これからプログラミングを始める人がやってはいけない5つの勉強法


これからプログラミングを始める人がやってはいけない5つの勉強法

プログラミングを始めたばかりの初心者のかただと、「いまやっている勉強法は正しいんだろうか…?」と不安になったりもしますよね。正しい方法で学習できているのであれば、なにも問題はありません。しかし、もしその学習法が「やってはいけない」方法だったとしたら、今すぐに正しい方法に切り替えるべきです。

そこで今回は、プログラミングを学ぶときに絶対やってはいけない学習方法をまとめました。

目次
  1. プログラミングを学ぶときにやってはいけない5つの学習法
  2. 1.コードを書かずに学習する
  3. 2.プログラミング言語を全て暗記しようとする
  4. 3.いきなり難易度の高い言語から学習する
  5. 4.流行で学ぶ言語を決める
  6. 5.手始めに本を買って学習する
  7. まとめ

プログラミングを学ぶときにやってはいけない5つの学習法

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さっそく、ここからは「やってはいけない学習法」を5つご紹介します。

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1.コードを書かずに学習する

image 最初だからといって、「コードを書かずにながめているだけ」というかたはいないでしょうか?
いまや数多くのプログラミング書籍や学習サイトがありますが、見ているだけでは一切コードを書けるようにはならないと断言しておきます。

野球やサッカーにおいて解説本を読むだけでは上達しないのと同じく、本やサイトでプログラミング言語を読んでいても上達することはありません。よくわからない言葉や構文がたくさん出てくるとは思いますが、それでもとにかくコードを書くべきです。

そして、「自分の書いたコードでプログラムが動いた」という実感を早めに得ましょう。それがプログラミングを続けるためのモチベーションにもなりますよ。

2.プログラミング言語を全て暗記しようとする

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「プログラミング『言語』というくらいだから、英語と同じように全て暗記しないとダメだ!」と今あなたが思っているのであれば、それはやってはいけない学習法です。
プログラマのイメージとして、スラスラと高速でコード書いていると思っているかたもいらっしゃるでしょう。

しかし、現場のプログラマは実際のところ、検索しながらプログラミングをすることが多いです。
プログラミング学習のポイントは、一度学んだコードを全て自分の頭に入れておくことではなく、「いかに再現可能な技術を増やしていくか」ということ。

学習したことや身につけた技術は定期的にふり返りながら、新しい表現を学び、頭に入れること。「コードの丸暗記」という概念は捨てて、「できることを増やす」に切り替えましょう。

3.いきなり難易度の高い言語から学習する

研究や仕事など、なにか目的があって難しい言語を学ぶのであればよいかもしれませんが、基本的には難易度の高い言語からはじめるのはオススメしません。
たとえばJavaやC++などの学習コストのかかる言語に、初心者が目的もなく手をだすと、高確率で挫折します。

特に誰かから教えてもらうのではなく独学で学ぶ場合、プログラミングの基本概念を押さえたいのであれば、JavaScriptやPHP、Rubyなど手を出しやすい言語からやっていきましょう。

初心者が勉強しはじめるときは、まずプログラミング自体に慣れて、意図したとおりにプログラムを動かす経験を積むことが大事です。挫折しては元も子もないので、最初は目に見える成果が手軽に出せる言語を選んでいきたいものですね。

4.流行で学ぶ言語を決める

image ただ流行っている言語だからという理由だけで学習し始めるのは、初心者は避けたい勉強法のひとつです。
すでにプログラミングに慣れていて、キャリアもあるような方であれば、新しい技術を取り入れるために流行の言語を学ぶのもよいでしょう。

しかし、これからプログラミングを学ぶというかたは、初心者向けの言語を一般的な学習法で進めていくことをオススメします。
どの技術にもメリットとデメリットがあるにもかかわらず、新しく登場した技術というのは良い面ばかり取り上げられることが多いものです。

プログラミングを始めたてのかたであれば「最新ということは今までで一番よい言語なのでは?」と思ってしまうのも、ムリはありません。ただ、登場してから消えることなく残っている言語のほうが、プログラミングの世界になじんでいて、これからも消える可能性が少ないことは頭に入れておくべきでしょう。

5.手始めに本を買って学習する

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学校と同じように、まずは教科書的な本を買って学習をはじめようとしているかたもいらっしゃるのではないでしょうか。
確かに、体系的にまとめられている書籍は、プログラミングの学習において役に立ちます。

ただし「目的意識を持ちにくい」「(知識が少ないので)自分との関連性を見つけにくい」のも本の特徴です。つまるところ、本で学習しているとモチベーションが上がりにくいのです。

プログラミング学習に関わらずですが、まずは「続けること」が重要になります。そのため初心者のかたは動画サービスなどの、比較的ハードルが低い学習方法で言語自体の全体像をつかむのがオススメです。書籍はそのあとに使っても、全く遅くはありませんよ。

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まとめ

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プログラミング学習をはじめたい人がやってはいけない勉強法をまとめました。
知らず知らずのうちにやっていたというかたも、いるのではないでしょうか。これからプログラミングを独学で勉強していきたいかただと、自分の勉強法が正しいのかどうかも判断できないまま、学習に行き詰まるかもしれません。

初心者が勉強していくうえで大切なのは、「基本的なものを一般的な方法で勉強していく」ことですね。この記事がこれからプログラミングを学んでいきたいかたの参考になれば幸いです。

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黒田剛司
この記事を書いた人
黒田剛司
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