- 更新日: 2017年05月01日
- 公開日: 2015年05月14日
iPhoneアプリ開発の流れがわかる公開までの5ステップ
少し前まではアプリ開発というと専門の技術者しか開発できないようなイメージでしたが、最近では個人や素人の方でもアプリを開発・リリースしています。
初心者の方が「アプリを作りたいな」「自分の作ったアプリをリリースしたいな」と思った時に辿るべきステップをご紹介します。一連の流れを事前に把握しておくと、スムーズなアプリ開発に一役買いますよ。
iPhoneアプリ開発から公開までの流れ
iPhoneアプリを開発・公開する基本的な流れは、このようになります。
各ステップについてもう少し詳しく説明していきます。
企画
Photo: Idea to Appster
アプリ開発の前にシッカリと企画を練っておく必要があります。曖昧なままアプリ制作を進めると、またイチからやり直し、なんてこともありますよ。
・画面構成:レイアウト、デザインをどうするか
・画面遷移:操作をするとどの画面に移動するか
・機能:ここをタッチするとどのような動作になるか など
有料アプリや広告収入を狙っておられる方は、具体的なダウンロード数・目標を立てておくことと、ターゲット層の絞り込みも重要な企画作業となってきます。作業にあたっては、ペーパーベースかブラウザ上(ワイヤーフレーム)で作業を進める方法が一般的です。
開発
Photo: appleinsider
iPhoneアプリの開発にはXcode(無料)を利用します。Xcodeは、AppStoreから無料でダウンロードできます。アプリ内の動作系統については、プログラミング言語「Swift」もしくは「Objective-C」を使用してアプリ開発を進めます。レイアウトについては、Xcode内にある「Storyboard」を使うことでGUIでレイアウトを作成することができます。
テスト
開発したアプリのテストは、Xcode内のシミュレータを使って確認します。実機でテストする場合は、iOS Developer Program(有料)へ登録した後にテストを実行します。Xcode6からアプリの表示・動作テスト以外にも、ユニットテストの様なパフォーマンス・テストを計測・評価できるようになっています。
公開作業にあたってのポイントは、アプリ検索で上位を獲得できるような「キーワードの絞り込み」や公開するタイミング、目を引くアイコン、など工夫が必要となってきます。
公開
Photo: The iBulletin
無事アプリテストが完了すれば、いよいよアプリの公開です。公開作業は、iTunes Connectというサイトにアプリの概要やアイコンなどの必要情報を入力した後にXcodeから制作したアプリのアップロードを行います。アップロードが完了すれば、Apple社のアプリ審査がはじまり、審査に通ればだいたい2週間程度でAppStore に自分のアプリが公開されます。
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保守
Photo: Sensei Marketing
継続的にアプリを使用してもらい、ダウンロード数を増やそうと思うとアプリの保守にも力を入れる必要があります。
主な作業内容は、「バグ修正」「アップデート」「集計」となります。開発段階では気付かないようなバグも、ユーザーからレビューが寄せられますので、それを参考に改善することができます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
アプリ開発の流れは大きく分けると5つのステップですが、各工程においては専門の知識や技術力が必要になります。 参考書やネットでもある程度情報は手に入りますが、基礎から応用までシッカリと力をつけるならやっぱりプログラミング・スクールが頼りになります。アプリ開発の環境は現在進行形でコクコクと変化していますので、やはり現役の先生から教えてもらう方が安心してアプリ開発に挑むことができるでしょうね。
- この記事を書いた人
- オシママサラ