- 更新日: 2017年03月15日
- 公開日: 2015年09月23日
初心者からベテランデザイナーまで必見のWebデザイン資格13選
Webデザイナーの実力を証明するには、制作したWebページで一目瞭然。そのために資格試験には消極的な方は多いのではないでしょうか?
しかし仕事のオファーや採用面接に際し、資格の有無が目安になることがあり、第三者から見ると評価の参考となることは確かです。できれば自分の市場価値を上げる資格は持っておきたいものですね。
今回は、初心者からベテランまでチャレンジできる資格をまとめてご紹介します。
(※各資格の情報は2015年8月時点での情報です)
ウェブデザイン技能検定
Webに携わる人のための国家資格。1~3級があり、全国の有資格者は9,000人余りで、1級合格者は50人程度と難関の試験となっています。
試験内容は「学科試験」「実技試験」の2部構成となっており、ネットワーク技術から運用管理まで、Webに関する幅広い知識と実務能力が問われます。1級のみ受験資格に実務経験が必須です。
公式サイト
主催:インターネットスキル認定普及協会
受験料:
1級 学科: 7,000円 実技: 25,000円 (合計32,000円)
2級 学科: 6,000円 実技: 12,500 円(合計18,500円)
3級 学科: 5,000円 実技: 5,000円 (合計10,000円)
JWA Webデザイン検定
Webに関する知識、技術を6つの分野で問われる試験です。内容は「Webデザイン概論」、「デジタル素材の扱い」、「マーケティング」、「スクリプトとプログラム」、「ビジネススキル」、「インターネットのしくみ」となっています。
各章ごとに正答率がチャートで表示され、受験者は自分の得意分野、不得意分野を確認することができます。
公式サイト
主催:日本Webソリューションデザイン協会(JWSDA)、株式会社クリーク・アンド・リバー社プロフェッショナルエデュケーションセンター
受験料:受験費用 10,800円、認定費用 10,800円(いずれも税込)
※日本Webソリューションデザイン協会は日本ウェブ協会(JWA)への名称変更が予定されています
Webクリエイター能力検定
Webサイト制作のデザイン能力およびwebページのコーディング能力を問う試験。エキスパート、スタンダードの2段階に分かれており、エキスパートは動的コンテンツやマルチデバイス対応といった高度な技術が求められます。
スタンダードは実技問題のみ、エキスパートは知識問題+実技問題で構成されています。
公式サイト
主催:株式会社サーティファイ
受験料:エキスパート 7,100円、スタンダード 5,600円(いずれも税込)
Photoshopクリエイター能力検定
Photoshopを用いてコンテンツを制作する能力を見る試験。エキスパート、スタンダードの2種類があり、スタンダードは実技問題、エキスパートは知識問題+実技問題の構成となっています。
エキスパートは画像編集に関する知識を問うとともに、よりニーズに応じた創造性の高いコンテンツの作成能力が求められます。
公式サイト
主催:株式会社サーティファイ
受験料:エキスパート 8,200円、スタンダード 7,200円(いずれも税込)
Illustratorクリエイター能力検定
Illustratorを用いてコンテンツを制作する能力を見る試験。エキスパート、スタンダードの2種類があり、スタンダードは実技問題、エキスパートは知識問題+実技問題の構成となっています。
エキスパートはドキュメントデザイン技術に関する知識を問うとともに、よりニーズに応じた創造性の高いコンテンツの作成能力が求められます。
公式サイト
主催:株式会社サーティファイ
受験料:エキスパート 8,200円、スタンダード 7,200円(いずれも税込)
Flashクリエイター能力検定
Flashを用いてコンテンツを制作する能力を見る試験。上級、初級の2種類があり、実技試験のみとなっています。上級は難度の高いスクリプトやプロパティ設定を駆使したコンテンツの作成能力が求められます。
公式サイト
主催:株式会社サーティファイ
受験料:上級 7,300円、初級 6,700円(いずれも税込)
アドビ認定エキスパート(ACE)
アドビ製品に関して専門的な知識があることを証明する資格。PhotoshopやIllustratorなどソフト別の試験に1科目以上合格し、所定の手続きを経て認定を受けることができます。複数の製品で認定を受けることも可能です。
公式サイト
主催:アドビシステムズ株式会社
受験料:18,900円(税込)
アドビ認定アソシエイト(ACA)
デザイン系の学習を行っている学生を対象としたエントリーレベルの資格。試験科目はPhotoshop、Illustratorの2種類があります。基本的な問題が出題されます。
公式サイト
主催:アドビシステムズ株式会社
受験料:10,584円(税込)
Webデザイナー検定
コンセプトメイキングから制作~運用までの過程で必要な知識・技術を問う資格。エキスパート、ベーシックの2種類があり、エキスパートでは動的コンテンツなどの専門知識が求められます。
公式サイト
主催:CG-ARTS協会
受験料:エキスパート 6,600円、ベーシック 5,500円
Web検定Webデザイナー
ビジュアルデザインのルールから、HTMLやCSSの書式や基本設計、幅広いアクセシビリティに対応するための実装技術などを問われる試験。実務を想定した内容となっています。合格率は50%弱です。
公式サイト
主催:株式会社ボーンデジタル
受験料:16,000円(税別)
HTML5プロフェッショナル認定資格
HTML5,CSS3,Javascriptなど最新のマークアップに関する技術力と知識を問われる試験。Level1,Level2があり、Level2はより専門的知識が求められます。
2014年から始まった新しい資格ですが、キャリアアップの証明として有効との声が上がっています。
公式サイト
主催:エルピーアイジャパン
受験料:各Level 15,000円(税別)
色彩検定
色に関する幅広い知識や技能を問う検定試験。Webデザイナーだけでなく、販売、企画、事務といった一般的な職種の人達も受験しており、小学生からお年寄りまで広く知られています。
1,2,3級があり、1級の合格者は3割程度。文部省認定の資格です。
公式サイト
主催:色彩検定協会
受験料:1級 15,000円 2級 10,000円 3級 7,000円
カラーコーディネーター検定試験
色の性質・特性など、色彩の知識を問う試験。1,2,3級の3種類があります。美術系の学生から企画・制作に携わる社会人まで幅広く受験しています。
公式サイト
主催:東京商工会議所
受験料:1級 9,440円、2級 7,340円、3級 5,250円(税込)
\一流デザイナーのスキルが身に付く/
おわりに
これまでに習得した知識を系統立てて整理し、強みや弱点を確認したり、あるいは不得意分野を重点的に学習する目的でも資格に挑戦する意義があります。
自分のレベルに合った資格がわからないという方は、各試験の公式サイトにサンプル問題が公開されていますので、一度腕試しをされてみてはいかがでしょうか?
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- この記事を書いた人
- murase miho