdk-8u45-windows-i586.exeをクリック。
JDKのダウンロードが始まります。
JDKのインストール
ダウンロードしたファイルを実行すると、インストールウィザードが始まります。
インストールする場所とツールを選択できます。
今回はいずれもデフォルトの状態でインストールします。
途中でJREのインストール先を指定する画面が出ますので、
こちらもデフォルトの状態でそのままインストールします。
次へ進んでいくと間もなくこの画面が出てインストールが完了します。
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環境変数の設定
PATHの設定
Javaのソースコードを実行するためのプログラムをディレクトリに関係なく実行できるように、PATHを設定しておきます。
PATHを設定するには、コントロールパネル→システムからシステムの詳細設定を開きます。
システム環境変数をクリックし、Pathを選択し、編集をクリックします。
するとシステム変数の編集画面になりますので、
変数値に、JDKの実行ファイルの位置を追加します。
デフォルトでのインストール位置は、「C:\Program Files\java\jdk1.8.0_45\bin;」ですが、
インストール場所を変更している場合はその場所となります。値はセミコロンで区切ります。
PATHが正しく設定できたかどうかは、コマンドプロンプトで「java -version」と入力し、
バージョン表示が返ってくればOKです。
JAVA_HOMEの設定
Javaを利用するアプリケーションがJDKのディレクトリを参照する場合に備えて、JAVA_HOMEの環境設定をしておきましょう。未設定の場合、インストールできないアプリケーションもあります。
JAVA_HOMEの設定は環境変数のシステム環境変数から新規に作成します。
新規をクリックすると、変数名と変数値を入力する画面になりますので、
変数名にJAVA_HOMEを、変数値にJDKのインストールディレクトリを指定します。
(デフォルトの場合「C:Program Files\java\jdk1.8.0_45\」です)
正しく設定できているかはコマンドプロンプトで確認できます。
コマンドプロンプトから「set JAVA_HOME」と実行し、
以下の画面のように表示されれば設定完了です。
いかがでしたでしょうか?これでJDKのインストールは完了です。Android Studioの環境構築方法を知りたい方は、こちらをご参照ください。
https://blog.codecamp.jp/androidstudio_setup/
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