インターネットの仕組みと基礎用語をやさしく解説!


インターネットの仕組みと基礎用語をやさしく解説!

買い物や調べものをしたり、動画を見たりなど、生活において当たり前のように使っているインターネット。使うのが当たり前になっているからこそ、今さら「インターネットって何?」なんて親しい友だちや身近な人には聞きづらいのではないでしょうか?今回はそんなインターネットの仕組みについてまとめてみました。

目次
  1. インターネットの仕組みと基礎用語をやさしく解説!
  2. インターネットとは?
  3. IP(Internet Protocol)アドレスとは?
  4. ドメイン名とは?
  5. DNS(Domain Name System)とは?![](http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20071022/285150/zu01_02.jpg)
  6. まとめ

インターネットの仕組みと基礎用語をやさしく解説!

インターネットとは?

インターネットを英語で表記すると「internet」です。「inter」には「中間」「間」「相互」といった意味があります。つまりネットワークとネットワークをつなぐのがインターネットということですね。

インターネットにはWebサーバーやメールサーバーなどのサーバーとそれに対するアクセス元であるクライアントがあります。仕事ではなく普段の趣味や調べごとレベルでしかインターネットを使わない人からすると、サーバーの存在を意識する必要はありません。サーバーに対して何か要求を出すと適切な応答を返してくれるありがたい存在がサーバーです。

IP(Internet Protocol)アドレスとは?

インターネット上の住所でもあるのがIPアドレスです。サーバーからの応答が返ってくるためには必ず必要です。現実世界でイメージしてみるといいですね。例えば友だちに手紙を書いて、送った友だちが返事の手紙をくれようとしたとき、住所が分からなかったら返事を送りようがありません。IPアドレスは202.12.30.144のように数字とドットの羅列であり、現実世界の住所よりさらに覚えるのが難しいです。そこで次に出てくるドメイン名が役立ちます。

ドメイン名とは?

IPアドレスのような数字とドットの羅列は、それ自体に意味を感じづらいのもあり、覚えるのがとても大変ですね。そこでアルファベットなど意味が分かる文字でも表現したものがドメイン名です。インターネットにおける住所のようなものですね。GoogleのURL(http://www.google.co.jp)でいうとドメイン名はwww.google.co.jpです。Googleという検索サイトとドメイン名が直感的に結び付きやすいですね。

DNS(Domain Name System)とは?

人間にとっては覚えやすいドメイン名でもありますが、コンピュータにとっては実はそうではありません。コンピュータを構成する電気回路は電流が流れているか、流れていないか、の2つの状態しか識別できません。数字で言えば0か1です。コンピュータの世界では全てを0と1で表現しますので、IPアドレスも0と1で表現できます。202.12.30.144も2進数に変換すれば0と1だけで表現できるわけです。ドメイン名とIPアドレスとを相互変換するのがDNSの役割でもあります。また、ドメイン名からそれに対応するIPアドレスを割り出す一連の処理を「名前解決」と呼んでいます。このDNSがあるおかげで、便利なことがあります。ドメイン名がコンピュータの物理的な位置に依存しないという点ですね。例えば引っ越しによってサーバーであるコンピュータの場所が変わったとしてもIPアドレスが変わるのみで、ドメイン名は変更する必要がありません。

まとめ

今回、インターネットの基礎でもあるIPアドレスとドメイン名、そしてその2つを結びつけるDNSについてまとめてみました。インターネットの仕組み自体、人間が作ったものでもありますので、現実世界と似ている部分も多いですね。インターネットを理解するためには現実世界との対称性で理解するのが分かりやすそうです。インターネットに限らずですが、未知の世界と出会うときは知っている世界を使いながら理解していくのが大事です。

これからはスマートフォンやパソコンだけで使うのがインターネットではなく、他にも様々なモノ(家電や人)がインターネットに繋がっていく時代が到来します。必要最低限の仕組みについては理解しておくとよいですね。


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yoshida
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