「サイト制作に関わる若手エンジニアにぜひ受講してほしい」CodeCampNEXT フロントエンド開発スキルアップコース
- 公開日: 2022年10月04日
CodeCampNEXT「フロントエンド開発スキルアップコース」を研修として受講されたフロイデ株式会社の小野さんにインタビューを行いました。
フロントエンド開発スキルアップコースは大手企業が監修したフロントエンド開発の仕事の質を上げるための体系的な学習や、正確な実装のための考え方・効率化に役立つツールの使い方などが学べるコースです。
エンジニアとして働き始めて2年目の小野さんに、コースを受講した感想や学習の成果を語っていただきました。
実務では学べない知識を学びたかった
–本日はありがとうございます。まずは小野さんがいま担当されている業務と、フロントエンド開発スキルアップコースを受講されることになった経緯について教えて下さい。
今はフリー Wi-Fiに接続するためのスマートフォンアプリの開発チームに所属しています。10名くらいのチームで、アプリのフロントの開発とサーバーサイドの開発に分かれて開発しています。私はJavaでAPIを実装したり、会員サイトのフロントエンドの開発を担当してきました。
新卒でエンジニアになってから、これまで仕事以外で自発的に勉強する機会をつくれていなかったので、研修の話をもらった時はいい機会だと思って研修を受講することにしました。自分の仕事の仕方があっているのか改めて見直すことができると思ったんです。
–受講される前はどんな課題があったのでしょうか?
今担当しているサービスは、アサインされた時点で既に大量にコードがあり、最初のうちはそれをみようみまねでコードを書くという状態でした。
これまでは既存のサイトの改修がおおくて大部分を作り直すような経験をしたことがなかったので、自分の力でWebサイトを0からコーディングしたことはありませんでした。
Webサイトの構築に関する知識は今の業務に関連することしか知らない状態だったので、業務外でなければ学べないことがあると考えていました。
他社の受講生と一緒に学ぶことで刺激を受けた
–今回はフルリモートで学習を進めていただきました。実際に受講してみていかがでしたか?
普段からリモートで勤務しているので、フルリモートでSlackやビデオ通話をしながらの学習にやりづらさは無かったです。
内容については難しすぎるということなく、基本的なことを抑えながらしっかり学べた印象です。知ってはいたけれど業務では使ったことがない技術についても実践することができたので、新しく学べたことが多かったです。
学習は平日よりも、土日にまとめて時間をとって進めていました。提出が必要な課題が6つあったので苦労しましたが、最終的には全部提出することができたので良かったです。
–ありがとうございます。講座は3ヶ月の間に多くの課題をこなす内容になっていたので仕事と両立しながらやり遂げられて素晴らしいと思います。週に1回ある勉強会やチャットでの質問・相談なども活用いただいていましたが、そこでの体験はいかがでしたか?
勉強会で私は積極的に質問する方ではなかったのですが、他の受講生から出た質問が自分も理解できていないことだったりしたのでいい機会になりました。
参加したことで他の人が悩んでいるポイントを聞いて、自分も学びになることが多かったです。チャットで他の人が質問をする様子を見るのもいい刺激になりました。
一人で勉強をしていると疑問を持つ回数がどうしても少なくなるので、他の受講生と一緒に学ぶことのメリットを感じました。
現場では得られない実践経験
–取り組んでいただいた課題について感想を教えてください
デザイン性の高いWebサイトを制作する課題があって、特にそれがいい経験になったと思います。
これまで落ち着いたトーンのサイトしか作ったことがなかったので、アニメーションや画像の切り替えがあったり、デザインが凝っているサイトだと同じコーディングでも気を使う部分が変わると学ぶことができました。
私はコードを書くのが好きなので、どうすれば課題として渡されたデザインカンプが再現できるのか?を自分で試行錯誤しながら再現できたのが嬉しかったです。
今の現場では得られない経験を積むことができたと思います。
学んだ後はコードの見方が変わった
–講座を通じてどのようなことを学ぶことができたと思いますか?
講座では設計の大切さを改めて勉強することができました。
これまでは疑問を感じずに既存のコードに合わせて書いていたのですが、どう書けばよいかの基準を知ることができたので、仕事をしていて見える世界が変わったと思います。
今の現場ではCSSのコーディング規約があまりカチッと決まっていない状態でいろんな人が関わって開発をしていたので、自分がいま関わっているコードには、実は良くない書き方のものが存在していると気がつきました。
例えば、命名規則が統一されていないことに気がついて、すごく整理したくなったんです。量が多すぎてすぐに書き直すのは難しいですが、なんとかしたいという気持ちが大きくなりました。
読みやすいコードを書き、設計・命名規則を整えたい
–学んだことがどのように実務に活かせそうか教えてください。
今までは現場の外の当たり前を知らなかったので「そんなものかな」と受け止めていましたが、「もっとこうしたい」と思えるようになりましたね。
もし、自分が0からサイトを構築する機会があれば、設計や命名規則の部分を綺麗に整えてからサイトを構築したいと思うようになりました。
最初にちゃんと設計しておくことで後々の開発のしやすさが変わってくると理解できたので、これからの仕事に活かして行きたいと思います。
あとは、読みやすいコードを書く意識が高まりました。学習を終えた後に、自分が過去に書いたコードを見ると「読みづらいな…」と感じてしまったので、読みやすいコードをかけるように心がけて行きたいと思っています。
講座で学んだ内容を、もっと早く知りたかった
–受講したことで、目線をあげられているようで嬉しいです。改めて、フロントエンド開発スキルアップコースはどのような方にオススメしたいと思いますか。
フロントエンド開発スキルアップコースではWebサイト構築の基礎を学ぶことができたので、サイト制作に関わる若手のエンジニアにはぜひ受講してもらいたいです。
同じ内容を自分だけで勉強するのは大変ですし、一人では継続できないと思います。講師や他の受講生がいる環境で一緒に勉強することで、効率よくスキルアップできました。
講師である手塚先生の教え方もわかりやすかったですし、実務でありがちな落とし穴についても実践的に指導していただいて印象に残っています。
私としては、この講座で学んだ内容をもっと早く知りたかったです。
これまで実務では最適ではない書き方に慣れていて、それを基準にしてしまっていたので、早いうちに良いコードの書き方を学んでおきたかったですね。正しい書き方を知ってスキルアップしていけるのが理想だと思います。
-本日はありがとうございました。学んだ事を活かして、活躍できるよう応援しています。
■CodeCampNEXT フロントエンド開発スキルアップコース紹介ページ https://codecamp.jp/next/front-end-skills
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- CodeCampus編集部