- 更新日: 2017年03月30日
- 公開日: 2016年01月20日
ゼロから始めるPhotoshop講座Vol.19 パスとシェイプ①
ゼロから始めるPhotoshop講座Vol.19 パスとシェイプ①
パスとシェイプ
[ペン]ツールや[シェイプ]ツール(シェイプを描画するツールの総称)を使って、パスやシェイプをつくることができます。
シェイプツール(シェイプを描画するツールの総称)
シェイプとは、長方形や楕円形のような図形のことで、塗りや線に色をつけることができます。それに対し、パスとは、図形の輪郭線のことを指します。つまり、シェイプの輪郭線は、パスでできているということになります。
パスで構成されるベクトル画像は、画像解像度に依存しないため、拡大してもエッジがシャープで滑らかです。Photoshopでは、主に扱うのはビットマップ画像ですが、部分的にベクトル画像も扱うことができます。
パスとシェイプの描画
①ツールパネルから[シェイプ]ツール(シェイプを描画するツールの総称)を選択します。ここでは、[カスタムシェイプ]ツールを選択します。
②オプションバーで設定します。
- [ツールモード]で[パス]を選択するとパス、[シェイプ]を選択するとシェイプを描画できます。
- [ツールモード]で[シェイプ]を選択した場合、塗りと線に色を割り当てることができます。
- パス・シェイプともに、[シェイプ]で形を選択できます。
Point 縦横比の固定
Shiftを押しながらドラッグすると、縦横比固定で描画できます。
③ドラッグして描画します。
- パスを描画した場合、[パス]パネルに[作業用パス]ができます。[パス]パネルは、パスを管理するパネルです。パスは、色がない輪郭線の情報です。パスを使って、選択範囲に変換、塗りつぶし、境界線を描画、ベクトルマスクの作成などの操作ができます。
- シェイプを描画した場合、[レイヤー]パネルに[シェイプ]レイヤーが、[パス]パネルに[シェイプパス]ができます。[レイヤー]パネルにできる[シェイプ]レイヤーは、色付きでシェイプを管理しているものです。サムネールをダブルクリックすると、色の変更ができます。[パス]パネルにできる[シェイプパス]は、色がない輪郭線の情報です。こちらは、パスを描画した時にできる作業用パスと同様の使い方ができます。
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- CodeCampus編集部