- 更新日: 2017年03月23日
- 公開日: 2015年12月03日
HTMLの基本のタグを解説! ゼロから始めるHTML/CSS講座Vol05
ゼロから始めるHTML/CSS講座HTMLでよく使われるタグ
要素紹介
108ある要素の中でも特に利用頻度の高い要素について紹介していきます。
<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
<meta charset="UTF-8">
<title>HTML5</title>
</head>
<body>
文章の内容
</body>
</html>
基本構造である上記sample.htmlのbody要素の中に、これから紹介していく要素を順番に追記していきましょう。
h1h6要素
<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
<meta charset="UTF-8">
<title>HTML5</title>
</head>
<body>
<h1>HTML5でサイト作成</h1>
</body>
</html>
見出しを表します。番号が小さいほど主要な見出しとなります。
基本的に見出しはh1要素を使い、h1要素が既にあり、それより主要でない見出しを定義する場合にh2を使います。
p要素
<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
<meta charset="UTF-8">
<title>HTML5</title>
</head>
<body>
<h1>HTML5でサイト作成</h1>
<p>p要素は「段落」を表します。</p>
<p>段落は文章の構造としてよく使われます。</p>
</body>
</html>
paragraphの略で、文章のひとつの段落を表します。
img要素
<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
<meta charset="UTF-8">
<title>HTML5</title>
</head>
<body>
<h1>HTML5でサイト作成</h1>
<p>p要素は「段落」を表します。</p>
<p>段落は文章の構造としてよく使われます。</p>
<img src="logo.png">
</body>
</html>
画像を表します。img要素には終了タグがありません。
src属性に画像のアドレスを指定します。
下記画像をsample.htmlと同じフォルダに保存してください。
ダウンロード:ロゴ画像
a要素
<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
<meta charset="UTF-8">
<title>HTML5</title>
</head>
<body>
<h1>HTML5でサイト作成</h1>
<p>p要素は「段落」を表します。</p>
<p>段落は文章の構造としてよく使われます。</p>
<a href="http://codecamp.jp/" target="_blank"><img src="logo.png"></a>
</body>
</html>
anchorの略で、ハイパーリンクを表します。文字列や画像にリンクを設定します。
href属性にリンク先のアドレスを指定します。
target属性でリンクを現在のページで開くか新しいウィンドウで開くか指定できます。
target属性の値
ul要素
<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
<meta charset="UTF-8">
<title>HTML5</title>
</head>
<body>
<h1>HTML5でサイト作成</h1>
<p>p要素は「段落」を表します。</p>
<p>段落は文章の構造としてよく使われます。</p>
<a href="http://codecamp.jp/" target="_blank"><img src="logo.png"></a>
<ul>
</ul>
</body>
</html>
unorderedlistの略で、箇条書きのリストを表します。項目の順番に意味は持ちません。
ul要素の中には項目として次に説明するli要素が入ります。
ul要素と似たような要素としてol要素(orderedlist)があり、同じく箇条書きのリストを表しますが、こちらは順番に意味を持ち、ランキングの表示などに使います。
li要素
<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
<meta charset="UTF-8">
<title>HTML5</title>
</head>
<body>
<h1>HTML5でサイト作成</h1>
<p>p要素は「段落」を表します。</p>
<p>段落は文章の構造としてよく使われます。</p>
<a href="http://codecamp.jp/" target="_blank"><img src="logo.png"></a>
<ul>
<li>これは箇条書きです</li>
<li>項目の順番は順不同です</li>
</ul>
</body>
</html>
listitemの略で、箇条書きの項目を表します。
li要素はul要素又はol要素の中に入れ、どちらに囲われるかで、順番に意味を持つか持たないかが変わります。
\一流デザイナーのスキルが身に付く/
要素まとめ
これまで紹介した要素をまとめると以下のようになります。
- h1 - h6要素
- 見出しを表す。
- p要素
- 段落を表す。
- img要素
- 画像を表す。
- a要素
- ハイパーリンクを表す。
- ul要素
- 箇条書きのリストを表す。中に入れる項目(li要素)の順番に意味を持たない。
- li要素
- 箇条書きの項目を表す。
補足.HTML5におけるbr要素
HTML5はそれ以前と比べ、仕様や考え方が大きく変わっています。
HTML5以前からHTMLに触れていた人がよく間違えて使う要素の1つにbr要素があります。
br要素は意味のある改行を表します。例として俳句や住所の改行はbr要素で行います。
コンテンツの一部をなすような改行にのみbr要素を用い、Webページの見た目を整えるためにbr要素を使ってはなりません。見た目はCSSで整えます。
よってHTML5においてbr要素は滅多に使用しません。
課題
自身の自己紹介ページをHTML5で作成してみましょう。自身の「名前」「イメージ画像」「住所」「趣味」などを記載してください。
まだ紹介していない要素についても色々調べて使うことを心がけてみてください。要素を調べるのは、HTML5公式の仕様書を日本語化したページを参考にしてください。
HTML5.JP URL : http://www.html5.jp/
CSSについては、利用しなくて構いません。
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- この記事を書いた人
- CodeCampus編集部