- 更新日: 2021年03月10日
- 公開日: 2020年09月21日
Webデザインの独学におすすめのオンラインツール【2021年版】
Webデザイナーになりたい!と決心したものの、いろんな情報があふれすぎていて何から手をつけていいかわからない。
いざ独学で勉強を始めたものの、その方法があっているのかわからない…
そんな方も多いのではないでしょうか。
実はWebデザイナーの仕事範囲はとても広く、いろいろなスキルを身につける必要があります。
しかし、初心者のうちからすべてを身につけようとする必要はありません!
この記事では
- Webデザインを学ぶ上で必要なスキルと流れ
- 実際に学べるオンラインツール
をご紹介していきたいと思います。
ぜひ、自分のゴールに向けての道筋を見直してみてください。
Webデザイナーになるために必要なスキル
一人前のWebデザイナーとして業務に必要なスキルは多岐に渡ります。
しかし、最初に身につける必要のあるのは以下の3つになります。
- コーディングスキル
- デザインツールのスキル(基本的な使い方)
- デザインの知識・スキル
最低限この3つを身につければ、それがWebデザイナーとしてのスタート地点です。
基本的なスキルのクオリティをしっかりと上げられていれば、それだけでも実務で役に立つのできちんと学びたいポイントになります。
デザインツールはAdobe Photoshopをまず使えるようになりましょう。
無料ツールなど優秀なデザインツールもあるのですが、現在Webデザインの業界ではPhotoshopが主流。
活躍できる場を狭めないためにも、まずは主流のツールから学ぶことをお勧めしています。
そして他のスキルを1つずつ身につけて幅を広げ、デザイナーとしてステップアップをしていきましょう。
学んでいきたい専門知識はたくさんありますが、その中でもおすすめしたいスキルはこちら。
- Adobe XD(ワイヤーフレーム制作)
- WordPressカスタマイズ
- JavaScript
- マーケティング
- GitとGitHub
- FTPやサーバー周り
- illustrator
- SEO
どれもWebデザイナーの実務として必要になる場面の多いスキルばかりです。
この他にも多くのスキルや専門知識が必要になる可能性があります。 隙間時間を有効に使って、常に情報収集をする習慣をつけましょう。
Webデザインの学び方の効率いい流れ
学ぶべきスキルを整理できたところで、続いては流れについてです。
Webデザインの勉強は、流れに沿って進めることが重要になります。
流れを気にせずに進めてしまうと、まだ必要ないものを先に着手してしまったりと効率が悪くなるんです。
おすすめの流れは
- 1.コーディング(HTMLとCSS)を学ぶ
- 2.Photoshopを学ぶ
- 3.デザインについて学ぶ
- 4.実際にWebサイトを制作してみる
となります。
デザインルーツよりも先にコーディングをおすすめするのには理由がちゃんとあります。
コーディングとは、デザインをWebブラウザ(safari・Chrome・Internet Explorerなど)で実際に見られる形にするものです。
例えばスマホで見たとき、見やすく読みやすいデザインになっているのか?という点を想像するためにもデザイナーに必須のスキル。
しっかりと身につけていきましょう。
Webデザインのオンライン学習ツール無料から有料までおすすめ4選
それでは、オンラインで手軽に利用できるおすすめのツールを4つご紹介します。
1.ドットインストール
超初心者でも安心!3分動画でマスターできるプログラミング学習サービス
➡️ ドットインストール
ドットインストールは、HTMLやCSSなどを実際にコーディングしながらわかりやすく解説してくれるプログラミング学習動画の配信サイト。
エディタをインストールする解説項目もあり、超初心者からでも安心して始められます。
プロが説明をしながらコーディングしていく流れを実際に見られるため、とても効率的。
ソースコードも確認しながら、HTMLやcssの基本的な仕組みが理解できます。
また、「よく見るUI」としてデザイナーも身につけておくと便利なjQueryの簡単なメニューもあるのでぜひチェックしてみてください。
1つの動画は3分と手ごろな長さなので、頭を整理しながら進められますね。
動画の文字起こし機能もついているため、何と言ったのかわからない!ということにはなりません。
各種専門知識なども豊富なメニューがあります。
興味を持った技術の入門編を体験してみるのもおすすめです!
◇*料金 *
プレミアムプラン:月額1,080円(税込)
◇*エディタ *
自分でパソコンにダウンロードして使用する
◇*質問機能 *
1ヶ月につき5回まで、レッスンの内容で分からなかったところを質問できる。
2.Progate
ブラウザ上でプログラミングを学べるオンライン学習ツール
➡️ Progate
Progateはブラウザ上で実際にコードを書きながら学べ、自分のパソコンにエディタをインストールして…という手間が不要。
パソコンでもスマホでも手軽に始められます。
解説が終わったら、ブラウザ上で自分のコードを書いて結果をすぐに確認。
そして自分のコードのどこが間違っているのかも教えてくれるため、「どこがおかしいのかわからない…」という心配なく効率よく学べます。
自分で手を動かしてその場で添削ができるため、とても知識が身につきやすいサービスです。
各種専門技術もコースが豊富に揃っているため、スキルアップにも活用したいですね。
おすすめしたいコーディングの学び方は
ドットインストールでコーディングの基礎を身につける →ProgateでHTML & CSS のカテゴリを初級からFlexbox編まで繰り返し学ぶ
という流れです。
これでコーディングの基礎は身につけられるでしょう。 ぜひ繰り返し利用してください!
◇料金
プレミアムプラン:980円(税別)
◇エディタ
ブラウザ上のエディタを利用するため、自分でダウンロードの必要なし
◇スマホアプリ
スマホやタブレットでも使いやすく、ゲーム感覚で学べます。 隙間時間の有効利用にとても便利。
3.Udemy
幅広いジャンルの講座が揃ったオンライン動画サービス
➡️ Udemy
Udemyは講師が動画を投稿し、ユーザーがその中で学習したい動画を選んで購入するサービスです。
We業界だけではなく写真・音楽など幅広い分野のカテゴリーがあります。
プログラミング、Webデザイン、Webマーケティングのコースも充実。
講座によって数時間〜数十時間、価格も1,200円~24,000円と幅広く、講座内容の質も大きく変わってきます。
レビューやサンプル動画を参考にして検討してみてください。
もちろん購入した動画は無制限で見られるので、繰り返し復習ができるのも嬉しいポイントですね。
UdemyではPhotoshopの基本的な使い方やXDなどAdobeのデザインツールの使い方を基礎から学ぶ講座も多くあります。
ドットインストールやProgateでコーディングを学んでから、Udemyでデザインツールの使い方を学ぶとより効率的に身に付くでしょう。
◇料金
動画により 定期的にセールが開催されるので要チェック。
◇返金保証
購入した講座に30日間の返金保証が付いているので安心して試せる。
4.chot.design
無料でデザインの基礎からツールの使い方まで幅広く学べる
➡️ chot.design
chot.designでは、デザインの基本的な考え方やフォントの概論など「デザインそのものについて」から学べるサービスです。
各講座をブログ記事のように5〜10分で読み終わるボリュームで構成されています。
Webディレクターの基礎知識、WordPressの超入門編やランディングページ制作テクニックなどの実践的な内容もあるため、読み込みたい情報がたくさん詰まっています。
なんといってもすべて無料で利用できるのが最大のポイント。
講座内容はWebディレクターやフロントエンドエンジニア、WebデザイナーやUI/UXデザイナーなど現役のプロが執筆しているので、実践的な情報を得られます。
ぜひchot.designを活用して、隙間時間で学習を積み重ねてください。
◇料金
無料
◇Q&Aフォーラム
疑問点にプロが丁寧に回答。 講座内容から実践的な働き方まで広く質問できます。
\一流デザイナーのスキルが身に付く/
効率的に進めたい人はスクールがおすすめ
独学でWebデザインを学ぶ方法としてご紹介してきましたが、効率的に身につけて早くWebデザイナーになりたい!という人には、やはりスクールがおすすめです。
独学の場合、勉強方法から教材、勉強時間の捻出まで、すべて自分でマネージメントする必要があります。
そのため甘えが出てしまったり、学習でつまずくとそこから抜け出せずに学ぶ意欲が低下してしまったりするケースが多いのです。
独学では得られない、スクールで学ぶメリットはたくさんあります。
- 明確なゴールが決まっている
- 勉強する順番が効率的
- わからないところはすぐ聞ける
- 実践的なスキルを学べる
- 就職サポートがある
就職サポートがある点は独学にはない最大のメリットですよね。
中にはインターン紹介をしてもらえるスクールもあります。
どのスクールがいいのかは、人によって違うものです。
費用も数万円から数十万円まで、スクールとその内容によって大きな開きがあります。
自分の目標・予算・状況などを考慮し、無料相談や体験レッスンを活用して自分に合ったスクールを見つけてください!
スクールに通っていても、独学は必要
技術の進歩や移り変わりが激しいのがWeb業界。
常にアンテナを張って情報に触れることで、自分が学ぶべきものがみえてくるようになります。
スクールに通えばOK!ではなく、足りない部分を自分で学び続ける必要があります。
この記事でご紹介したツールなどもうまく活用して、学びを続けてください。
- この記事を書いた人
- 今村真理子