PHPに関連する資格の種類|合格基準や試験対策、申し込みの方法


PHPに関連する資格の種類|合格基準や試験対策、申し込みの方法

プログラミング初心者から人気のPHPには、資格があるはご存知でしょうか。 合格すれば技術力を客観的に証明できるので、エンジニア転職・就職する際に企業へのアピールポイントを増やせるメリットがあります。 またこれからPHPの学習を考えている人であっても、学習の1つの区切りとして資格という目標があるとモチベーションの維持にも役立ちます。

このページではPHPの資格の種類や試験概要に触れていきつつ、実際に試験を受けるために必要な申し込み方法や試験対策などもご紹介していきます。

目次
  1. PHPの資格であるPHP技術者認定試験の種類
  2. PHP7技術者認定初級試験・PHP5技術者認定初級試験
  3. PHP5技術者認定上級・準上級試験
  4. PHP5技術者認定ウィザード
  5. PHP技術者認定試験を受験する前に知っておきたいこと
  6. 試験会場・試験日
  7. 試験形式
  8. 受験の流れ
  9. PHP技術者認定試験の勉強方法
  10. 書籍を活用する
  11. PHPのコードを記述する
  12. PHPの資格を取って、キャリアアップにつなげよう

PHPの資格であるPHP技術者認定試験の種類

PHP技術者認定試験の資格の種類は、国家試験のように1つだけではありません。 まずはどんな種類があるのか、ざっと見ていきましょう。

試験は難易度別に「初級」「上級・準上級」「ウィザード(最上位)」の3つに分かれており、PHPスキルを正しく評価してもらえます。

難易度ごとに他の情報系の資格試験と比べてみると、

PHP技術者認定試験 ITSS※の認定レベル 同じレベルの情報系試験
初級 エントリレベル(レベル1) ITパスポート試験、ORACLE MASTER Bronze など
準上級 エントリレベル(レベル2) 基本情報技術者試験、ORACLE MASTER Silver など
上級 ミドルレベル(レベル3) 応用情報技術者試験、ORACLE MASTER Gold など

ちなみにウィザード(最上位)の難易度は計り知れず、応募資格もあることから比較対象からは外しています。

また試験レベルが上がるに連れて範囲も広くなり、より実践的な内容を問われます。 そのためPHPの経験が浅い人は、まず初級合格を目指していきましょう。

ここからはそれぞれの試験概要について、もう少し詳しくご紹介していきます。

PHP7技術者認定初級試験・PHP5技術者認定初級試験

PHP7技術者認定初級試験・PHP5技術者認定初級試験は、学生やWebデザイナー、新人プログラマーとして1〜2年目を想定しているレベルです。

初級なので受験者の合格率も70%程度と高いですが、出題レベルを考えるとプログラミングスクールを卒業したての方や実務未経験者には少し難しく感じる内容となっています。

内容 試験時間 問題数 合格ライン(正答率)
PHPの基礎知識 1時間 40問(選択式) 70%(28問以上)

また選択式の試験とはいえ1時間で40問となると、単純計算で1問を1.5分のペースで解く必要があります。
1問にかけられる時間は短いため、正確さだけでなく回答スピードも求められます。

初級試験に関してはPHPバージョン(5と7)ごとに試験が実施されており、出題内容も若干ですが異なるので下記の公式ホームページからチェックしてみてください。

参考:https://www.phpexam.jp/summary/novice7/

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PHP5技術者認定上級・準上級試験

PHP5技術者認定上級・準上級試験では、実務経験3年以上を想定した問題が出題されます。
しかも上級になると試験レベルは一気に上がり、受験者の合格率は10%程度になるので難関資格と言えるでしょう。

内容 試験時間 問題数 合格ライン(正答率)
PHPの言語仕様から実践多岐なプログラミングテクニックまでの知識 2時間 60問(選択式) 上級:70%(42問以上)/準上級:50%

実務でも滅多に使用しない知識が問われることもあるだけに、上級合格を目指すなら現役プログラマーであっても一定のスキルアップが求められるでしょう。

PHP5技術者認定ウィザード

PHP技術者試験の最高峰とされるのが、PHP5技術者認定ウィザードです。 誰でも受けられる試験ではなく、「上級試験で正解率90%以上」の人だけが受験資格を得られる狭き門となっています。

内容 試験時間 問題数 合格ライン(正答率)
PHP認定ウィザードに関する所信表明、PHPが好きなところ、将来の夢・展望、PHPコミュニティ活動や、勉強法など - 論文形式(500文字以上) 承認制

また提出した論文は、担当者の審査によって合否が決まります。 ゆえに合格ラインが明確でないことも、難易度を高める結果に。

過去に応募された論文についてはPHP技術者認定機構はWeb上で公開されていますが、合格したのは2015年に2名のみです。 しかも試験形式は旧方式となっているので、興味のある方は参考程度にチェックしてみてください。

PHP技術者認定試験を受験する前に知っておきたいこと

ここからは申し込み方法や試験の日程、流れ、受験料など、PHP技術者認定試験を受ける前に知っておきたいことをまとめていきます。 PHP技術者認定試験は、1年中実施されています。 そのため何度でも挑戦できますが、1つだけルールがあります。

"同一科目の3回目以降の受験は、前回の試験日から7日間(168時間)は受験できない。"

このルールを無視してしまうと、受験資格を永久に失うこともあるので注意してください。

その他に知っておきたいことは項目ごとに分けてご紹介しているので、1つずつ確認してみてください。

試験会場・試験日

試験会場は47都道府県・233カ所(2021年時点)にある、テストセンターもしくはPC教室となっています。 試験会場の数も多いので、最寄りの会場から選んでみてください。

また試験会場によっては、試験日を土日のみとしているところもあります。 受験時間についても会場によって異なるので、希望するテストセンターやPC教室の試験可能日時はしっかり確認するようにしましょう。

試験形式

試験形式は、CBT方式(ウィザードを除く)での受験なっています。 CBTとは"Computer Based Testing"の頭文字を取ったもので、会場のパソコンを使ってモニターに表示される問題をマウスやキーボードを操作して回答していきます。

試験は選択問題になるのでコードを書くことはありませんが、慣れない試験形式に戸惑わないようにしておきましょう。

受験の流れ

受験までの流れを簡単にご紹介しておくと、

  1. PHP技術者認定機構の公式ホームページにアクセス ↓
  2. 試験申し込みページ ↓
  3. 試験会場を探して、希望会場に直接申し込み ↓
  4. Odysseyに登録 ↓
  5. 試験日当日 ↓
  6. 合格者には4〜6週間以内に合格書を郵送

試験を受けるためには申し込みだけでなく、Odysseyへの登録が必要になります。 登録がないと試験を受けられないので、試験申し込みと同時に登録(無料)を済ませておきましょう。 ちなみに一度登録すれば繰り返し利用できるので、既に登録がある人は再登録は不要となっています。

また受験日当日は、①Odyssey IDとパスワード・②受験票・③写真付きの身分証明書の3つを持参する必要があります。 ただ受験会場によっては受験票を発行していないこともあるので、その場合には①と③だけ持参すれば問題ありません。

●受験料 それぞれの受験料は、次の通りです。

  • PHP7技術者認定初級試験・PHP5技術者認定初級試験
    ⇨ 13,200円(税込)

  • PHP5技術者認定上級・準上級試験
    ⇨ 16,500円(税込)

  • PHP5技術者認定ウィザード
    ⇨ 無料

ちなみに日本の学校法人の生徒と先生であれば、試験当日に学生証や教員証を提示すれば受験料が50%オフになります。
小学校、中学校、高校(専門含む)、大学(短期・院を含む)、専修学校、PHP技術者認定機構の認定スクールが対象となるので、対象に含まれている方は学生証や教員証は忘れずに持参しましょう。

PHP技術者認定試験の勉強方法

PHP技術者認定試験の難易度や受験までの流れは一通りご紹介したので、ここからは合格するための試験対策についてです。 いくつかの勉強方法をご紹介していくので、参考にしてみてください。

試験対策としては、書籍を使ったり、実際にコードを書いて理解を深めていくのが一番です。

はじめに独学での勉強時間目安をご紹介しておきます。

  • PHP7技術者認定初級試験・PHP5技術者認定初級試験
    ⇨ 10時間程度(実務経験2年を想定)

  • PHP5技術者認定上級・準上級試験
    ⇨ 50時間程度(実務経験5年を想定)

もちろんこの目安はスキルレベルによっても変わってくるので、自身の実力を見極めつつ学習時間を確保してみてください。

書籍を活用する

ありがたいことに、PHPの試験は出題範囲ごとに問題数が決められています。 そのため範囲に沿って書籍を活用すれば、効率よく試験対策を行うことができます。

ここで認定教材としてオススメされている参考書や問題集をいくつかご紹介しておくと、

主教材

  • はじめてのPHP5(出版社:オライリージャパン)
  • プログラミングPHP(出版社:オライリージャパン)

認定対策本

  • PHP公式資格教科書 PHP5技術者認定初級試験合格教本(出版社:技術評論社)
  • 徹底攻略PHP7技術者認定[初級]試験問題集(出版社:インプレス)
  • 徹底攻略PHP7技術者認定[上級]試験問題集(出版社:インプレス)

この中でも特に手に取りたいのが試験問題集です。
模擬問題形式になっているため試験のイメージをつかみやすく、実践的なテスト対策にはピッタリの内容となっています。

またスキルアップするための主教材は、なにより読みやすさが大切です。
そのため紹介した書籍を必ず選ぶ必要はなく、書店やネットショッピングの口コミを参考に自分にあったものを購入してみてください。

PHPのコードを記述する

試験自体は選択式ですが、実務でも使うことが稀な問題が出題されることもあります。 そのため実際にコードを書いて理解を深めておくと、合格ラインに手が届きやすくなるはずです。

またインターネット上には初心者から上級者までが使える、PHPの情報が集約されているサイトがいくつもあります。 学習時の不明点などはWeb情報も活用し、不安を残さない万全の体制で試験に臨むようにしましょう。

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PHPの資格を取って、キャリアアップにつなげよう

サーバーサイドのプログラミング言語として、今なおWebサイトやアプリに採用されるPHP。
学習コストも低く、求人数やフリーランスの案件数も豊富なのが魅力です。

しかし裏を返せば、ライバルが多いことを意味します。
自身と似たような境遇の方もいるだけに、ほんの少しの差が今後のキャリアに響いてくることも。
そのためPHPエンジニアで活躍することを考えているならば、PHP技術者認定試験は取っておいて損することはないでしょう。

PHP需要は今後もなくならない言われているだけに、この機会に挑戦してみてください。

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AKI
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