- 更新日: 2017年06月22日
- 公開日: 2016年02月18日
WordPress入門者必見!ゼロからはじめるWordPress入門講座
2003年にWordPress がリリースされてから10年以上経ちますが、その人気は衰えることなく現代ではWebサイト及びWebアプリケーションの開発を支える重要なソフトウェアとなっています。
そこで今回は、世界的にも認知度の高い WordPress についてまとめてみたいと思います。
《初心者必見》WordPress 入門のまとめ
WordPress とは
WordPressは、美しい web サイトや web アプリケーション、ブログを無料で制作することのできる web上のソフトウェアになります。 高機能なソフトウェアにも関わらず無料かつ GPL ライセンス(編集や再配布可)でプライベートからビジネス・シーンまで幅広く使われています。
2017年6月現在、地球上のWebサイトの約 26% が WordPress をベースに作成されており、コンテンツ・マネジメント方式の web サイト・シェアにおいては 59% が WordPress で管理されています。
WordPress の使用言語は PHP になり、たくさんの機能を備えた web サイトになったとしても読み込み速度が遅くなりにくい特徴があります。
また WordPress の特徴としては、使いやすい管理画面や記述しやすい投稿画面、豊富な無料テンプレートやプラグイン、充実のコミュニティー環境など初心者からプロまで愛用できるソフトウェアとなっています。web開発初心者でも簡単にレスポンシブ・デザインのサイトを作れる点も特徴的です。
**WordPress.org と WordPress.com の違い
Google で ワードプレス と検索すると WordPress.org と WordPress.com が表示されると思います。どちらも同じ WordPress の印象を受けますが、WordPress.org は本投稿で紹介するカスタマイズ可能な WordPress、WordPress.com は WordPress を使った無料ブログ投稿サイトになります。.com の方は、サーバー設定が不要な反面、CSS や PHP の編集などができず、自由度の低い web 開発となります(詳細)。
WordPressで身近にある例
ブログ
当Code部も WordPress にてブログ運営しております。
コーポレートサイト
photo:THE WALT DISNEY COMPANY
他にもたくさんの企業で WordPress は採用されています(一覧)。
ネット通販サイト
photo:HARVEY NICHOLS
ネット通販専門店をはじめ、実店舗兼ネット通販というスタイルでも WordPress は利用されています。
Webアプリケーション
photo:Chicago Weather Center
お天気やボランティア団体のweb アプリケーション としても WordPress は利用されています。また WordPress のユーザー・フォーラムも BudyPress や bbPress などのプラグインを使って SNS系 web アプリケーションとして活用されています。
WordPressのメリット・デメリット
メリット
- Webサイトの管理・更新が簡単
- 画像ファイルのアップロードが速い
- SEOに適したフレームワーク
- 豊富な無料テンプレートと無料プラグイン
- レスポンシブ・デザインも簡単に採用できる
- スマホからも投稿・管理できる
- 自由度の高いweb広告設定が可能(Googleアドセンスなど)
- 複数人から投稿可能(権限付与した場合)
- マルチサイト生成後の扱いやすい管理ボード
- WordPress を仕事として生業にすることができる
など
デメリット
- サーバー&ドメインの維持コスト
- 定期的にくるプログラムの更新
- 平凡になりがちなテンプレート群
- PHPファイルの編集ミスによる白紙化
- セキュリティー・リスク
など
WordPressの始め方
必要なもの
- レンタルサーバー
- ドメイン
- メールアドレス
レンタルサーバー
WordPress の利用が一般的となった今日では、簡単に WordPress をサーバーにインストールできるところが多く存在します。 レンタルサーバーを選ぶコツとしては、価格以外にもマルチドメインや MySQL(データベース)の利用可能数、サーバーの処理速度やメモリ容量などが挙げられます。また一部のレンタルサーバーでは WordPress に対応していない、もしくはプランによっては対応できないものもありますので、契約前に注意が必要です。
レンタルサーバーにかかる費用/月額 250 円~ 1,000円程度
【初心者必見】WordPressで役立つレンタルサーバー9選《徹底比較》
ドメイン
WordPressのセットアップを行うにはドメインが必要となります。 契約するレンタルサーバーと同じ会社でドメイン取得すると管理・設定が簡単になります。 ドメイン取得のポイントはコスト以外に、DNSサーバー名*の変更設定やレジストラ移管(ドメイン名義の取得*)の可否など、あった方がいい機能がいくつかあります。
ドメイン取得&維持にかかる費用/年間 1,020 円~ 9,800 円程度
必要なものはこれだけ!WordPressでブログを開設しよう!
メールアドレス
WordPressをセットアップする時にメールアドレスが必要となります。
WordPressのプラグインについて
現在WordPress用に42,000以上のプラグインが公開されて、延べ11億回以上プラグイン・ダウンロードが実行されています。
無料・有料、英語・日本語などプラグインによって事情は違いますが、欲しかった機能が一瞬にして手に入る WordPress プラグインは最高のツールと思います。
アクセス解析からダッシュボードの利便性向上、セキュリティー対策に SNSとの連携、カレンダー・ツールに決済 app など思いつく限りの機能はプラグインからピックアップできるのではないでしょうか?
参考/Code部で紹介しているプラグイン達
参考になる無料アクセス解析ツール
WordPressでは、Googleアナリティクスとの連携以外にも独自開発された解析ツールが多数公開されています。
All in one SEO
Googleアナリティクスのアクセス解析をサポートする以外に、SEO上必要となるキーワード設定やサイトマップの作製などを手伝ってくれます。
JetPack
Googleアナリティクスの設定がなくてもWordPressの管理画面上でアクセス解析を実行できるプラグインになります。
Ptengine
一般的なアクセス解析に加えて、ユーザーがサイト上で何をしているかチェックできるヒートマップ機能も備えているプラグインになります。
参考になるWordPress入門サイト
WordPress Codex
WordPressの公式マニュアルになります。いわゆるWordPressの取扱説明書になります。
Code部
ご視聴頂いておりますCode部でも、WordPress関連の情報を多数取り扱っています。
☛ WordPress に関する投稿一覧
WordPress 超初心者講座
一度はWordPressの設定に挫折した方の体験を元に分かりやすく解説されているサイトになります。
ドットインストール
ローカル環境でWordPress を設定する様子を動画で紹介してくれています。
参考になる WordPress 関係の書籍
Web担当者のためのWordPressがわかる本 あらゆるビジネスサイトで使える企画・設計・制作・運用のノウハウ
web担当者をはじめ、WordPressサイトの作成を依頼する発注者も役立つ本となっています。WordPressのバージョンは4.2をベースに解説されています。
☛ amazon ¥2,570
いちばんやさしいWordPressの教本第2版 人気講師が教える本格Webサイトの作り方
大手書籍チェーンで売り上げNo.1を記録したWordPress入門書の第2版になります。☛ amazon ¥1,706
WordPress仕事の現場でサッと使える!デザイン教科書(Webデザイナー養成講座)
Amazon webデザインのカテゴリーでベストセラー1位に輝いてる書籍になります。 ☛ amazon ¥3,002
\一流デザイナーのスキルが身に付く/
まとめ
いかがでしたでしょうか?少しのお金と時間があればWordPressを利用しない手はないと思います。またWordPressをスタートするにあたって、HTMLにCSS、PHPがわからなくても大丈夫です、インストールから画面設定、投稿に至るまでプログラミング知識がなくても運用することができます。でも他のサイトとは違うオリジナリティを出そうと思うと、やはりHTMLにCSS、PHP、MySQLの知識が必要となってきます。その時はCodeCampのオンラインレッスンをご検討下さい!
最近ではWordPressをアプリにコンバートできるサービスApp Presser なども展開されてきていますので、ますます WordPress を利用する価値は上がってきていると思います。
- この記事を書いた人
- オシママサラ