- 更新日: 2019年08月05日
- 公開日: 2019年08月02日
Webデザイン初心者におすすめの5つの学習ステップ
「Webデザインを身に着けたいけど、どうしたらいいのかわからない…」と考えているかたのための記事です。
- Webデザインってそもそもなんだろう
- 何を勉強するとWebデザインが習得できるの?
- 効率のよいWebデザイン勉強法って?
このような疑問を持っている初心者は少なくないです。これから説明するWebデザイン習得のための5つのステップで、効率よくWebデザインを身に着けていきましょう!
Webデザインとは?
まず、そもそもWebデザインとは何かについて紹介していきます。
パソコン・スマートフォンといったデバイスから、インターネットを見たときに表示されるもののデザイン、レイアウト。これがWebデザインです。
このように、普段私たちが見ているWeb上のコンテンツ、その全てのデザインをWebデザインと呼んでいます。そのため、色やレイアウトなどの一般的なデザイン能力の他にも、
- コードを書く能力
- 検索エンジンに対する知識
- Webに関するツールの知識
など、Webについての勉強もしなければなりません。デザインスキルに加えて、インターネットやWebに関する知識を備えていることが、Webデザイナーには必要なのです。
Webデザインについて大まかに理解したところで、次は実際にどのように学習していくかを知っていきましょう!
Webデザイン5つの学習ステップ
Webデザインの効率よい学習には、5つのステップがあります。
- HTMLとCSSのスキルを学ぶ
- Webデザインスキルを習得する
- JavaScriptを勉強する
- WordPressを学習する
- SEO・アクセス解析を学ぶ
それぞれを詳しく見ていきましょう。
1.HTMLとCSSのスキルを学ぶ
HTMLとは、Webページに表示する文字・画像といったコンテンツを書くための言語です。HTMLを使ってコードを書くことで、コンピュータに文書・画像を表示させることができます。
そして、HTMLで表示された文章・画像の装飾をするのがCSSです。HTMLとCSS、両方のスキルを学んで自力でサイトを作れるようにしましょう。
HTML/CSSのオススメ学習サイト
HTMLとCSSを学ぶときに、一度は試しておきたい学習サイトはこちらの3つです。
どれも魅力的なサイトですので、1回試してみて自分が合っているサイトを使っていくのがよいでしょう。
2.Webデザインスキルを習得する
確かにHTML/CSSはWebデザインの基本となるスキルですが、デザインが優れていないことには良いサイトとは言えません。HTMLとCSSの基礎を学んだら、Webデザインのスキルを勉強していきましょう。
まずは、デザインの原理原則を押さえてから、オリジナルのデザインを作っていきます。大切なのは「自分の得意ジャンル」をつくることです。「このジャンルのデザインならだれにも負けない!」というところまで、デザインを極めていきましょう。
まずは良いデザインを完璧に真似ることから
デザインの原理原則は、すでにある良いデザインを真似るところから習得できます。もう完成されていて、ある程度世の中で認められたデザインというのは、デザインの基本を押さえているものです。
クオリティの高いデザインで使われている配置・構図・デザインを真似ることで、プロのエッセンスを吸収することができます。
- このサイトはどうしてこのデザインなのか
- ここの部分はどういう意図でデザインされているのか
を考えながら、既存のデザインをトレースしていきましょう。
洗練されたデザインは、Pinterestで探すのがおすすめです。クオリティの高いデザインを、手軽に見つけることができますよ。
3.JavaScriptを勉強する
動きのあるWebサイトを作るならば、JavaScriptは必須のスキルです。HTMLやCSSと比べると学習コストは高めですが、その分サイトに加えられる機能の幅が広くなります。
- 動きのあるサイトを作りたい
- HTMLとCSSだけでは実現できない機能が出てきた
- デザインだけでなく、コーディングもしっかり身につけたい
このように考えているかたは、JavaScriptを勉強していきましょう。
目標:ひとまずJQueryが使えるようになる
JavaScriptを全て学ぼうとすると、それなりの時間がかかります。ゆえに、とりあえずのゴールとして「JQueryが難なく使えること」を目標にするとよいでしょう。
JQueryとは、JavaScriptのライブラリ(使いやすくまとまったパッケージのようなもの)です。JavaScriptと比べてJQueryは記述が簡潔で、そのため初心者でもすぐに扱えるようになります。
4.WordPressを学習する
- HTML/CSSを使える
- Webデザインスキルがある
- JavaScriptが使える
と、ここまできてしまえばだいたいのサイトは作れるようになっているはずです。しかし、情報を頻繁に更新するサイトの場合、上記の3つのスキルで作ったサイトだと、更新のたびにサイトを直さないといけません。
そこで使いたいのがWordPressですね。これはCMS(コンテンツ管理システム)の一つで、更新性の高いサイトを構築するのに便利なツールです。
WordPressを習得して、Webデザインスキルにさらなる磨きをかけましょう。
目標:自分でオリジナルテーマが作れるようになる
WordPressの学習目標は、1から自分で独自のテーマが作れるようになることです。テーマとは、WordPressの着せかえのようなもので、サイトデザイン・機能を容易にカスタマイズすることができます。
完璧にデザインされたテーマである必要はありません。シンプルなものでも大丈夫なので、1からWordPressテーマを作成できるようになりましょう。
5.SEO・アクセス解析を学ぶ
サイトを作る目的は、たくさんの人に見てもらうこと、そして、より多くの人に行動を起こしてもらうことです。
商品の購入・サービスへの登録など、その行動はさまざま。ですが、どんな行動を起こすにしろ、SEO・アクセス解析の知識が必要不可欠です。
自分で作ったサイトが多くの人に見られることは、単純にうれしいはず。SEOとアクセス解析を身に着けて、さらにアクセスを集めましょう!
実践から学ぶのが一番
SEO・アクセス解析に関しては、実践でトライアンドエラーを繰り返すことで、最も効果的に学習できます。
これまでで作ったサイトを使って、SEO対策・アクセス解析の試行錯誤をくり返しましょう。SEOに関しては、トレンドの移り変わりがあります。そのため、基礎的な知識をつけるのはもちろん、最新情報をキャッチする姿勢も大切です。
\一流デザイナーのスキルが身に付く/
まとめ
初心者がWebデザインの知識を身につけるステップについてまとめました。
おさらいすると、
- HTMLとCSSのスキルを学ぶ
- Webデザインスキルを習得する
- JavaScriptを勉強する
- WordPressを学習する
- SEO・アクセス解析を学ぶ
という5つのステップが、ウェブデザインを身につけるうえで大切でしたよね。
独学の勉強を効率よく行うためには、知識を身に着けながら実践も欠かさないことが重要です。この記事がこれからウェブデザインを学びたいかたの参考になれば幸いです。
- この記事を書いた人
- 黒田剛司