- 公開日: 2018年09月21日
Python3エンジニア認定基礎試験とは?徹底解説してみた
どうせ勉強するなら資格も、と考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
現在Python用資格としては、2017年6月から運営されています「Python3エンジニア認定基礎試験」というものがあります。
Python学習者で就転職や資格に興味ある方、ご参考下さい。
Python3エンジニア認定基礎試験とは?徹底解説してみた
Python3エンジニア認定基礎試験の概要
資格名称 | Python 3 エンジニア認定基礎試験 |
運営 | 一般社団法人Pythonエンジニア育成推進協会 |
受験費用 | \10,000(税別) |
割引 | 学割 \5,000(税別) |
受験日 | 通年 |
試験会場 | 全国のオデッセイコミュニケーションズCBTテストセンター |
問題数 | 40 |
試験時間 | 60分 |
合格ライン | 正答率70% |
出題範囲 | Pythonの基礎(主教材:Pythonチュートリアル第3版【オライリー・ジャパン】) |
受験者数累計 | 1,273名 |
合格者数累計 | 989名 |
資格が開始された時期 | 2017年6月9日 |
申し込み方法 | Web(Odyssey IDより) |
試験のデモ | DIVE INTO EXAM |
受験者数累計および合格者数累計は、2018年6月18日時点
合格者のブログを拝見していますと、事前準備としては参考書のオライリー本「Pythonチュートリアル第3版」を学習しておけばよさそうな感じ。
ただし、私自身この本を全部読んだわけではありませんが、Pythonの実行環境はターミナルもしくはコマンドプロンプトです。編集性能に優れた Jupyter Notebook ではありませんね。 参考書については、まったくのプログラミング初心者が初めて読む本にしては難しいのでは?というレビューも拝見します。
Python資格のメリット
現段階としては、Python自体、JavaやPHPのように社会的必需性が高いわけでもなく、RubyやCのように日本工業規格に認定されているわけでもありませんので、履歴書的なインパクトは若干薄いかもしれません。
ただ、現在は人工知能やIoTといった社会機運がありますので、Pythonスキルの一定評価には本資格が役立つと考えられます。求人条件に「Python3エンジニア認定基礎試験」を条件に入れている企業はありませんが、入社後に本資格を取るよう命じている企業(キャリテクAI)がありました。
また既に資格をとった方のコメントを拝見しますと、「自分のスキルチェック」や「履歴書に書ける」「就・転職に多少有利?」といった考えが寄せられていますね。
Python 3 エンジニア認定基礎試験の体験談
【@pio2さん】
15分程度で試験が終わり、結果は合格。
試験後の感想としては、
・「Pythonチュートリアル 第3版」の内容があまりよくない
・試験問題があまりに簡単で、問題数が少なすぎる
・間違えた問題が確認できない
・どういった層が受ける試験なのかよくわからない
【ノムノムさん】
Python3 エンジニア認定基礎試験、不合格。
反省点としては、
・教材を一通り読むのに時間を費やし、コードを実際に動かして確認しなかった
・模擬試験にはあった「解答済/未解答」が表示されていなかったため、見直しを怠っていた など
基本的には参考書の「Pythonチュートリアル第3版」を読んで、実行し、頭で理解しておけば合格できそうですね。
\AIエンジニアに必要なスキルが身に付く/
まとめ
現在のPython資格は、ひとつの一般社団法人が運営しているにすぎず、世界的には通用しないと考えれます。 あくまで一つの通過点として目指すもヨシ! 就・転職のために目指すもヨシ! もしくは開発に専念して資格よりプロダクトをリリースするもヨシでしょう。 Python以前にプログラミングやIT業界への就転職についてしっくりこない方は、いかがでしょうか「CodeCampの無料体験」は? 聞いたり読んだりするよりも、やてみるのが一番と思いますよ。
- この記事を書いた人
- オシママサラ