- 更新日: 2021年03月11日
- 公開日: 2017年03月29日
【2021年最新版】PHPの研修を提供する企業5選
Webアプリの開発基礎であるPHP。初心者にも取り組みやすい言語であるものの、Webの他の技術との相性の良さや、開発スピードの速さから、最先端のWebサイトに多数採用されています。
例えば、世界的SNSのfacebookでは、初期の開発言語として使用されていました。また、多くの企業が導入しているCMSツールWordPressも、PHPで開発されています。
今回はPHPの研修を法人向けに行っている会社をまとめてみました。 新入社員や中途入社の方へのPHP研修や、デザイナーや営業の方へのスキルアップとしてのPHP研修として、検討の参考にしてみてください。
(助成金についての詳細は、厚生労働省のページをご覧ください。)
法人向けPHP研修 提供企業5選
CodeCamp
- 研修体系/マンツーマン・オンライン
- 場所/オンライン
- 時間/7:00~23:00
- 講師/現役エンジニア
- 目標/Web開発の基礎、PHP言語の基礎を習得し、Twitter 風の掲示板サイトを作成
- 費用/198,000円(PHPコース)
- 研修担当者サポート/あり(受講履歴管理、プログラミング定着度レポート)
マンツーマンのオンラインプログラミングレッスンで、のべ18,000名の受講者を誇るCodeCamp。
受講時間が7時から23時と、日中忙しいビジネスマンでもプログラミング学習が続けられるような時間体制となっています。
マンツーマンなので個々人のレベルに合わせたきめ細やかな指導を受けることが可能です。 モチベーションが上がるような管理画面など、プログラミング初心者に配慮されたつくりになっています。
また、受け身に構文を覚えるのではなく、開発環境を使って実際にPHPを書き、動かす実践問題が多数用意されています。研修の最後には、Twitter風の掲示板サイトをいちから作ってみるという演習もあります。
また、研修担当者様向けに、受講履歴の管理や成績を閲覧する機能が提供され、オンライン受講でも状況が把握できるようになっていることもポイントです。
無料体験も行っているので、気になるかたは受けてみることをおすすめします。
リナックスアカデミー
- 研修体系/集団(少人数)
- 場所/新宿、横浜の2校
- 時間/応相談
- 講師/現役エンジニア
- 目標/web アプリと PHP、PHP 基本構文、web セキュリティーの理解
- 費用/75,000円(PHP 入門コース、15時間)
- 研修担当者サポート/あり(助成金サポート、日報、テスト結果、終了結果報告)
オープンソースの教育を専門として、2001年から開講しているリナックスアカデミー。 LAMP開発(Linux + Apache + MySQL + PHP/Perl/Python)に関してのカリキュラムと講師陣に自信を持っています。このためか、研修施設や研修の見学も可能。
システム開発初心者がなかなか触れたことのないLinux環境ですが、多くの大規模システムでLinuxが採用されていることもあり、より実地に近い環境での学習ができるといえるでしょう。
また、2人から講座開講という、少人数での直接教育にこだわっています。 短期間でより深く知識を深めたい!というニーズにマッチする研修が、受けられるでしょう。
シンクスバンク
- 研修体系/通学型個別研修
- 場所/新宿、池袋、北千住、横浜、名古屋、梅田、札幌、福岡
- 時間/10:00~21:30(PHP ベーシック講座)ただし木曜日は19:30、土日祝は18時終了
- 目標/PHP の基礎からデータベースを利用したSQLの書き方まで
- 費用/103,000円(PHP ベーシック講座、20時間)
シンクスバンクは、コンピューター教育で 28年の実績をもつ、KENスクールが運営する研修サービスです。
さまざまな資格を保持した、専任講師による授業が評判となっています。研修形式も、「集合型」「派遣型」「通学型」が選べます。多くの研修提供企業の中では、珍しい「通学型研修」という形式は、便利な1時間単位の予約制となっています。
個別授業という形で受講できるので、個々人のレベルに合わせて密に学習ができます。 また、通常業務の後や、土日祝も受講が可能とあって、日々の業務が忙しくても合間に学習できることが、とても人気となっているようです。
アイクラウド研修サービス
- 研修体系/集団
- 場所/自社もしくは日本橋会場、青山会場、新宿会場
- 時間/9:00~17:30
- 目標/Webページ作成技術、PHPプログラミング、データベース基本操作、フレームワークCodeIgniterの利用、LAMP開発、システム開発プロセス・プロジェクトの理解(PHPプログラミング研修 35日コース)
- 費用/656,000円(PHPプログラミング研修 35日コース)
- 研修担当者サポート/あり(助成金サポート、研修前後スキルチェックレポート)
自社にあわせたオーダーメイド研修と、集合研修となるオープン研修が選べるアイクラウド研修サービス。 他社にはない、コンピュータの基礎からシステム開発プロセスやフレームワークまでが研修範囲となっており、35日間、じっくりと学べるのが魅力のため、新人研修として取り入れている企業が多いようです。
費用が比較的高額ではありますが、自社向けのオーダーメイド研修の場合は、実際に業務で使うデータなどを使ったプログラムや、オリジナルテキストを作成してくれるなど、研修後の即戦力を目指した教育が盛り込めるようになっています。
CTC教育サービス
- 研修体系/集団
- 場所/全国60会場以上
- 時間/9:30~16:30(PHPプログラミング基礎)
- 講師/専任講師
- 目標/PHP の基本文法、フォーム、セッションの利用、ファイル入出力(Linux使用)
- 費用/113,400円(PHPプログラミング基礎 3日間)
- 研修担当者サポート/あり(助成金サポート、研修効果測定レポート)
OracleやCiscoなどの有名ベンダーからの信頼も厚く、様々な最新技術に精通した講師が揃っているのが魅力のCTC教育サービス。
開講されている講座はハードウェア系からプログラミング系まで幅広く、500以上もあります。 記載の「PHP基礎」講座の他に、統合開発環境のEclipse(イクリプス)、XAMP(ザンプ)などの開発環境を使った、より実践的な開発が学べる「PHP Webアプリケーション開発入門」研修も開講されています。
\Webサイト担当者としてのスキルが身に付く/
まとめ
PHPの研修を検討する際には、まず場所やコストなどを重視されると思いますが、研修で使う開発環境についても確認するべきポイントです。
テキストでの開発をする場合や、Eclipse(イクリプス)などの統合開発環境、XAMMP(ザンプ:Apache+MySQL+PHP)、MAMP (マンプ:Macintosh+Apache+MySQL+PHP)などのパッケージングされた環境を使うパターンもあります。
開発環境については、サイトだけではわからない場合もありますので、事前に問い合わせをされることをお勧めします。
開発環境は、研修後の実務に合うかどうかもそうですが、特にオンライン学習の場合は、初心者が開発環境の構築でつまづいてしまわないかも重要です。
PHPは長く活躍している言語ですが、いまなおソーシャルのシステムに多く使われるなど、進化を続けているホットな言語です。
Webの仕組みを把握するための最初のとっかかりとしても、データベースやセッションについて学ぶための前提知識としても、今からプログラミングを学ぶ方が身に付けるのに、とてもふさわしい言語と言えるのではないでしょうか。
- この記事を書いた人
- Machiya