- 更新日: 2017年03月21日
- 公開日: 2015年11月18日
これで一気に距離を縮めろ!アイスブレイクで使えるゲーム4選
”アイスブレイク”という言葉を聞いた事がありますか?近年耳にするようになったカタカナ語ですが、よくセミナーの序盤に場を和ませるためにやったりする「アレ」です。
普通の自己紹介だけでは緊張してしまいうまくコミュニケーションが取れない…という人もこのアイスブレイクを挟めば円滑にコミュニケーションが取れるようになるのでオススメ!今回はそんなアイスブレイクの概要とおすすめお役立ちアイスブレイク4選をご紹介させて頂きますね!
アイスブレイクとは?
アイスブレイクとは「堅い氷を壊す、溶かす」という意味から派生して、初対面同士のコミュニケーションを円滑にするための技術のことです。やり手の営業マンなどはトークにこのアイスブレイクをうまく織り交ぜているものですが、初対面同士だとどうしても緊張したり話すのが憚られたりしてうまくコミュニケーションが取れないものですよね。
アイスブレイクの有用性
初対面同士でも良い空気を作らなければ困る場合、例えば営業で成約をとりたいときやセミナーを成功させたいときがありますね、そのようなときに場の空気が堅いままだとうまくいく確率がダウンしてしまいます。そんな時に役立つのが、このアイスブレイク!具体的には以下のような効果があります。
効果1:場の緊張をほぐして和やかな雰囲気にする
アイスブレイク本来の目的である場の空気をほぐす効果、これによって和やかな空気が流れその場にいる人達の警戒心や敵対心がほぐれます。特に、セールスを行う際にはまずこの効果を狙ったアイスブレイクを仕込むもの。セールスを行う時、お客様はセールスマンを心理的に「敵」だと見なしますので、まずは場の緊張をほぐして”敵ではない”と暗に伝えるのです。
効果2:初対面同士でも気軽に話ができるようになる
場の空気がほぐれて「敵」ではない事がわかると、初対面同士でも「プライベートな事を話してもいいかな…?」という気持ちになります。プライベートな話ができる事で、より円滑なコミュニケーションが取れるようになること間違いなしです!
効果3:”ここに居てもいいんだ”という安心感を作る
最後は”安心感”です。これは特にコンバージョン(成約)を狙ったセミナーで目的とされるのですが、成約を得るには信頼関係を築く事が第一です。しかし初対面同士が集うセミナーでの信頼関係構築は難しいので、参加者全員を巻き込んで居心地の良い”場の空気”を作り出し、参加者に安心して貰います。そして安心感を持っていただき、信頼関係が出来た所でセールスを組み込んだコンテンツ展開をし、成約まで持っていくことができます。
お役立ちアイスブレイク4選
では実際にどんなアイスブレイクが世間で行われているのか、実例をご紹介してゆきますね!
後ろに倒れるのでキャッチしてください!
参加者は2人1組になって、じゃんけんで「倒れる側」と「キャッチする側」を決めます。(勝ち負けのいずれかが「倒れる側」になるかどうかも参加者同士でその場で決めて貰うようにすると、双方のコミュニケーションができて良いですね)
そして「倒れる側」は「キャッチする側」に背を向けて立ち、司会が手を叩くのを合図に「キャッチする側」に向かって倒れます。
「キャッチする側」はいい塩梅のところで、「倒れる側」を受け止めてあげます。終わったら、今度は「倒れる側」と「キャッチする側」を交代します。
このアイスブレイクの狙い
このアイスブレイクでは「初対面の人に背を預ける」事で、参加者に無防備な姿を晒して貰います。さらにそこから「後ろに倒れてキャッチして貰う」という、怖い体験をして貰うのです。そして倒れる側はキャッチする側を信頼して倒れるしかないので「初対面の相手を信頼せざるをえない状況」に…!つまり、手っ取り早く信頼関係を構築するアイスブレイクなのです。
これが終わると皆さん「怖かった!」と顔を赤らめて興奮される事が多く、緊張が一気にほぐれ初対面同士とは思えないような場の空気になりますよ!
あなたは○○な人です
事前に「この自己紹介の後に相手と話した印象を10個書いて貰います」と伝えた上で参加者に2人1組のペアを作って貰い、お互いに自己紹介をします。終わったら「あなたは○○な人です」という形式で10個相手の印象を書き、参加者全員にシェアします。
このアイスブレイクのねらい
人はアウトプット前提で話を聞く方が集中して耳を傾ける事ができます。事前にアウトプットする事を伝えておく事でお互いの話に興味を持つ事ができ、距離が縮まります。また、普通は褒めるようにアウトプットしようとするので相手のいい所を探そうとし、お互いに好印象を持つ事が出来ます。褒められたり自分の話を興味深く聞いて貰うと自己顕示欲(人に認められたい、興味を持って貰いたいという心理的欲求)が満たされるので、気持ち良くなっちゃうんですね。
このアイスブレイク終了後は特にペア間の親近感が高まりますので、ペアでワークショップを行うようなセミナーで行うと良いかもしれませんね!
聖徳太子ゲーム
こちらは聖徳太子が同時にいくつもの話を聞き分けた、という逸話にちなんだアイスブレイク。参加者の中から聞き役1名を選び、両脇を別の参加者2名が挟むように立ちます。そして司会の合図で両脇の2名は同時に別々の言葉を発し、聞き役が両者の言葉を言い当てるというもの。
このアイスブレイクのねらい
こちらは深い意味のあるアイスブレイクというよりは軽いゲーム的なものなので、正解でも不正解でも場の空気が盛り上がります。大勢の参加者が集まるセミナーなどに有効的かもしれませんね!
「実は…」で始まるぶっちゃけ自己紹介
このアイスブレイクは、自己紹介の中に「実は…」から始まるぶっちゃけネタを混ぜるだけ。多数の参加者が集うセミナーでは予めルールを告知し、ひとりずつ「実は…」ネタを含めた自己紹介を行ってゆきます。時間があれば、最後に一番面白かったと思う人を拍手の大きさ等で決めても楽しいですね!
このアイスブレイクのねらい
ぶっちゃけ話は相手との距離が深まる手っ取り早いネタ。実はデキる営業マンなどはさり気なくこういったネタを仕込みながら話をするので相手との関係を築くのが上手いのですが、初心者だとそうもいきません。なので半ば強制的にぶっちゃけネタを仕込もうというもの。
個人的には無理に面白い事を言おうとしない方がウケがいいと感じています。真面目そうな人であればあるほど普通のネタでもギャップが面白いので、あまり気負いせずに取り組むのがポイント!こちらは大人数でも一対一でも使えるテクニックなので、幅広くご活用頂けますよ!
\Webサイト担当者としてのスキルが身に付く/
まとめ
今回は様々なアイスブレイクをご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?特に最初の2つは、私がセミナーで実際に体験して特に印象的だったアイスブレイク。なので、効果は保証させて頂きますよ!初対面同士で距離を急に縮めるのは難しいものですが、そんな時にはぜひこういったアイスブレイクをご活用頂ければと思います。
- この記事を書いた人
- 山崎 響