- 公開日: 2017年03月15日
【初心者向け】今からプログラミングを勉強する人必見の参考書8選
プログラミング学習がブームになっている昨今、「プログラミング、ちょっと興味あるかも…」と思っているかたも多いでしょう。しかし、「どうやって勉強を進めたらいいのかわからない」「何を勉強するところからはじめたらいいの?」などと思っているかたもいらっしゃるのではないでしょうか?
プログラミングの学習では、プログラミングは何に使われるのか、どうやって使うことができるのか、などの全体像をなんとなくつかむことが先決です。そこから具体的な言語の入門をはじめていくと、学習の定着率がグッと上がりますよ。そこで今回は、これからエンジニアを目指す人のために初心者向けのプログラミング参考書をまとめました。
プログラミングの全体像(前提)
まずは「プログラミングってなに?」という前提の部分について、包括的に学ぶことができる参考書を紹介していきます。
教養としてのプログラミング講座
全くプログラミングをしたことがないかたでも、「プログラミングとはそもそも何なのか」ということをすんなりと学ぶことができてしまう書籍です。ボリュームもそれほど多くなく、サクッと読めてしまうでしょう。
コードを書く場面は少なく、プログラミングを題材にした読み物といった印象です。プログラミング学習の一歩目としてまずは気軽に読んでみてはいかがでしょうか。
[改訂新版] これからはじめるプログラミング基礎の基礎
コンピュータがどうやって動いているのか?という、まさに”基礎の基礎”から学んでいく書籍になります。「プログラミングがなぜ必要なのか」についても丁寧に書かれており、初心者が抱く疑問をやさしく説いてくれる一冊です。
プログラムを書くにはどうしたらよいのか、プログラミングが使われるのはどんな場面なのかなど、他の本だと省かれるような基礎からしっかりと書かれています。
今後、各言語を学んでいく際につまづきそうな部分をあらかじめ教えてくれるので、プログラミング初心者がコードを書く前にいったん読んでおきたい本でもありますね。じっくりとプログラミングそのものについて学んでいきたい人にもおすすめです。
おうちで学べるプログラミングのきほん
プログラミング初心者のために、プログラムがそもそもどんなふうに動いているのかを明快に解説した一冊。プログラミングの全体について、網羅的に書かれています。
ハードウェアやOSなどとプログラムがどのように関係しているのか、プログラミング言語はそれぞれ何が違っているのかなどを、パソコンでの体験を交えながら学ぶことができるでしょう。
原理だけではなく、具体的なところまで落とし込んで書かれているので、初心者でも飽きずに読み通すことができますよ。
プログラムはこうして作られる―プログラマの頭の中をのぞいてみよう
プログラムはこうして作られるプログラマの頭の中をのぞいてみよう
どうやればプログラミングが上達するのかを知ることはもちろん重要ですが、プロのプログラマがプログラミングのときに何を考えてキーボードを叩いているのかという思考の流れを理解することも大切です。
本書は「プログラマがテトリスをつくるなら、どのような過程を描いてゲーム制作をするのか」について、丁寧に追いかけています。もちろん初心者向けですから、難しいパソコンの知識は必要ありません。
いきなり「さぁ、プログラムを作ってみよう!」と言われたところで、厳しいものがあるでしょう。そんなときに一流のプログラマの思考回路がインプットされていると、その結果は違ってくるはずです。
プログラミングはなぜ動くのか 第2版 知っておきたいプログラミングの基礎知識
プログラムはなぜ動くのか 第2版 知っておきたいプログラムの基礎知識
ハードウェアとソフトウェアという観点から、プログラムの動くしくみを解説している一冊です。タイトルにもある通り、知っておきたいプログラミングの基礎知識がつまっています。
CPU、メモリといったどこかで聞いたことがある、でもよくわからない知識から、コンパイラやアセンブリのようなちょっと耳なじみのない言葉まで、その関連性が図とともに順序立てて解説されていますよ。
「そもそもプログラムってどうやって動くの?」ということを詳しく知りたいかたにぴったりの入門書です。
言語の基礎的な解説
ここからは、各プログラミング言語の基礎的な解説がされている入門書籍について解説していきます。
たった2日でできるRuby Ruby2.0対応
料理レシピサイトとして有名なクックパッドや、初期のTwitterなどを構築するために使用されていたRubyについて「たった2日」でできるようになるための本です。あくまで基礎の基礎ではありますが、丁寧に解説されておりプログラミングをしたことがない人でもわかりやすいつくりになっています。
ここからRubyをはじめて、より発展的な内容が書かれている本に進むのがよいでしょう。
いきなりはじめるPHP~ワクワク・ドキドキの入門教室
この本は「とにかくコードを書く」という考えがふんだんに盛り込まれた、PHPという言語の入門書です。プログラミングを最速で上達していくためには、コードを書くことが何よりも大切なのです。
初心者なのにいきなりコードを書くなんてできるの?と思う方もいらっしゃるかもしれません。しかし、この本はなんの知識もない初心者がプログラミングをはじめる前提で作られているので、予想に反してすんなりと理解できてしまいます。
また、自分で書いたコードが徐々にWebサイトへと変わっていくさまを実際に見ることができるので、モチベーションを高く保ったままプログラミング学習を進めることができますよ。
入門者のJavaScript
こちらも作りながら学んでいくタイプの入門書です。先ほどの「いきなりはじめるPHP」がPHPという言語を扱っているのに対して、こちらの本はタイトルにもあるように「Javascript」という言語を扱っています。
プログラミングとはそもそもなんなのかという超基礎から入って、実際にJavascriptを書いてプログラムを作るところまでがギュッとこの1冊にまとまっています。初心者が迷いやすいポイントについても丁寧に解説されており、また新書サイズというコンパクトさも地味に嬉しいです。
\Webサイト担当者としてのスキルが身に付く/
まとめ
いかがでしたか。お気に入りの一冊は見つかりましたか?
今回ご紹介した本はどれも初心者向けのものばかりなので、ぜひ試しに読んでみてください。この記事がこれからプログラミングをはじめたいかたの参考になれば幸いです。
- この記事を書いた人
- 黒田剛司