日本は遅れてる!海外の子供たちのプログラミング学習環境は日々進化している



日本は遅れてる!海外の子供たちのプログラミング学習環境は日々進化している

IT技術が発達した現在、コンピューターやスマートフォンは私達の生活になくてはならないものとなっています。そんな中、2020年より小学校でプログラミング教育の必修化が開始されることはご存知でしょうか?

プログラミング教育なんて本当に必要なの?と思うかもしれませんが、世界に目を向けてみると、多くの国で優秀なIT人材確保のためプログラミング教育が開始されており、日本はむしろ遅れているというのが現状です。

そこで今回は、これからのIT時代に乗り遅れないために、日本と世界のプログラミング教育の現状を解説していきたいと思います!

目次
  1. 海外の子供達のプログラミング学習環境ってどうなっているの?
  2. アメリカの子供達のプログラミング学習環境
  3. イギリス(イングランド)の子供達のプログラミング学習環境
  4. オーストラリアの子供達のプログラミング学習環境
  5. エストニアの子供達のプログラミング学習環境
  6. 韓国の子供達のプログラミング学習環境
  7. 中国の子供達のプログラミング学習環境
  8. インドの子供達のプログラミング学習環境
  9. 現時点の日本の子供達のプログラミング学習環境
  10. 2020年から義務教育としてスタートする
  11. 学校で本格的に勉強するには工業高校や高等学校などで学ぶしかない
  12. 法人が運営する子供向けのプログラミング教室は徐々に増えてきた
  13. まとめ

海外の子供達のプログラミング学習環境ってどうなっているの?

出典:諸外国におけるプログラミング教育に関する調査研究

日本は今後、プログラミング教育が必修化されますが、まずは日本とその他7カ国のプログラミング教育の現状がどうなっているのかを以下にまとめてみました。

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上記の表を見れば、他の国ではすでに必修化されている国や、必修化ではなくても学習環境が整備されている国など日本より教育が進んでいる印象です。それでは次に、各国のプログラミング学習環境を詳しく見ていきましょう。

アメリカの子供達のプログラミング学習環境

アメリカではプログラミング教育は必修化されていませんが、プログラミング教育が行われていないわけではありません。IT教育を行うかの判断は州や学校に委ねられており、学校によっては高度なコンピュータサイエンスを学習することができます。

カリフォルニア州ではプログラミング教育は中等教育(11歳から17歳)で行われていますが、初等教育(6歳から10歳)でも実施されています。プログラミング教育の指導内容や評価は指導者が考えます。例えば、初等教育はビジュアルプログラミング、中等教育ではJavaやC++などの本格的なプログラミング言語を学習する学校もあります。

しかし、学校によっては財政難の学校もありプログラミングの教育ができる指導者を新規に雇うことができないということがあったり、一方、裕福な家庭の子供が多い学校では保護者が指導者を雇う費用を負担するという事例も報告されているようです。

イギリス(イングランド)の子供達のプログラミング学習環境

イングランドでは2013年のナショナルカリキュラムにおいて、従来の教科「ICT」に代わって教科「Computing」が新設され実施されています。「Computing」はコンピュータサイエンス、インフォメーションテクノロジー、デジタルリテラシーの3分野で構成されており、5歳から15歳が必修科目として学習しています。

指導内容は、アルゴリズムの理解、プログラムの作成とデバッグ、論理的推論によるプログラムの挙動予測、情報技術の安全な利用法、コンピュータネットワークの理解など様々なIT技術に触れることができます。初等教育ではScratch、LOGO、Koduをプログラミング言語として採用し、中等教育ではScratch、Koduに加え、Pythonが採用されています。

地区や学校によって指導時間は一様ではありませんが、一般的に6歳前後で入学するプライマリースクールでは週1時間、年間30時間程度だと言われています。

オーストラリアの子供達のプログラミング学習環境

これまでオーストラリアは国としては必修化を定めていなかったため、「Australian Curriculum」と呼ばれるカリキュラムを作成している最中です。そのカリキュラムの中にプログラミングやコンピューターサイエンスを学ぶ「Digital Technologies」という必修科目が策定されます。

現在予定されているカリキュラムとしては、8歳から11歳程度で分岐処理とユーザーからの入力を含む簡単なビジュアルプログラミングを行い、プログラミングを通じて問題解決能力を養います。

12歳、13歳からは汎用プログラミング言語で分岐処理、繰り返し処理、関数を利用し、ユーザーインタフェースを含むプログラムを学び、14歳、15歳からは選択制でオブジェクト指向プログラミングなどの高度な技術を学ぶ予定となっています。

エストニアの子供達のプログラミング学習環境

エストニアと聞いてあまりピンとこない方もいるかもしれませんが、実はエストニアはIT大国でインターネット電話サービスで有名なSkypeが誕生した国でもあります。

エストニアではプログラミング教育の必修化は行われていませんが、全ての公立学校でプログラミングの授業が選択できるようにするため、ProgeTiigerというプログラミング教育推進プログラムが実施されました。学習内容や学習時間は学校や指導者の裁量に任されているとなっています。

プログラミング教育を実施している学校のプログラミング選択教科「Informatics」ではロボットプログラムやゲームプログラムを用いて、プログラミングに興味を持たせる活動に重点を置いています。

アメリカなどと同じで指導員不足に悩まされており、プログラミングの専任教員がいない場合は、数学の教員が行ったりする場合があります。特にロボットプログラミングに関して は、大学生や保護者、企業などのボランティアが指導することもあります。

韓国の子供達のプログラミング学習環境

韓国のIT教育は、2007年に選択科目としてプログラミング教育を実施しています。その後、2010年代に入ると、「コンピュテーショナルシンキング」が導入され、プログラミング教育についても、身の回りの問題を題材として、実社会に役立てられることが意図されるようになりました。

現在、必修化されているのは初等教育のみとなっており、2015年時点では中学、高等学校で「情報」という選択科目でプログラミング教育が実施されています。しかし、開講率が低いため、現在の情報教育を改訂し、2018年から2019年にかけて中学校でのプログラミング教育必修化を目指して取り組んでいます。高等学校は選択科目のままですがカリキュラムなどが見直される予定です。

中国の子供達のプログラミング学習環境

中国では全国的に2001年から小学校、中学校、高等学校で教科「情報科学技術」を必修科目として各地方の状況にあわせて段階的に導入しています。中国ではITへの意識が高く、上海市では、1985年度に全国に先駆けて高等学校1年生でコンピュータを必修としたカリキュラムが始まりました。

学習内容としては小学校では情報技術の一般常識やプロジェクト活動を通じての問題解決能力などを身につけます。中学校では小学校と同様に情報技術やプロジェクトについて学びますが内容が少しレベルアップしたものとなっています。高等学校ではVisual Basicなどの本格的なプログラミング言語を学びます。

指導者は小中学校教育段階の学校は、教科担任制が原則となっています。

インドの子供達のプログラミング学習環境

インドでは2005年にこれまでのカリキュラムを改訂し数学にCS(Computer Science)が加わりました。また、初等、中等教育(7歳から17際)の間にCSに加え、CCT(Computers and Communication Technology)とICT(Information and Communication Technology)の学習が推奨されています。

指導内容としては初等教育ではWindowsやOffice製品の操作、アルゴリズムやフローチャートの学習、プログラミング言語の学習などが行われており、中等教育ではネットワーク技術やHTML、XML、オブジェクト指向プログラミングを学ぶというカリキュラムがあります。

ICTとCSは数学の一部として位置づけられていますが、CCTを含め必修化はされておりません。

現時点の日本の子供達のプログラミング学習環境

世界のプログラミング学習環境を確認したところで、次は日本の学習環境を見ていきましょう。

2020年から義務教育としてスタートする

すでに学校によってはパソコンやタブレットを使ったIT教育が行われていますが、ごく一部の小学校や中学校のみで一般的にはまだまだ普及していません。また、2020年からプログラミング教育が開始されたとしても、あくまでプログラミング思考を養うことや社会の中でのITに触れることによってITを身近に感じることを目的にされています。

既にご紹介したIT教育が進んだ国々で行われているような本格的なプログラミング言語の習得やデジタルリテラシー、コンピュータサイエンスなどを学習のはまだまだ先になりそうです。

学校で本格的に勉強するには工業高校や高等学校などで学ぶしかない

現状、日本で本格的なIT技術を学ぶには専門の工業高校や高等学校へ進学し、IT系の授業を選択する必要があります。高等学校でのプログラミング教育必修化は2022年に実施される予定で、小中学校よりもさらに先の話になり、その間にも世界と日本のIT教育の差は開くことになります。

法人が運営する子供向けのプログラミング教室は徐々に増えてきた

ITを自分の子供に学ばせたいと思っても、プログラミング教育が必修化されていない今は、通っている学校にITが学べる環境がなければ学ぶことができません。そんな時は法人が経営するプログラミング教室に通わせるのがIT教育への近道です。

昔に比べ教室も徐々に増えてきていますので、様々な教室から自分に合った教室を見つけられるはずです。教室では自分の興味のある分野を伸ばすことができますし、プログラミングに慣れ親しむことでプログラミング教育必修化にスムーズに対応できるようになるでしょう。

まとめ

2020年はまだまだ先のようで意外にあっという間です。プロうグラミング教室などを上手に使って事前に子供の才能を伸ばしておくのもいいかもしれません。

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