コンバーション率急上昇!?Web デザイナー必見の漫画LPとは


コンバーション率急上昇!?Web デザイナー必見の漫画LPとは

企業がパンフレットとは別にチラシを用意するように、ホームページとは別に用意されるランディングページ(通称 LP:Landing Page)。最近このデザインにある特徴的なトレンドがキテいます。それは漫画です。 世界も注目する日本の漫画技術を取り入れた LP デザイン、必見です。

目次
  1. コンバーション率急上昇!?Web デザイナー必見の漫画LP
  2. 漫画 × LP のサンプル
  3. 漫画 × LP の効果
  4. 漫画LPの制作に必要なスキル
  5. 漫画LPの制作フロー
  6. 漫画LP サンプル集サイト
  7. 漫画作成支援サイト
  8. 漫画LP の相場
  9. 漫画トピックス
  10. まとめ

コンバーション率急上昇!?Web デザイナー必見の漫画LP

漫画 × LP のサンプル

まずはマンガ LP を拝見させて頂きましょう。

遺産整理のエクシア

範囲を選択_089

ヒロセ大阪㈱

[範囲を選択_090

アイコミックス

範囲を選択_091

漫画LP って、ソフトなイメージで内容を把握しやすく、『ナニナニ、ふむふむ』 とついつい読み込んでしまいそうになりますよね。

次に LP に対して漫画がどう効果を発揮するのか見ていきたいと思います。

漫画 × LP の効果

LPでコンバーション(申し込みや購入などの成果)を上げるためには、LP のメリット・デメリットと漫画の特性を理解しておく必要が有ります。

LP のメリット・デメリット

  メリット デメリット
開発側 • 1ページ完結型の為、高いコンバーション率に期待できる
• シンプルなページ・レイアウトが一般的で、作り手としてはデザイン、コンテンツに集中できる
• SEOによる流入はごく少ない
• 広告費がかかる
ユーザー側 知りたい情報が簡潔にまとまっていて、わかりやすい • 誇張表現感が漂っているケースもあり、信ぴょう性を疑う場合がある
• 会社情報などがない場合があり、信ぴょう性を疑う場合がある

LPはシンプルで分かりやすい反面、少ない情報量の関係で信ぴょう性が欠けるケースもあります。 しかし、漫画でサービスイメージを簡潔に表現することによって、信頼性の部分に文章(文字数)を充てることができます。

漫画の特性

img : imgur

  • 豊かな表現/サービス内容をイメージしやすい
  • 広いターゲット層/マンガは老若男女に愛されています
  • 理解のしやすさ/クロージングへの高いアプローチ率
  • 共感性/自分と同じ境遇にあるように思えることがあり、親近感が湧く
  • 記憶/イラスト+文字の方が、強く人間の脳に残ります** LPデザインの基本である 『見た瞬間に効果をイメージできる』 という点に漫画が大きく貢献してくれます。

またLP で狙っているターゲット層のシチュエーションもイラストで表現できるので、効果的な LP を期待できます。

ユーザーの特性

  • 1分間に読める文字数は 600 〜 800 文字程度
  • Web ページ内の文章の 20%ぐらいしか読まない傾向**
  • ユーザーのWeb ページ 滞在時間15秒*から 1分*
  • LP の平均 コンバーション 率 2.35 %* 作り手からしてみると『なんとっ!』と思えるような低い数字ですが、これが現実です。この厳しい状況を少しでも解決してくれる?のが漫画になります。 文章を読まないならイラストで伝いえたい内容を補完すればいい、すぐに他のページに行くのなら漫画で興味をそそり、スクロールダウンを促せばいい、漫画ならLP の効果最大化に期待できそうです。

漫画LPの制作に必要なスキル

img : ServicePrice

Photoshop

Illustratorあった方がいいスキル

  • HTML
  • CSS
  • JavaScript
  • CLIP STUDIO PAINT
  • Wacom(ワコム)
  • 基本的な Web 解析(Google アナリティクス)

漫画LPの制作フロー

  1. LP のコンセプトワーク
  2. シナリオ作成
  3. イラストの絵柄検討
  4. 下書き
  5. 仕上げ
  6. コーディング
  7. 公開 & 広告設定 漫画 LP の多くは、PC も スマホも同じ画像ファイルを使ってコーディングするケースが多いです。 画像サイズと画面幅が合うように CSS でコントロールしていて、スマホの場合、ギュッと画像が小さくなります。 このことを想定して、文字の大きさやイラストの細部表現をデザインする必要があります。

漫画LP サンプル集サイト

漫画作成支援サイト

ブラウザの Flash 機能を利用して、無料漫画作成サービスが公開されています。

Pixton

Scratch 感覚で漫画を制作、公開できる Web サービスになります。画像、文字の大きさなどフリープランでも柔軟に対応できます。1時間半かけて漫画作ってみました(本稿最後に掲載)。

WRITE COMICS

アメリカン調、シンプルで簡単、作ったマンガは HTML ファイルで出力されます。

MakeBeliefComix.com

こちらもシンプルにマンガが作れるオンラインサイトです。

漫画LP の相場

一般的な LP は 20万円以下が 7割**で、フリーランス市場では 5万円程度が相場となっています。 漫画 LP の場合は公開データが少ないですが、ミウ社の場合 30万円程度からが漫画 LP の制作金額となっています。漫画がプラスされる分、単価を上げることに期待できそうです。

漫画トピックス

2006年に初めてマンガ学部が京都精華大学に設置 2007年に麻生外務大臣(当時)呼びかけのもと、国際漫画賞が設立 2008年数学Ⅱの教科書にはじめて漫画を取り入れたモノが採用 など多方面で漫画ニーズが高まっています。

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まとめ

Web での情報発信というと、Gif アニメや動画、jQuery を使ったアニメなどいろいろありますが、どれもユーザーの興味を引くためのものです。漫画 LP もそのアイテムの一つとして、習得しておきたいですね。 Web の基礎知識や Photoshop、Illustrator に自信のない方、CodeCamp で基礎を固めてみませんか?


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オシママサラ
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