未経験から自社の業務システムを開発。「営業 兼 エンジニア」の新しい働き方


未経験から自社の業務システムを開発。「営業 兼 エンジニア」の新しい働き方

CodeCampで指導を受けながら自社の業務システム開発に挑戦し、「営業 兼 エンジニア」という肩書で活躍している福島さんにお話を伺いました。

プログラミング未経験の状態から、半年でシステムの開発・リリースまで成し遂げた福島さんに学習のコツや、開発したシステムに込めた想いについて語っていただきました。

▶︎本インタビュー後、福島さんの新たな挑戦についてお聞きしたインタビュー第2弾はこちらから

目次
  1. 開発したシステムが認められ、社内初のエンジニアに
  2. プログラミング未経験から、業務システムを開発
  3. スキルアップを目指して、プログラミングを習得
  4. 職場の課題を、プログラミングで解決
  5. 現役エンジニア講師から学ぶ価値
  6. 働きながら学ぶのに、理想的な環境だった
  7. メリットが大きい、レッスン受け放題
  8. プログラミングの面白さを実感することができた
  9. 現場でどう使うか?を学ぶことができた
  10. 自分の将来に向けて、努力を重ねていく
  11. 明確な目標設定が新しい挑戦を成功に導く

開発したシステムが認められ、社内初のエンジニアに

ーー福島さんはCodeCampのレッスンを通じて、会社の業務システムを開発されたと伺っています。今は「営業 兼 エンジニア」として働かれているんですね。

はい。CodeCampの先生に教えていただきながら、会社で利用するシステムを開発しました。営業職も続けていくので、肩書きは 「営業 兼 エンジニア」です。

開発したシステムは会社の営業担当や取引先の不便を解消するものなので、今後も社内の問題や課題をプログラミングスキルを活かして解決していきたいと思っています。

私が今勤めている商社は創業90年以上の歴史ある会社なのですが、これまで「エンジニア」という職種がなく、私が会社で第一号のエンジニア社員となります。

最初は、私の問題提起に耳を傾けてもらえるのかという不安もありましたが、このシステムを開発したことによって業務改善に向け運用してみようと受け入れて頂くことができました。

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プログラミング未経験から、業務システムを開発

ーー素晴らしい実績ですね。福島さんはCodeCampで学習するまでプログラミングの経験がなかったと伺っていますが、これまでどのようなお仕事をされてきたのでしょうか。

CodeCampでプログラミングを勉強するまでは、エンジニアとは縁がない仕事をしてきました。

大学院までは化学を専攻していて、最初は趣味で就職先を選びました。オレンジ色のカー用品販売店です。笑 もともと、車やバイクが大好きでそんな環境に身を置いてみたかったんです。

仕事は本部での運営業務が中心で、店舗の管理などをしていました。当時は、社内の仕事をExcelを使って効率化していて、これまでの不便さが解決するのが楽しく、時間を忘れて仕事に没頭するくらいでした。

私自身、プログラミングの経験はありませんでしたが、中学生の頃はパソコン部に所属して自作PCを作っていたくらいなので、パソコンに触れるのが好きだったんです。

スキルアップを目指して、プログラミングを習得

次の職場は、今も勤めている化学系の専門商社です。

入社後は営業と併せて、前職で経験した業務改善も任されたのですが、「もっと技術があればこの問題を解決できるのに」というシーンが増えていき、自分の知識に物足りなさを感じました。

パソコンは好きだし自分の強みになると考えていたので、このタイミングで技術力を高めるためにプログラミングを勉強しようと決意したんです。

今は学んだプログラミングスキルを活かして、会社に貢献できるようになったので喜びを感じています。

職場の課題を、プログラミングで解決

ーー今回、どのような業務システムを開発したのか詳しくお話を聞かせてください

弊社は、色材(染料や顔料)を扱う商社で、日々多くのサンプルをやりとりしています。その業務効率化を目的とした「サンプル一元管理システム」を開発しました。

色材メーカー様から頂いたサンプルを販売先で試用し、その評価をメーカー様へフィードバックするという一連の流れで新規販売先開発をしているのですがこれまでは膨大な量のサンプルを営業担当が手描きノートや個々のエクセルファイルなどでアナログ管理をしていたんです。

しかも、弊社全体のサンプルの評価状況をメーカー様に報告できる機会は、2〜3ヶ月に1回の会議しかありませんでした。メーカー様としては「自社の製品が今後のビジネスに繋がるか否かの最新情報」を知りたくて、サンプルを提供しているのに、なかなか最新の情報を仕入れられない。

そのような状況だと、弊社が代理店として提供できる価値も限られてしまいます。そこでサンプルの評価を一元管理して、メーカー様が評価を随時確認できるシステムを開発することにしました。

現役エンジニア講師から学ぶ価値

会社としても、これまで属人的に管理していたサンプル評価結果を営業部門全体で共有することができますし、会議前に資料をつくる手間もなくなりました。関わる人々にとってメリットの大きいシステムになったと自負しています。

最近は、外資の取引先も増えてきてスマートフォンで在庫管理をしているメーカー様もあるので、本システムでは画面サイズに応じて最適に表示されるレスポンシブデザインも取り入れました。

CodeCampで勉強しながら初めて作ったシステムが、ここまで多くの人の役に立てるものになったのは、現役のエンジニア講師の方々から「現場で活かせる技術」を学ぶことができたからです。

これは非常に価値のある環境ですし、CodeCampを選んで本当によかったと思っています。

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働きながら学ぶのに、理想的な環境だった

ーーありがとうございます。福島さんはなぜCodeCampで学ぶことを選択されたのでしょうか。

プログラミングを学ぶからには 「現役のエンジニアから実践的な技術を学びたい」という思いがあったので、それが譲れない条件でした。

高いお金を払って後悔はしたくなかったので、CodeCampを受講する前に5つのスクールの体験レッスンや説明会に参加しました。

実際に話を聞いてみて、開発経験が浅い学生が教えるスクールや、卒業すればすぐにフリーランスで活躍できると勧誘するスクール、オンラインで学べるけれど質問できる時間が限られているスクールなど、自分の希望に合わないスクールもあると知ることができました。

その中でCodeCampは、現役のエンジニア講師が揃っていて、受講できる時間帯が7時~23時40分までと、働きながらプログラミングを学びたい私にとって理想に近い条件だったので受講を決めました。

あとは、マンツーマンのレッスンで学習の目標を柔軟に設定できるのもCodeCampを選んだ理由の一つです。

私は自分で目標を決めて向かっていきたいタイプなので、決められたスケジュールで学ぶような環境ではプログラミング学習が続かなかったかもしれません。

メリットが大きい、レッスン受け放題

ーー福島さんはレッスンが受け放題になるプレミアムプラスコースを受講されていました。このコースを選んだ理由や、受け放題にしてよかったと感じた点があればお聞かせください。

受講料は他のコースよりも高額なのですが、受け放題のメリットを考えるとそれほど大きいものではないと思いましたし、せっかく学ぶなら後悔なくしっかり学びたいと考えたので受け放題を選びました。

回数を気にしなくていいので、理解できないまま無理やり次のステップに進むこともないですし、わからないところがあれば気軽にレッスンを受けられます。

そんな環境があったからこそ、"わかる" と "できる" の間にある厚く高い壁を乗り越えられました。

あとは、デザイン系のスキルにも興味が合ったので、プログラミングだけではなくCodeCampのカリキュラムを全て学ぶことができる点もよかったです。

プログラミングの面白さを実感することができた

ーーよくレッスンを受けていた講師はいましたか?

CodeCampでは全部で41名の講師の方からレッスンを受けました。その中で特にお世話になったのは松本先生、亀山先生です。

自分が好きな講師を自由に選べるのは素晴らしいと思います。

学習をはじめて1ヶ月目くらいにJavaScriptの学習に入り、松本先生のレッスンで "プログラミングの面白さ" を教えていただきました。

松本先生ご自身がプログラミング大好きな方で、それがレッスンを通じて伝わって来るんです。 ただ技術を身に付けるための学習ではなく、その先にある "つくる楽しさ" を感じながら学習できました。

また現場で使われるバージョン管理の方法など、エンジニアとして大切なスキルを丁寧に教えてくださる先生だと思います。

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現場でどう使うか?を学ぶことができた

亀山先生には、チャットレッスン(好きな講師からチャットサポートを受けられるサービス)を利用してPHPとそのフレームワークのLaravelについて教えていただきました。

PHPの学習に入って、HTML/CSSやJavaScriptなどのフロントエンド(ユーザーから見える画面)との違いに戸惑っていた時に、先生のレッスンを受けて救われました。

教科書を読んでも理解できず、考えれば考えるほど深みにはまってしまって…プログラミングを始めて最初の躓きです。

亀山先生は『現場では実際どうなのか』という部分に重点をおいて、現場を意識した実践的なレッスンをしてくださったので、壁を乗り越えることができました。

私が開発したシステムでも、先生から教わったLaravelを使っています。

開発した管理システムの構想が生まれた時点では、受講期間も終わりに近かったのですが、亀山先生が年末年始も付き合ってくださって、細部までしっかり作り込めました。

システムを運用可能なところまで形にできたのは亀山先生のおかげです。

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自分の将来に向けて、努力を重ねていく

ーーありがとうございます。エンジニアとしての今後の目標や、展望があればお聞かせください。

営業に携わる中で見えてきた問題や課題をプログラミングで解決して、今後も社内のIT化に貢献して行きたいと考えています。

いまは複数ある海外拠点との情報のやり取りもメールと電話でおこなっていますし、製品の安全性を示す環境調査の結果もアナログな方法で管理されているので、その辺りからシステム化していきたいですね。

日々努力を怠らずに技術を磨いていきます。

明確な目標設定が新しい挑戦を成功に導く

ーーこれからプログラミングを学習して、キャリアチェンジをしたいと考えている方に向けてメッセージをお願いします。

キャリアチェンジはリスクもありますし、大きな決断ですよね。成功させるには『明確な目標を設定できるかどうか』が要になると思います。

あくまでプログラミングは目標を達成するための手段です。

プログラミングの習得をゴールにせず、「プログラミングを習得してこんな仕事につきたい、こんな問題を解決したい」という目標を持ってプログラミング学習に取り組めば、必ずキャリアにとっていい影響があると思います!

ぜひ、目標を実現するために、多くの方に挑戦してもらいたいです。

▶︎本インタビュー後、福島さんの新たな挑戦についてお聞きしたインタビュー第2弾はこちらから


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CodeCampus編集部
この記事を書いた人
CodeCampus編集部
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