初心者必見!Photoshopで色を置き換える基本操作をサクッと習得


初心者必見!Photoshopで色を置き換える基本操作をサクッと習得


画像加工をしているとたまに遭遇する「この色ちょっと違うよね…」現象。そんな時にあやかりたいのがPhotoshopマジックです。Photoshopは便利なもので、まるで魔法のように画像を編集してくれるスグレモノ。今回はそんなPhotoshopの色の置き換え機能を初心者さんにもわかりやすく解説していきますね!

目次
  1. Photoshopでの色の置き換え方法
  2. 基本となる色の置き換え方法
  3. 置き換えたい色が複数ある画像を加工する方法
  4. 選択範囲を使って特定の部分だけ色を置き換える方法
  5. まとめ

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Photoshopでの色の置き換え方法

基本となる色の置き換え方法

まずは簡単にできる基本の色の置き換えをやってみましょう。寒色系ステーショナリーを集めたこの画像を暖色系に加工してみますね。

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色を指定する

まずはメニューの「イメージ>色調補正」から「色の置き換え」を選択します。表示されるダイアログのプレビュー画面は真っ黒ですが、command(windowsの方はctrl)を押下すると画像が表示される事も確認してみてくださいね。

この状態で色を置き換えたい部分をクリックします。今回は青い部分を置き換えたいので、ノートの部分をクリックしてみました。そうするとダイアログのカラー部分にノート表紙の色が吸い出されます。

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許容値を調整する

許容値は高くすればするほど色を置き換える範囲が広くなるとイメージしてみてください。試しに許容値40→100に上げてみました。色が修正される範囲が増えましたね。しかしこれでもまだ少し青い部分が混ざっているので、さらに許容値を上げてみます。

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置き換えたい色が複数ある画像を加工する方法

加工したい画像の中には色数が多くて複雑なものもあるかもしれません。では次は「色の基準点を追加する」方法を使って、少し複雑な画像の色の置き換えにトライしてみましょう。次は「酒盗とクレソンのおにぎり」を「梅しそおにぎり」に「色の基準点を追加する」テクニックを使いながら変えてみたいと思います。

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基準色を選んでベースの色置き換えをする

まずは色を変更したい場所を定めましょう。先ほどの手順と同じ要領でメニューの「イメージ>色調補正」から「色の置き換え」を選択し、クレソンの部分をクリックします。緑色が抽出されましたね。今回は許容値を170ほどに設定しておくと綺麗です。しかし許容値の微調整は画像によって異なるので随時仕上がりを見ながら調整してみてくださいね。

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取りこぼした色を置き換える

取りこぼした色を置き換える時に使うのが、プラスマークの付いたスポイトのアイコンである「サンプルに追加」機能です。この機能を使うと、色の基準点を追加する事ができ少し違った色も置換する事ができます。

サンプルに追加状態になったら、画像の上の変更したい色部分をクリックします。この時意図しない所まで変換された場合は、横にあるマイナスの付いたスポイトマーク「サンプルから削除」状態にして不要な色部分をクリックしてください。そうすれば不要な色置換は行われなくなります。

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選択範囲を使って特定の部分だけ色を置き換える方法

では、次はさらに細かい部分の色の置き換えをご紹介しましょう。例えば画像全体に置換したい色が散らばっている場合などに有効なのがこの方法。

全体に散らばっている場合は「色の基準点を追加する」方法でも調整が難しくなります。例としてこの人物画像の茶色い髪を上記の方法を使って黒髪に置き換えてみますね。

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選択範囲で髪の毛部分を囲う

まずはざっくり「クイック選択ツール」で髪の毛を囲いましょう。細かい部分は後から調整するので、まずはざっくりと選択してみてください。

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色の置き換え

選択範囲が調整できたら、今度は色の置き換えです。先ほどの手順と同じ要領でメニューの「イメージ>色調補正」から「色の置き換え」を選択し、髪の茶色い部分をクリックします。そして「色相」「彩度」「明度」を調整していきましょう。まだ茶色い部分が残っている場合は「色の基準点を追加する」方法を使って更に色を置き換えていきます。

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まとめ

今回はPhotoshopを使った色の置き換えの基本的な方法をご紹介しましたが、いかがでしたか?Photoshopは画像加工を得意とするだけに色々な加工が簡単にできるのが特徴。特に今回ご紹介した色の置き換えはとても簡単にできるので「ちょっとこの色、自分が思ってた色じゃない…」という時でも手軽に修正できるのがいいですね。

デザインは印象勝負なので色味は特に重要です。こういったPhotoshopの機能を駆使しながら、思い通りの印象を伝えられるような美しい色味の画像に仕上げてみてくださいね!

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山崎 響
この記事を書いた人
山崎 響
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