【2017年2月分】Apple CEOティム・クック氏の発言など10大ニュースを徹底まとめ


【2017年2月分】Apple CEOティム・クック氏の発言など10大ニュースを徹底まとめ

拡張現実(AR)を専門に扱っているニュースサイト、「GET AR」が記事として掲載したARニュース関連その他をまとめてランキング形式にして発表します。本公表は、2017年2月1日~28日までに公開した記事のアクセスを集計したものです。

「GET AR」はARに関するニュースやイベント情報、海外記事の紹介や体験レポートを配信。サイトの隅々までご覧いただけますと幸いです。

目次
  1. 1位:ARで作業支援
  2. 2位:ティム・クック氏の発言
  3. 3位:「BT-300」のアップデート
  4. 4位:BT-300対応アプリ「SENRI」
  5. 5位:第三回ウェアラブルEXPO まとめ
  6. 6位:Google Tango Hole
  7. 7位:透過率80%の透明ディスプレイ
  8. 8位:マジックリープ社のARプロトタイプ
  9. 9位:アップル社のARスマートグラスの発表時期
  10. 10位:「HADO」体験施設が横浜にオープン
  11. まとめ

1位:ARで作業支援

株式会社日立ソリューションズのARスマートグラス EPSON MOVERIO(モベリオ)「BT-300」を使った作業支援、「フィールド業務情報共有システム」を体験レポートした記事です。

熟練者からの動画・画像・音声によるダイレクトな指示により、高度な作業も確実に遂行できます。さらに、作業シーンを映像で記録し、教育コンテンツとして作業の事前確認も可能です。さらにPC側で操作する豊富なツールがあり、支援者と作業員ともにコンタクトがとりやすくなっています。

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2位:ティム・クック氏の発言

アップル社のCEO、ティム・クック氏が英国オンライン新聞「independent(インデペンデント)」紙で、VRではなくARが世界を変える可能性があるとコメントしているニュースです。

「ARはスマートフォンと同じくらい巨大な市場になります。ARは人々の生活の質を向上させ、楽しませることができる技術と考えると、とてもワクワクします」と、同氏は話しています。

ティム・クック氏はARが大好きですね。

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3位:「BT-300」のアップデート

ARスマートグラス、EPSON MOVERIO「BT-300」の、システムアップデートを配信した記事。

このアップデートにより、「BT-300」のスリープ復帰時のホームキーの操作(十字・バック・ホーム・履歴キー)が、改善されました。

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4位:BT-300対応アプリ「SENRI」

@PekoPoko365」氏がMOVERIO Apps Marketにて、エプソン社開発のスマートグラス「BT-300」対応アプリの「SENRI(センリ)」を公開しました。

本アプリは「BT-300」のビルド・イン・カメラを使用し、視界を拡大・縮小します。同氏は、「将来的にハードウェアが改良され、スマートグラスが視覚障がい者のための視覚補助具として使えるようになると嬉しいです」と、コメントを寄せています。

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5位:第三回ウェアラブルEXPO まとめ

  • エプソン社の商用利用が可能なモデル、EPSON MOVERIO「BT-350
  • 日立ソリューションズ社の遠隔支援、「フィールド業務情報共有システム」
  • 株式会社ボストンクラブのメガネとデバイスを繋げる、独自のスライド着脱機構「neoplug(ネオプラグ)」
  • 株式会社メガネスーパーの、視力の矯正が可能なメガネ型ウェアラブル端末、「b.g.(ビージー)」
  • 国際航業株式会社の屋内外をユーザーが意識することなく測位できる、「Genavis(ジェナビス)測位モジュール

について、まとめてあります。

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6位:Google Tango Hole

電気通信大学院に通っている「@キンメモドキ」氏が、Google Tango対応スマホ「Phab 2 Pro(ファブツープロ)」で開発したデモアプリ、「Google Tango Hole(グーグルタンゴホール)」の掲載記事です。

Tango対応のスマホのカメラ機能を使って、デバイス画面上を介した現実世界に穴が空いているように見せています。色々なコンテンツの展開が考えられますね。

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7位:透過率80%の透明ディスプレイ

株式会社ジャパンディスプレイが、4.0インチ透明ディスプレイの透過率を80%に達成したというニュースです。

透過率80%の透明ディスプレイは鮮明で見やすく、透明度と機能性を実現。用途としては、自動車のヘッドアップディスプレイ、ARなどが挙げられています。

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8位:マジックリープ社のARプロトタイプ

ビジネスや技術ニュース専門のWEBサイト「BUSINESS INSIDER(ビジネスインサイダー)」が、マジックリープ社のARプロトタイプ「PEQ0」の、写真を掲載したという抄訳記事です。

マジックリープ社はグーグル社から推定14億ドル以上もの巨額の資金調達を行っています。筆者はてっきり小型のメガネ型デバイスを開発していると思いましたが、プロトタイプの「PEQ0」を見たときに驚きました。

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9位:アップル社のARスマートグラスの発表時期

元マイクロソフトの投資戦略専門家であるロバート・スコーブル氏が、ライブやオンデマンド技術ショーのインターネット放送局の1つである「TWiT(ツイット)」にて、アップル社がARスマートグラスをローンチすると公表しました。

同氏は、アップル社が2017年夏にARスマートグラスを発表すると予測しましたが、2018年にまで延びる可能性を推測しています。

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10位:「HADO」体験施設が横浜にオープン

ARテクノスポーツ「HADO(ハドー)」を展開するmeleap(メリープ)社が、横浜市のアミューズメントセンター、ソプラティコ横浜関内にて「HADO」の対人戦と、リアルモンスターバトルが体験できることをニュースにしました。

「HADO」は月に1回の体験会を、東京都港区六本木にあるポニーキャニオンの1階で行っています。

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まとめ

以上、「GET AR」が記事として掲載した、2017年2月のARニュース関連その他まとめの発表でした。

最も印象に残ったのは第1位のARで作業支援する「フィールド業務情報共有システム」と、第4位に輝いたBT-300対応アプリ、「SENRI」の記事です。どちらも共通していえるのが、人を「支援」します。とくに「SENRI」アプリはデバイスが改善されれば、スマートグラスが視野障がい者のための視覚補助器具として使用できる可能性を秘めています。今後このような「支援」アプリやデバイスが増えて普及すれば、障がい者を支援できるかもしれませんね。

記事寄稿:GETAR

記事URL:【2017年2月】ARニュース他まとめ #2 作業支援、Google Tango Hole、BT-300対応アプリなど


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