アプリ開発で今注目のジオフェンシングを活用したアプリ8選



アプリ開発で今注目のジオフェンシングを活用したアプリ8選

2014年ごろから国内の商用アプリで試験導入が増えてきている「ジオフェンシング機能」。ジオフェンシングは、アプリで新しいビジネスの形を提供できるとして、注目されている技術の一つです。

今年6月にはNTTドコモからアプリ開発者向けにジオフェンシング対応のSDKがリリースされるなど、今後ますますジオフェンシングを活かしたアプリが増えてくることが予想されます。

そこで今回は注目の「ジオフェンシング」について迫ってみたいと思います。

目次
  1. アプリ活用の参考にしたいジオフェンシング活用アプリ8選
  2. ジオフェンシングとは
  3. iOSとAndroidのジオフェンシング機能比較
  4. ジオフェンシングを使ったアプリ事例
  5. ジオフェンシング対応SDK
  6. 開発時のポイント
  7. まとめ

アプリ活用の参考にしたいジオフェンシング活用アプリ8選

ジオフェンシングとは

ジオフェンシングとは

ジオフェンシング(Geofencing)は、2004 年にミズーリ大学コロンビア校(米)で開発された技術になります。

地図上に特定のエリアを設定し、ユーザーがそのエリアに入ってくるとあらかじめ設定しておいたメッセージやクーポンが送れる技術になります。スマートフォン市場の拡大と共にジオフェンシングを活用したビジネス・アプリも拡大を見せています。

ジオフェンシング機能を搭載したアプリ開発には Android StudioiOS DeveloperNTT ドコモ から無償で SDK やソースが提供されていますので、だれでも開発中アプリにジオフェンシング機能を組み入れることができます。

iOSとAndroidのジオフェンシング機能比較

iOS Android
適応機種 iOS 4.0 以降 1.6 以降 *要ロケーション・サービス
バックグラウンド起動 OK OK
アプリあたりのジオフェンス数 20 制限なし
有効期限の設定 × OK
テスト シミュレーターもしくはデバイス モックアップでも OK

ジオフェンシングを使ったアプリ事例

洋服の青山

青山

2014 年に創業50周年を迎えた企画として、ジオフェンシング機能搭載のアプリをリリース。エリア内にユーザーが入るとセール情報や割引クーポンが自動的に届く仕組みとなっています。

Apple Store

Google Store

じゃらん観光ガイド

じゃらん

2014 年から沖縄県限定でジオフェンシング機能を展開する「じゃらん観光ガイド」。ユーザーが沖縄観光に訪れ、アプリ参加店のエリアを通るとマリンアクティビティや観光スポット、レストランなどの情報を受け取ることができます。

Apple Store

Google Store

Airウォレット

air-wallet

Airウォレット

2014 年から熱海や沖縄でジオフェンシング・テストを行っている「Airウォレット」。参加店舗の設定エリアに入るとユーザーにキャンペーン情報などが書かれた PUSH 配信を行い、来店・売上を伸ばすという仕組みです。また運営母体のリクルートが力を入れている「リクルート・ポイント」の促進も図る狙いとなっています。

Apple Store

Google Store

ショプリエ(Shoplier)

shoplier

ショプリエ

2013 年から展開しているリクルート・ポイントが貯まるアプリ「ショプリエ」。2015年2月時点で参加店が 3000 を超え、大丸や東急ハンズなど大店舗も参加し、よりユーザーと参加店に還元できるアプリとなってきています。参加店の設定エリアに入るとユーザーにキャンペーン情報が届いたりし、また店内の決まったポイントでアプリを起動するとリクルート・ポイントが貯まる仕組みとなっています。

Apple Store

Google Store

Anchornote

anchornote

効率的な毎日を手助けしてくれる「Evernote」。こちらの Anchornote は Evernote とリンクし、「どこで何をするか」という情報を共有することができるアプリです。例えばイオンモールに行ったらクリーニングを受け取って、書店で本を買って、セール品のYシャツを買う、というメモを作成しておくと、イオンモールの近くに行ったら Anchornote から通知がきて、自分のメモしたことをお知らせしてくれます。気になるレストランやお店もメモしておくと、近くに行ったついでに立ち寄れて効率的な行動が実現できます。

Apple Store

Evernote

Geofencer

geofencer

場所とメモを登録しておくと、自分が登録地点の近くい行った際に事前に登録していたメモをお知らせしてくれるアプリです。必要最低限の機能で扱いやすくまとまっています。

Google Play

EgiGeoZone Geofence

EgiGeoZone Geofence

こちらのアプリは、設定エリアに入った際のお知らせ方法を細かく設定することができます。例えば通知先を妻にしておくと、駅(ジオフェンス設定エリア)に着いてから連絡をしなくても自動的に妻に連絡がいくという便利なアプリになります。

Google Play

CardStar

carstar

CardStar

国内では利用できませんが、海外で人気のあるアプリになります。行きつけのお店のポイントカードをアプリに登録し、一括管理できるアプリですが、ジオフェンシング機能も備わっていて、ユーザーがアプリに登録しているお店の近くを通るとクーポンなどの通知が届くという仕組みになっています。通常 iOS の場合、ジオフェンシング設定数に上限がありますが、SKYHOOK の SDK を使うことによって問題をクリアしているアプリ事例になります。

Apple Store

Google Store

SKYHOOKのSDK

ジオフェンシング対応SDK

sdk

開発時のポイント

ジオフェンシング・アプリ開発の難点の一つに「バッテリー消費」があります。Wi-FiやGPSの起動に加えて、iOSの場合はリマインダーを使ってジオフェンス機能を利用しますので、バッテリーの消耗が大きくなる傾向にあります。またiOSの場合は、ジオフェンス設定数に制限があるなど便利な機能の反面、開発が難しくなっています。

まとめ

いかがでしたでしょうか?ジオフェンシングはGPSやWi-Fiを使って位置情報を検知するわけですが、最近ではアプリ以外にもドローン対策や自転車の盗難防止、物流の効率化など様々なビジネスシーンでジオフェンシングは活用されています。まだジオフェンシングを搭載したアプリは少ないので、アプリ開発ビギナーでも工夫次第で商機をモノにすることができそうですね。ジオフェンシング未体験の方は、まず上記で紹介しているアプリをインストールしてテストしてみてください。

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オシママサラ
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