- 更新日: 2017年03月23日
- 公開日: 2017年02月24日
プログラミングに英語は必要なのか決着をつけようと思う
プログラミングに、英語力って必要なのでしょうか?プログラミングを勉強し始めようと思っている人は、プログラミングは英語で行われると見聞きして「英語力って必要なのか?」と思ったことがあるかもしれませんね。また、プログラミングを既に勉強している人は、英語のスペルがわからなくて困ったことがある人もいるのではないでしょうか。
今回は、プログラミングをするのに本当に英語力って必要なのか?その核心に迫っていこうと思います。
プログラミングに英語は必要
結論から述べると、プログラミングには、英語力は必要です。プログラミングのコードは、全て英語で書かれています。ローマ字列を見るだけで、拒否反応を起こすような状況だと、プログラミングを勉強していくのは難しいかもしれません。
でも、英語力については心配しすぎないでください。プログラミングに英語力は必要ですが、ネイティブレベルの英語力は必要ありません。コードで使う英語単語を理解することができ、プログラミング関連の英語資料を理解出来るだけの英語力があれば十分です。
プログラミングが行われる環境
実際に英語はどのように必要となるのかを知る為、プログラミングが行われる環境を見ていきましょう。プログラミングのコードを打つ際に、英語を使用することになります。コードでは、英語でプログラミングが行うべき行動の指示を入力します。下記は、基本的なHTMLのコードです。
<!DOCTYPE html> <html lang="ja"> <head> <meta charset="utf8"> <title>HTML</title> </head> <body> <footer> </footer> </body> </html>
Head(ヘッド)、Body(ボディ)、Footer(フッター)等、英語が使われていますね。各英単語は、その単語が持つ意味通りの役目をここでは果たしています。コードで使われる英語は難しい単語はありませんが、その英単語の意味を理解できているのかできていないのかでは、プログラミングの理解度が全然違うのです。
また、英語が必要なのはコードの部分だけではありません。プログラミングを勉強していると、関連情報を調べる機会が数多くあります。その時、日本語で調べると日本語の情報のみに限定されてしまいます。
一方、英語で調べることができれば、世界中にある英語で書かれた情報ソースを参照することができます。日本語の情報も、英語の情報を翻訳されたものの場合が多いです。もし、翻訳が間違っていた場合、日本語で情報を得たあなたは間違った情報で理解してしまいます。英語で情報収集できれば、そのような問題は起こりません。
プログラミングに必要な英語力とは
プログラミングにはどのくらいの英語力が必要なのでしょうか?プログラミングに必要とされる英語力は、書く能力、読む能力、聞く能力の3点です。話せれば話せるにこしたことはありませんが、海外で働いたり外国人と働く予定がなければ、これはなくても大丈夫です。また、いずれの能力も高校英語を終了したレベルがあれば十分です。
書く能力は、英単語のスペルをしっかりとかけること、また英語のコミュニティにて質問する際に、自分の聞きたい質問をしっかりと書くことができる能力です。
読む能力は、英語文献を読む力です。英語の情報を読み込んだり、英語での質問への回答を理解できれば、問題ないと言えるでしょう。
聞く能力もまた、情報収集時や勉強時に役立ちます。動画でのリソースもたくさんあるので、英語で内容を理解できるようになれば、情報源の幅を一気に広げられるはずです。
どのように英語を勉強すれば良いのか
プログラミングで必要な英語力はどのように身につければ良いのでしょうか?これは、ご自身の現在の英語レベルによります。
もし、中学や高校で習った英語に不安があるというのであれば、中学・高校レベルの文法と英単語を復習することをオススメします。
英語で文法はとても大事です。基本的な文法を抑えれば、読み・書き・聞きがある程度できるようになります。
高校レベルの英語に問題がないけれど、英語を長らく使っていなくて不安があるという場合は、プログラミングに関する記事や動画を英語で利用してみることをオススメします。英語力を伸ばす一番のコツは、興味のある分野で英語を使ってみることです。英語はただのツールにしかすぎません。英語を使って、最新のプログラミングの情報を入手したい、プログラミングの動画を見たい、という気持ちが大事です。
プログラミング関連の情報収集なら、stackoverflowが便利です。動画なら、Youtubeにプログラミング関連動画がたくさんあります。
\Webサイト担当者としてのスキルが身に付く/
まとめ
プログラミングには英語力が必要であるというだけでなく、英語が出来ると更にプログラミングの世界を広げることがわかりました。私は、英語でプログラミングを学んで、その後日本語で補填としてプログラミングを学びましたが、英語の専門用語の日本語訳を理解するのに時間がかかりました。
裏を返せば、英語の専門用語は別に知っておいておかなければならない、ということですね。 プログラミングを学ぶ上で、英語は欠かせません。英語でもプログラミングに触れる機会を作ってみてはいかがでしょうか。
- この記事を書いた人
- Ayumi