Illustratorの遠近グリッドが賢すぎる!遠近グリッドで簡単に綺麗な絵を描こう



Illustratorの遠近グリッドが賢すぎる!遠近グリッドで簡単に綺麗な絵を描こう


綺麗な絵…それは「パースがきちんと取れた、理路整然とした絵」の事でもあります。しかしこのパース取り、結構面倒なのにサボると途端に絵がヘタになるという厄介者。

しかしこの遠近グリッド、間違って押したらなんか変なのが出てきて鬱陶しい思いをした…という方も多いのでは?今回の記事はそんな遠近グリッドを鬱陶しがらずに活用する方法を届けいたしますね。

目次
  1. パースとは?
  2. パースが取れていないとどうなる?
  3. 遠近グリッドの基本操作
  4. 遠近グリッドを表示するには
  5. 図形を配置してみよう
  6. 遠近グリッドに配置した図形を変形したい時には「遠近図形選択ツール」で
  7. パース面を切り替えよう
  8. 遠近グリッドを非表示にするには
  9. 遠近グリッドを使ってイラストを描いてみよう
  10. まとめ

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パースとは?

「perspective(パースペクティブ)」とは、遠近法や透視図法などの総称。風景をよく観察すると近くのものは大きく見えますし、遠くのものは小さく見えると思います。この遠近感をイラスト等で表現する時に用いるのが遠近法です。また、透視図法とは画面の中に点を取りその点から出る線に沿ってすべての物を配置する方法のこと。透視図法には一点透視図法や二点透視図法など色々なものがあり、下記サイトにて詳しく解説されていますのでご参考にどうぞ。

背景の描き方|漫画の描き方研究ラボ

パースが取れていないとどうなる?

素朴な疑問ですが、パースが取れていないとどうなるのでしょうか?これは実例を見て頂いた方が良いので、Twitterで話題になっているパース狂い画像に関してのTweetをご覧頂きましょう。まずこちらがパースの取れていないイラストです。人と暖簾の位置になんだか違和感を感じてしま居ませんか?パースが取れていないと奥行きの感じなどに不自然な印象を受け、リアリティに欠ける絵になってしまいます。

そしてこのパース崩れの絵の解決法は、こう!pase11

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非常に無理矢理感が感じられますが、パースを意識せずに描くとこういった無理矢理なポーズが物理的に辻褄が合うポーズとなってしまいます。なので、イラストを作成する際にはパースをきちんと取るのが大切です。しかしパースをきちんと取るのはコツが必要で難しいので、そんな時に便利なのがIllustratorの遠近グリッドなのです。

遠近グリッドの基本操作

遠近グリッドは一言で言うと、簡単にパースが取れるIllustratorの便利な機能。面倒なパースもこの機能を使えばではさっそく、この遠近グリッドの基本の使い方を実際に使ってみながら抑えていきましょう。

遠近グリッドを表示するには

遠近グリッド機能をONにするには、パレットから遠近グリッドツールを選択します。すると画面に遠近グリッドが現れます。20151116_1

現れた遠近グリッドは赤丸の部分を掴んでグリグリ変形させる事が可能です。ここをいじりながらお好みのパースに調整してくださいね!20151116_3

ちなみに遠近グリッドは「表示>遠近グリッド」の中から一点遠近法、二点遠近法、三点透視法を選ぶ事ができます。この辺りも駆使しつつ、状況に応じて使い分けて頂ければと思います。20151116_13

図形を配置してみよう

では今度は図形を配置してみましょう!図形を配置するのはとても簡単です。普通に図形描画ツールを使って描画を行うだけ!今回は角丸長方形ツールで描画してみましたが、描画すると遠近グリッドのパースに沿った図形が自動で配置されました。20151116_5

遠近グリッドに配置した図形を変形したい時には「遠近図形選択ツール」で

ここは注意点なのですが、遠近グリッドに配置した図形を移動ツールで変形するとパースが狂って変な形になってしまいます。20151116_8

なので、変形する時には「遠近図形選択ツール」を使うと良いですよ!20151116_7

パース面を切り替えよう

パースを切り替えるには「面選択ウィジェット」かショートカットキーを利用します。この面選択ウィジェットがスグレモノで、選択した面に沿ったパースで図形を変形してくれるのです!選択肢は「左面」「右面」「水平面」「依存しない」の4種類あり、この面選択ウィジェットを駆使しながら作業を進めてゆきます。20151116_10

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遠近グリッドを非表示にするには

ちなみに、遠近グリッドを非表示にするには上部メニューの「表示>遠近グリッド」から「グリッドを隠す」を選択、もしくはショートカットで「shift」+「commad」+「I」です。20151116_4

遠近グリッドを使ってイラストを描いてみよう

それでは実際に、この遠近グリッドを使ってお菓子の家風の壁を作ってみましょう。まずは遠近グリッドを表示し、素材画像をコピー&ペーストします。

※素材画像のビスケットはこちらのサイトを参考に作成させて頂きました。Illustratorでビスケットを描く方法|http://suzukimemo.com/post-5120151116_i

そしてツールを「遠近図形選択ツール」に切り替えて「面選択ウィジェット」で選択されている面に貼り付ければOK!壁にしたいので、どんどんビスケットの画像を貼っていきます。全て自動的にパースがついた状態になり、自分で一から図形を作っていくよりも断然ラクですね!20151116_15

右側の壁を作る時には「面選択ウィジェット」を右側に選択しなおして作業すればOK。こちらも自動的に張り付いてくれるので、とてもラクに作業をする事ができます。20151116_16

丸い図形もこの通り!このように遠近グリッドを使えば、パース付きで作成するのが面倒なイラストを簡単に作成でき、しかも面倒なパース調整も不要なのでとても便利なツールなのです!20151116_17

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まとめ

今回はIllustratorの遠近グリッド使い方チュートリアルを書かせて頂きましたが、いかがでしたでしょうか?実はこの機能を知る前は「間違って押したら変なの出てきたんだけど…」と邪険にしていたので、改めて便利さを痛感すると申し訳ございませんでしたという気持ちです。皆さんもIllustratorの遠近グリッドをイラストなどに役立ててみてくださいね!

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山崎 響
この記事を書いた人
山崎 響
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