- 更新日: 2017年03月23日
- 公開日: 2016年08月16日
VirtualBoxの基礎知識とインストール方法
仮想化ソフトウェアには、様々なソフトがあります。VMwareが一番有名なんでしょうか?
有名なソフトウェアは有料のものがほとんどです。しかしVirtualBoxというソフトは無料で使える仮想化ソフトウェアです。
無料で使えて、多くのOSに対応しているので仮想化ソフトにVirtualBoxを使う方が多くいらっしゃいます。
ここでは、MacでVirtualBoxを使う際の手順などについてお話しいたします。
VirtualBoxのインストール
まず初めにVirtualBoxをインストールしましょう。
以下のサイトからVirtualBoxをダウンロードしてみて下さい。
https://www.virtualbox.org/wiki/Downloads
この中にある、VirtualBox 5.0.22 for OS X hostsamd64
とあるところの「amd64」をクリックして下さい。
その後、ダウンロードしたファイルを開き、「VirtualBox.pkg」を開いて下さい。
するとVirtualBoxのインストールが始まりますので、画面の指示に従ってる下さい。
指示に従って、ソフトのインストールが完了すると、アプリケーションフォルダに「VirtuaBox.app」が入っています。
これでインストールが完了しました。
インストール後の設定
さて、インストールは完了しましたがまだVirtualBoxの設定が完了していません。
今度は初期設定を完了させましょう。
まず、アプリケーションフォルダに入っているVirtualBoxを開いて下さい。
その後デスクトップ左上にある、「VirtualBox」をクリックし、開かれたメニューから「環境設定」をクリックして下さい。
その後開かれるものに、「デフォルトの仮想マシンフォルダー」という項目があります。
このファイルを任意のファイルに変更して下さい。
その後、もう一度「VirtualBox」ー「環境設定」をクリックします。今度は、「入力タブ」をクリックして下さい。
その後、「仮想マシン」を選択、一番上に「ホストキーの組み合わせ」という項目があり、左に現在設定されているホットキーがあります。
これ一度解除し、任意のホットキーを選択します。私の場合は「command」+「control」を選択しています。
仮想マシンを作る
VirtualBoxのトップ画面から「新規」というボタンをクリック。
その後、出てくる画面にインストールするOSを設定します。ここではWindouws7にしています。
次の画面で、仮想マシンで使うメモリサイズを決めて下さい。
メモリサイズはPCのスペックを相談して下さい。ですがデフォルト以上に設定することをお勧めします。
その後は「仮想ハードドライブを作成する」にチェックを入れて、左したの「作成」をクリックして下さい。
その後、「VDI」にチェックを入れて、「次へ」をクリック。
その後、ハードドライブに割り当てるサイズを設定します。こちらは任意でどうぞ。
「固定サイズ」のほうが、アクセスが速いのでこちらを選択しています。
その後、ファイルの名前の名前・容量を選択します。
そして、「作成」をクリックすると仮想マシンの制作が始まります。
OSのインストール
さて、環境ができたら最後にOSをインストールしましょう。
トップのメニューから作った仮想マシンを選択し、「設定」をクリック。
「システム」タブをクリックし、以下のようにチェックを入れます。
プロセッサ数、ストレージは各々の環境に合わせて下さい。
その後、トップに戻り仮想マシンを選択した状態で、「起動」をクリックして下さい。
これで、選択したストレージからインストールが開始されます。
そして、OSのインストールが始まります。OS毎の指示に従ってインストールを開始して下さい。
ここでインストールが完了です。
仮想マシン上で、先ほど設定した任意のホストキーを入力すると、物理マシンの方に戻ります。
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まとめ
これで、VirtualBoxのインストールから仮想マシンの制作・OSのインストールが完了です。
VirtualBox上で起動できるOSはWindows以外にも、Linux/Solarisなどでも可能です。
商用利用も可能なので、仮想化をする際はVirtualBoxを使ってみてはいかがでしょうか?
- この記事を書いた人
- kamiya