- 更新日: 2017年05月22日
- 公開日: 2015年07月27日
進化するアプリ開発! ARを搭載したアイディアアプリ11選
スマートフォンをかざすとキャラクターが飛び出したり、有名絵画の説明が表示されたり…。近年は商品プロモーションや各種イベントでAR技術が使われることが多くなりました。
スマートフォンだけではなく、新しいウェアラブル端末やゲーム機の登場で、ますますARへの注目が高まっています。温めていたアプリのアイディアがARで実現できるとなればインパクト大。見る人がインスピレーションを得られる、アイディアアプリを集めました。
AR(拡張現実)とは
AR(Augmented Reality/拡張現実)は、現実世界をコンピュータにより拡張する技術(または拡張した環境そのもの)のことを指します。ゲーム機やタブレット、スマートフォンなどで活用されている技術です。
代表的なものは、スマートフォンのカメラで対象物をかざすと説明や動画が表示されるというもの。観光地で歴史的建造物の説明が表示されたり、遊園地でキャラクターがメッセージを送る映像が流れたり、一緒に写真を撮れる機能などが実現できます。
ARを活用したアプリ
ユニークな機能を搭載したアプリをご紹介します。いずれも無料です。
あのキャラクターと写真撮影「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン公式アプリ」
ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)の公式アプリです。施設情報や待ち時間といった情報の他、ARカメラという機能があります。USJ内に数か所ある対応エリアでアプリをかざすと、エルモやクッキーモンスターといったキャラクターや文字などのエフェクトが現れ、一緒に写真を撮ることができます。
花火の見え方がわかる「AR花火スコープ2015 花火大会ARアプリ」
スマートフォンのカメラで撮影した映像に花火大会の花火のCGを合成し、その場所で花火がどのように見えるかシミュレーションするアプリです。花火大会前に鑑賞ポイントを下調べしたり、写真撮影の際のベストアングルを探すことができます。
名刺から情報が飛び出す「Araddin」
名刺を使うアプリです。Araddin対応の名刺にカメラをかざすとAR情報が飛び出すというもの。ARをタップすると動画が再生したり、SNSや電話帳などへのリンクが表示されたりします。(アプリは無料、Araddin対応の名刺作成は有料)
部屋に家具を置ける「IKEAカタログアプリ」
大手家具販売IKEAの商品カタログのアプリです。商品説明やインテリアのヒントといったコンテンツの他、AR機能を使って、実際の部屋に商品の3Dモデルをレイアウトできる機能があります。IKEAの広い店内で豊富な商品をくまなくチェックするのは意外と重労働なので、事前に欲しい商品を探した上で部屋への設置イメージまでできる機能は便利です。
星座を教えてくれる「星座表」
スマートフォンを空にかざすだけで目の前に見えている星座について教えてくれるアプリです。地球の裏側にある星座を知りたければ地面にスマートフォンをかざせば良いというのもユニーク。キャンプや夜のお出かけなどで活躍しそうです。
時計を試着「Kentex公式モバイルアプリケーション」
日本発の腕時計ブランド 『Kentex』 の公式アプリです。ブランドコンセプトや製品の紹介の他、試着モードがあります。これはカメラ機能を用いて自分の腕と製品画像を合成し、まるで時計を試着したように見せてくれる機能。 ほとんどのモデルがバーチャル試着体験できるとのことです。
駐車場所を教えてくれる「どこCar」
大きなショッピングモールや遊園地などの広大な駐車場スペースで、自分の車をどこに停めたかわからなくなったときに活躍するアプリ。停車時にアプリで駐車位置を記憶させれば、車を探すときにはARを利用して矢印で車の駐車位置や距離を表示してくれます。対応のカーナビゲーションと連動させることも可能です。
この先の豪雨を映像で確認「アメミル」
強い雨が接近していることを知らせてくれるアプリ。強い雨雲の接近をプッシュ通知で知り、カメラを通してリアルな映像として確認できます。昨今増加しているゲリラ雷雨の対策に。
飛び出す医療分野の教科書「メディカAR」
メディカ出版が発行する看護基礎教育テキストに対し、スマートフォンやタブレット端末をかざすことで、3Dの画像、アニメーション、動画などを閲覧することができます。(アプリは無料、教科書は有料)
どこかで見たあの必殺技「AR EnergyBall」
カメラに映るものに対し、なんと必殺技を放つことができるアプリです。スマートフォンへタッチすることなく、アプリが利用者の"気"を感知し、光るエネルギーとなって手のひらから発射します!(…と公式サイトに説明があります)。かつての少年少女が憧れた、あの漫画やアニメのシーンを体験することができます。
玩具の鳴き声が聞ける「松本人志 世界の珍獣」
松本人志さんが考えた架空の珍獣を具現化した、AR対応カプセル玩具。無償汎用ARアプリ「Junaio(ジュナイオ)」を使ったスマートフォン向け「立体フィギュア認識ARアプリ」が採用されており、スマートフォンをかざすと鳴き声が再生されます。玩具業界初の取り組みであり、小さくて複雑な3D形状でも認識可能という点が画期的です。
まとめ
以上簡単にご紹介しました。これは使える!という閃きはありましたか?AR技術は現在もまだまだ進歩の途中。今後の動向に注目です。
※各画像は公式サイトより引用、またはアプリから得た画像を使用しています。
- この記事を書いた人
- murase miho