- 更新日: 2017年03月23日
- 公開日: 2016年02月18日
プログラミング知識不要!おしゃれなWebサイトが作成できるツール10選
HTML や CSS の知識はないけれども、ホームページを開設してみたいと思っている方、多いのではないでしょうか。 今回は HTML や CSS を知らなくても、ブログや商品ラインナップができるサイトビルダーをご紹介したいと思います。
プログラミング知識不要!Webサイト作成ツール10選
人気NO.1?「Squarespace」
無料利用/○ | 有料プラン/$ 8 ~$26 | 英語/オンライン |
Squarespaceは、カナダ人 web デザイナーのスティーブさん一押しの Web ビルダーになります。パッと見は編集画面もシンプルで他のビルダーサイトと同じかな、と思いきや設定画面では、カスタムCSS や デベロッパーツールなど充実した機能が搭載されています。 実際に試した感じとしては、ブラウザ上でもサクサク動いて編集でき、WordPress のように固定ページやブログを投稿・管理できました。100万以上のユーザーが利用していることもうなずけます。
CMSもOKな「Webflow」
無料利用/○ | 有料プラン/$21 ~ $ 88 | 英語/オンライン |
世界中の Web デザイナー&開発者 38万以上が利用している高機能な web ビルダーになります。Webflow からは、ビジュアル・エディター系のWeb ビルダーとしては初となる CMS を導入しています。一つのテンプレートを複数の人で共有でき、ブログや新商品の投稿を行えるシステムとなっています。
シンプルな「uKit」
無料利用/○ | 有料プラン/$5 | オンライン |
先ほどの webflow に比べると、編集機能がシンプルで初めての方でも直感的に操作できる特徴があります。ただし、パーツの大きさやカラーは予め用意されたモノを使う必要があります。
ダッシュボードがイイ「WebStarts」
無料利用/○ | 有料プラン/$ 4.89 ~$ 19.99 | 英語/オンライン |
Web サイトを管理・編集するダッシュボードのレイアウトがレトロで、Web 制作初心者にも使いやすいように工夫されています。機能面では、Flash やコード挿入機能があり、オンラインWebビルダーの中でも比較的機能は充実していると思います。また 120 種類以上のテンプレートも公開されているので、具体的なWebプランが描きやすいと思います。
初年度0円「はじめてWeb」
無料利用/○ | 有料プラン/17,640 円/年 |
Web ビルダー・ツール のJimdoとKDDI、ドリームゲート、日本政策機構がタッグを組んで提供しているサービスになります。最大の特徴は 1年間無料で独自ドメイン+Jimdo を利用できることです。手っ取り早く・安く Web サイトを始めてみようと思っている方にとってはイイサービスと思いますが、2年目以降は Jimdo Pro 利用料 11,340 円/年とドメイン料 6,300 円/年が必要となってきます。
WordPress似の「a-blogcms」
無料利用/○ | 有料プラン/50,000円~ |
WordPressのようにCMSでwebサイト&ブログを構築するビルダーツールになります。a-blogcmsは、WordPressほど複雑ではなく、必要な機能を使いやすいように設計したソフトになります。複数名でwebサイトを手っ取り早く作成・管理したいときにはイイかもしれませんね。尚、a-blogcmsは、ライセンス付与型のソフトとなりますので、利用前にライセンスの種類をご確認ください。
WordPress ≒「WordPress.com」
無料利用/○ | 有料プラン/$ 99/年~ |
WordPress.comは、Automattic社が運営するWordPressになり、サーバー&データベース設定なしで、誰でも簡単にブログおよびポータルサイトが作成できるツールになっています。実際に使ってみると、本家WordPress.orgの敷居を下げたようなwebビルダーになり、簡単にWordPressを導入・運営したい方にはマッチするサービスと思います。
GOOD DESIGN賞の「LiVE for WEB LiFE」
無料利用/○** | 有料プラン/17,905 円~ |
2012年 GOOD DESIGN 賞を獲得した web ビルダーソフトで、動きのある Web サイトが簡単に作られる特徴があります。jQuery を基幹技術として、パララックス効果やムービー効果、スライド効果などをプログラミング知識なしでも操作できるように設計されています。
LiVE for WEB LiFE の利用は、専用ソフトを PC にインストールして開発を行っていきます。作成した Web サイトは基本的には WebLife*サーバーで運用・管理行っていくスタイルになり、最初の1年間は無料で利用でき、その後は月額 1,008 円で運用できる仕組みになっています。
実際に14日間の体験版を使ってみましたが、シンプルで分かりやすく商用サイトに向いている感じがしました。
ダッシュボードがイイ「STORES」
無料利用/○ | 有料プラン/月980円 |
ネット通販専用サイトをサクッとオシャレに作りたいならSTORESが参考になります。STORESを使って制作されたストアは40万を超え、実績のあるビルダーになります。専用ソフトをインストールすることなく、オンライン上で簡単に操作できることもあり、私も無料登録で試してみました。分かりやすい制作ステップや見やすくて使いやすいダッシュボードはステキでした。
簡単&早い「BASE」
無料利用/○ | 有料プラン/課金型 |
商用サイトに特化したシンプルなWebビルダーツールになります。レスポンシブ・デザインのテンプレートやHTMLの編集機能をつけようと思うと課金される仕組みとなっています。小規模商店向けのWebサイト・ビルダーになると思います。
Webサイト簡単作成ツールとWordPressを比較して
はじめてWebサイトを制作される方にとっては、上記でご紹介したようなサービスは良さそうですが、長い目で見てみると一概にはそうとも言えないようです。
- コスト面について
まず自分でWordPressを設定・運営した場合と簡単作成ツールで運営した場合では、コストが大きく違ってきます。月$5で運営できる簡単作成ツールもありますが、利用できるハードディスクの容量が全く違ってきます。例えば、WordPress.com の場合、プレミアムプラン年間 11,800円の場合 13GB の容量、それに対してバリューサーバー年間 4,000円の場合100GBの容量が与えられます。
- 機能面について
次に細かい設定もしくは自分好みのサイトデザインという点では、やはり WordPress に軍配があります。
例えば商用サイトの場合、リストアップしている商品にお客様評価の星マークやレビューなどがあったらどうでしょうか?簡単作成ツールではこうした機能があったとしても、レイアウトや機能が限定的となっています。それに対して WordPress の場合は、レビュー機能を付与できるプラグインが複数あったり、自分でもレイアウトや仕組を変更できる特徴があります。グローバルを意識した多言語化サイトも、簡単作成ツールでは設定が困難ですが、WordPress ではいくつかのステップを踏めば多言語化サイトも実現できます。
\一流デザイナーのスキルが身に付く/
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回ご紹介した簡単にwebサイトを制作できるサービスもイイですが、機能面とコスト面からみればやっぱり自分でWordPressを導入したり、自分でwebサイトを制作する方が合理的と思います。
最近では世界中の web デザイナーから投函されたオシャレなテンプレートを拝見できるブログ・サイト(Codrops)もありますので、上手に活用したいですね。
- この記事を書いた人
- オシママサラ