- 更新日: 2020年8月31日
- 公開日: 2020年8月25日
今更聞けないslackの使い方を基本から徹底解説!
リモートワークが推進されてから、社内のやりとりをビジネスチャットツールに切り替える企業が増えています。
ある日突然、「明日からslackを使います!」と言われて戸惑っている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、これからSlackを使う初心者の方に向けて、基本から丁寧に解説しています。
記事の後半には、slackをさらに便利に使う方法を紹介していますので、ぜひ最後までチェックしてくださいね!
Slackを利用するメリット
Slackを利用する最大のメリットは、情報を簡単に共有できることです。作業効率化を図る企業が積極的に取り入れています。
メールのように毎回宛先を指定し、間違えていないか不安になりながらCCを確認をする作業は必要ありません。
Slackでは、チャンネルという掲示板のような場所に投稿するだけで、メンバー全員が簡単に内容を確認できます。
また、チャット形式なので、定型文が入った長文よりも短文でのやりとりが基本です。
そのため、肩肘を張らずに気軽にコミュニケーションが取れるのもメリットだと言えます。
Slackの基本的な使い方
Slackは情報をいつでも共有でき、メンバー別に話す場所も作成できるコミュニケーションツールです。
まずは、Slackでよく使われている『ワークスペース』『チャンネル』という名称にピンとこない人もいると思いますので、画像で簡単に解説します。
【ワークスペース】 情報を共有するためのスペースです。この画像でいうと『TEST営業部』がワークスペース名になります。
名前は自由に付けられますが、会社名や部署名になることが多いです。
【チャンネル】 メッセージをやりとりする場所です。会社や部署の中でも、プロジェクト内容は様々ですよね。
画像でいうと『general、random、秋のイベント』がチャンネル名になります。
プロジェクトごとにチャンネルを作成し、メンバーを選んで招待できます。
招待された場合は、届いたメールから承認するだけで簡単に入れます。
自分でワークスペースを開設して招待する場合は、いくつかの作業が必要です。
それぞれの使い方を詳しく解説していきます。
ワークスペースの作成方法
全部で7つのステップがありますが、ひとつひとつはとても簡単です。
ワークスペースの作成途中でメンバーの招待もできますので、メンバーのアドレスを用意しておくといいでしょう。
- Slackのサイトにアクセスするかアプリをインストールし、無料で試してみるをクリックします。
- Slackワークスペースを作成するをクリックします。
- メールアドレスを入力します。
- メールアドレスに送られてきた6桁のコードを入力します。
- ワークスペース名を入力します。
チャンネル名を入力します。
招待するメンバーが決まっていれば、メールアドレスを入力して招待します。(スキップして後から招待もできます)
メンバーの招待方法
メンバーリストの一番下にある、チームメンバーを追加するをクリックします。
招待するメンバーのメールアドレスを入力するか、または招待リンクをコピーします。
プロフィールの変更方法
自分のアイコン写真や、表示名を変更できます。
ワークスペース右上にある、自分のアイコンをクリックします。
プロフィールを編集をクリックすると、プロフィールを変更できます。
チャンネル作成方法
- チャンネルを追加するをクリックします。
新しいチャンネルを作成するをクリックします。
チャンネル名をつけたら完成です。
チャンネルを作成するには、『フルメンバー』または『管理者 (Admin) 』の権限が必要です。
チャンネル名をつける際に、プライベートチャンネルにするをオンにすることで、招待されたメンバーのみが参加、閲覧できるようになります。
ピン留めをする
チャンネルでの重要なメッセージはピン留めをして、いつでも確認できるようにしておきましょう。
チャンネルページの右上にあるチャンネル詳細ボタンから、ピン留めしたメッセージの一覧を表示できます。
メッセージにカーソルを合わせると、右側にその他が表示されますのでクリックします。
チャンネルへピン留めするをクリックします。
ショートカットキー:P ※先にメッセージボックスにカーソルを置いてから、↑ ↓でメッセージを選択する
Slackをもっと便利に使おう!
せっかく基本を覚えたので、さらに便利に使う方法も少しだけ知っておきませんか?きっと役に立つはずです。
絞り込み検索
Slackに溜まっていくたくさんのメッセージの中から、過去のメッセージについて検索をかけることがありますよね。
その際に便利なのが、検索モディファイアを使った絞り込み検索です。
検索モディファイアと聞くと難しく感じるかもしれませんが、簡単な単語を組み合わせるだけですのでご安心ください。
全部覚えられなくても、検索窓に一文字打てば予測変換が出てきます。「この単語でこういう検索ができるんだ」と理解できれば十分です。
モディファイア | 例 | |
---|---|---|
他のメンバーが共有した情報を検索する | from:@表示名 | from:@山田 |
特定のチャンネルやDMを検索する | in:チャンネル名、in:@表示名 | in:#秋のイベント、in:@山田 |
日付または時間枠を検索する | before:日付、after:日付、on:日付、during:月または年 | before:9/1/2020、after:9/1/2020、on:9/1/2020、during:9 月 |
通知設定をカスタマイズする
通知が多すぎると、優先度の高いメッセージを見逃してしまいます。
通知設定を細かくカスタマイズして、必要なときにだけ通知を受け取れるようにしましょう。
自分のプロフィールをクリックし、環境設定の通知から変更がおこなえます。例えば、下記のような設定が可能です。
- 通知が必要ないチャンネルはミュートにして、通知を飛ばないようにする
ダイレクトメッセージ、自分宛てのメンションが来たら通知が来るようにする
指定した時間帯のみ、通知が来るようにする
Slackを外部サービスと連携させる
私たちはSlack以外にも様々なツールを利用して仕事をしていますが、使うたびに切り替えるのは大変ですよね。
Slackは多くの外部サービスと連携できるようになっていますので、便利なツールをさらに集約できるんです。
外部サービスの通知をSlackで受け取れるようになる
Slack上で外部サービスを利用できる
Slackの画面1つで外部サービスの状況を確認できるので、業務の効率化になる
Zoom
WEB会議でよく利用されているZoomですが、Slackとの連携でより使いやすくなります。
- コマンド入力で、Slack上でZoomのミーティングを開始できる
招待した相手がZoomをインストールしていなくても、招待URLから簡単に始められる
Zoomミーティングの詳細や録画内容をSlackで共有できる
Polly
Pollyは、投票アンケートを作成できる便利なツールです。飲み会の日程や、アイデアの投票などを簡単におこなえます。
- コマンド入力で、Slack上に投票アンケートを作成できる
- 追加の細かい設定オプションもSlack上で設定可能
Google ドライブ
GoogleドライブにはGooleドキュメントやスプレッドシートなど、よく使う機能がたくさん揃っていますよね。Googleドライブを日常使いしている人は、連携必須です!
Slack上で新規作成をしてそのままリンクを共有できるので、作業効率アップ
共有リンクの送付先は、Slackのメンバーから選べる
\Webサイト担当者としてのスキルが身に付く/
まとめ
Slackは今や世界中で利用されているコミュニケーションツールなので、使いこなせるようになって損はありません。
Slackを使いこなせれば、いつもの作業を効率化できますし、仕事の集中力も上がっていいことばかりです。 ぜひ試してみてくださいね!
- この記事を書いた人
- 高田ナツコ