新入社員(新卒・新人)研修の目的とカリキュラム



新入社員(新卒・新人)研修の目的とカリキュラム

多くの企業で取り入れられている新入社員研修(新卒・新人)ですが、IT業界は技術職ゆえにスキルの伸びしろは研修内容に左右されると言えるでしょう。 このページでは一般的な新入社員研修ついて触れつつ、新人エンジニアにはどんな研修が求められるのか、コードキャンプの事例なども用いて解説していきます。

目次
  1. 新入社員(新卒・新人)研修とは
  2. 新入社員研修のカリキュラム例
  3. 新入社員研修を行う目的
  4. コードキャンプの新入社員(新卒・新人)研修
  5. 新人エンジニア向けの研修
  6. IT人材を育成するための研修
  7. フロントエンド
  8. バックエンド
  9. インフラ
  10. 開発環境
  11. その他
  12. 新入社員研修を成功させるポイント
  13. 新入社員・新卒研修の導入事例
  14. フューチャー・アーキテクト株式会社様</h3>
  15. 株式会社マイクロアド様
  16. CodeCamp(コードキャンプ)の企業研修で時代やニーズに合わせた組織作りを

新入社員(新卒・新人)研修とは

新入社員(新卒・新人)研修とは、企業の未来を担う人材を育てる大切な期間になります。
多くの人が新入社員研修を"新卒者向け"とイメージするかもしれませんが、新しく入ってくるのは社会人未経験の人ばかりではありません。

最近では転職市場も活発な動きを見せているだけに、"中途採用者"も同じ新人として研修を受けるケースも考えられます。

それだけに会社のことを広く学べるだけでなく、早い段階から能力が発揮できるような1人ひとりに合わせた研修カリキュラムが求められてきます。

まずは一般的に行われている新入社員研修のカリキュラム例を見ていきつつ、研修の重要なポイントについて押さえていきましょう。

新入社員向けIT・プログラミング企業研修

新入社員研修のカリキュラム例

新入社員研修のカリキュラム例をあげてみると、

  • OFF-JT
  • OJT
  • ロールプレイ
  • ケーススタディ
  • レクリエーション
  • グループワーク
  • 専門的な技術やスキルの習得

新入社員(新卒・新人)が学ぶことはたくさんあり、こうした内容を1〜3ヶ月ほどの短期間で研修していきます。

ゆえに効率的に行わなければ、研修を成功させるのは難しくなるでしょう。

ただ専門的な技術やスキルの習得を身につけてもらうのは、そう簡単なことではありません。
特にトレンドの移り変わりが激しいIT業界ではなおのことで、スピード感はもちろん、研修後にどこまでスキルを伸ばせたかも重要なポイントになってくるはずです。

さまざまな人の入社が想定されるだけに柔軟さも求められますが、まずはきちんと目的を定めることが新入社員研修成功への第一歩となります。
次に新人研修を行う目的について、いっしょに確認していきましょう。

新入社員研修を行う目的

突然ですが、新入社員研修で1人あたりのコストはどれくらいかご存じでしょうか。
産労総合研究所の調査からは、次のようなデータが発表されています。

  • 1人あたり約4万円

研修人数×4万円と考えると、研修規模によっては大きな額が動きます。
それだけに1日でも早く戦力になってもらうことは、どの企業も共通の目的になってくるでしょう。
ただそうはいっても、焦って詰め込んでしまって土台がガタガタの状態ではその後の仕事を左右しかねません。

そこでポイントとなるのが、「どのレベルまで育成するか」です。
線引きをしっかりしておかなければ研修内容がブレてしまい、その結果目的を達成できなくなることにも。

また求めるレベルも企業によっても異なり、専門性の高い仕事となればもともと持っている知識やスキルのレベルは人それぞれです。
研修期間内でどこのレベルにまで到達させるか、道筋を立てておくと無駄を削ぎ落としたスマートな研修カリキュラムを組めるでしょう。

コードキャンプの新入社員(新卒・新人)研修

コードキャンプの新入社員(新卒・新人)研修では、IT業界の研修担当者の悩みを一手に引き受けます。

  • 「スキルを定着率が悪く、業務に差し支えが…」
  • 「研修後のスキルに差がでる」
  • 「担当になったものの最新技術やトレンドがわからない」
  • 「スケジュールの兼ね合いから遅れが出ている」

etc…

企業の数だけ悩みがあり、IT業界の研修に正解例はありません。
それだけに手探りでやっていては時間ばかり取られてしまい、コストに見合った成果は遠のいていく一方でしょう。

コードキャンプでは効率と成果を追求し、企業ごとにフィットするオーダーメイド研修をこれまで300社以上で実施しています。
悩みや目的に合わせて研修プランをカスタマイズできるため、新人エンジニアの育成研修はもちろん、IT化に向けて社内のIT人材強化も可能です。

もう少し具体的にどんな研修を行っているのか、次で簡単にご紹介していきます。

新人エンジニア向けの研修

新人エンジニア向けの研修では「即戦力」をテーマに、プログラミング未経験からでも短期間での現場デビューをサポートします。

これまでの一般的な新人エンジニア研修は、必要な知識を教えた後にOJTによって実践から技術を習得するパターンがほとんどでした。

ただ技術は、日々驚くほど進歩しています。
これまでの研修では変化になかなか対応できず、また現場で求められる応用が利く人材の育成は難しくなってきています。

そこでコードキャンプでは、現役エンジニアによるマンツーマン指導によって個々のスキルに合わせた研修を実施。
これにより研修についていけない人と逆に簡単すぎてしまう人との差をなくし、効率的な成長を促します。 さらに習熟度ごとの実践演習によってインプット・アウトプットを繰り返し、スキルの底上げを図っていきます。

また新人研修中には「何がわからないのかわからない」といった、1人で抱え込んでしまうケースも珍しくありません。

こうしたケースに対応するため、オンライン・チャットサポートも設けています。
気軽に相談できる環境を設けるのと同時に、質問力や問題解決能力といった現場で必要になるスキルの成長を後押しします。

IT人材を育成するための研修

これまでIT人材は新たに採用する流れが一般的でしたが、今後は困難を極めます。
これを裏付けるのが、経済産業省が発表している予測です。

  • IT人材不足 ⇨ 2030年には最大で約79万人のIT人材不足が見込まれる

この予測は新規採用のハードルが高くなることを意味し、より採用競争は激化していくことが見込まれます。
つまり非エンジニアだからといって他人事ではなく、共通してほぼすべての社会人にITスキル・リテラシーが求められる時代が迫ってきていると言えるでしょう。

コードキャンプでは「採用から育てる」にシフトするサポートとして、IT人材育成のための研修も実施しています。
IT化、DX化を加速させるだけでなく、外部に委託していた業務を内製化できれば次のようなメリットも期待できます。

  • スピード感のある企業活動
  • ビジネスチャンスを広げる

社内のIT人材リソースをコントロールすることが、ビジネス成功のカギを握っているといっても過言ではないでしょう。

カリキュラムもニーズに合わせて自由にカスタマイズでき、プログラミングをはじめ、最新技術やトレンドなども網羅。
非エンジニアだけでなく、社内のIT人材のリスキリングにも活用できるだけに、社内全体のデジタル化を後押しします。

コードキャンプおすすめの新人研修カリキュラム

コードキャンプの新人研修カリキュラムでは、「育成力」を重視しています。
企業ごとにカスタマイズできるカリキュラムにくわえ、マンツーマン指導によるオンライン・チャットサポート完備によって、従来の座学・集合型研修よりも高い習熟度を実現させます。

またプログラミング技術の習得はもちろん、

  • システム開発のプロセス
  • ITリテラシー

コードをかけるようになるだけでなく、こうした深い部分のスキルも身につけることで、たとえ未経験であっても現場で通用するレベルにまで引き上げます。

ここからはどのような研修カリキュラムがあるのか、簡単にご紹介していきます。

フロントエンド

フロントエンドでは、

  • HTML/CSS ⇨ Webページの骨組み、見た目のデザイン

  • JavaScript ⇨ サイトに動きをつける

こうしたWeb制作には欠かせない、マークアップ言語やプログラミング言語の習得を目指します。
また同時に「Bootstrap」や「Chromeデベロッパーツール」など、Web制作を便利にするフレームワーク技術についても学んでいきます。

HTML5/CSS3/JavaScriptなどフロントエンド研修

バックエンド

バックエンドでは、

  • Python
  • Ruby
  • PHP
  • Java

こうしたプログラミング言語にくわえ、Webアプリやサイト管理に必要となるデータベースシステム「MySQL」についても平行して学んでいきます。
またフレームワーク(Laravel・Ruby on Rails)についても学ぶことで、研修後に現場で効率よく開発を進めていけるようにしていきます。

インフラ

インフラでは、

  • Linuxコマンド基礎 
  • ネットワーク基礎
  • Docker
  • Laravel6デプロイ基礎(レンタルサーバー)
  • クラウド
  • AWS基礎・実践(Laravel)

ネットワークやサーバーといった開発環境の設計・構築・運用・保守を学ぶことで、守備範囲の広いフルスタックエンジニアの育成を目指します。

特にエンジニアの人数確保が難しいスタートアップやベンチャー企業からの需要が高く、すべての範囲をカバーできるエンジニアが育つことでコストカットも図れます。

開発環境

開発環境では、

  • Cloud9 ⇨ 開発環境を簡単に用意できるツール

  • Git基礎 ⇨ チーム開発の効率を高めるツール

こうした環境構築やチーム開発に関わるツールの使い方を学んでいきます。
業務の効率化を図るための便利なツールとなるので、プログラミング言語と平行して理解・習得しておくのがおすすめです。

その他

その他に新入社員研修で学べるものとしては、

  • Photshop ⇨ 画像編集ツール

  • IIIustrator ⇨ 画像・イラスト・テキストなどを自由にレイアウトできるツール

  • Google Apps Script(GAS) ⇨ プログラミング言語を用いてGoogleサービスを自動化できるツール

フロントエンドでほぼ必須になってくるサイトデザインに関わるツールや、JavaScriptをベースにしているGASを学ぶことでプログラミングの理解を深めるきっかけにもなります。

新入社員研修を成功させるポイント

新入社員研修を成功させるポイントとしてあげられるのが、

  • 研修目的
  • カリキュラム
  • 環境

少なくともこの3つのポイントを押さえておくと、新入社員研修は成功しやすいです。

ただ目的や環境があっても、カリキュラムについては研修後の業務にも影響する重要な部分です。 しかもIT業界の移ろいは激しく、昨年の使い回しというわけにもいかないところでしょう。

コードキャンプは現役エンジニアが研修にあたるため、トレンドに敏感な講師陣が揃っています。
教科書をなぞるカリキュラムでなく、現場で役立つスキルを身につけられるだけに、研修成果を求めるのであればコードキャンプの新入社員研修を検討してみてください。

新入社員・新卒研修の導入事例

最後に、コードキャンプの新入社員・新卒研修の導入をしていただいた企業様の研修事例を簡単にご紹介させていただきます。

フューチャー・アーキテクト株式会社様

対象新入社員
受講形態マンツーマン研修
受講期間1ヶ月
研修内容Java研修

フューチャー・アーキテクト株式会社様は、次のような課題を抱えていました。

  • 集合型のプログラミング研修では理解が遅れる人が発生
  • 学習が遅れている人のフォローにリソースが取られている
  • 現場に配属される前にJavaの基礎を習得させたい

毎年、研修後に求めているスキルの基準に達していない新入社員が10〜20%ほど出ていたとのことで、個別のフォローアップ研修としてJava研修を実施。

研修の必要がなかった社員と同じレベルの評価で修了した人もおり、スキル到達度を大幅に高められたと好評をいただいております。

新入社員向けマンツーマンJava研修でプログラミング研修の「脱落者0」を実現【フューチャーアーキテクト】

株式会社マイクロアド様

対象新卒エンジニア・新規事業担当
受講形態オンラインによるマンツーマン研修
受講期間3ヶ月
研修内容Webマスターコース(HTML5・CSS3・JS・PHP・MySQL)

株式会社マイクロアド様は、次のような課題を抱えていました。

  • サービス開発を体系的に学ぶ機会がなかった
  • エンジニアとのコミュニケーションが必要
  • Webサービス開発の全体的なイメージをつかめていない

これまでOJTが中心だったため、内定者や社員に成長できる環境が必要との判断から新入社員研修に踏み切られました。

最終的には1人で小規模のWebサービスが開発できるようにまでなり、知りたいことをピンポイントで聞けるマンツーマン指導が良かったとのお声をいただいております。

コミュニケーションを再デザインする企業へ マイクロアドがプログラミング研修にかける思い

CodeCamp(コードキャンプ)の企業研修で時代やニーズに合わせた組織作りを

インターネットが普及してからさまざまなサービスや識が一変する周期が早く、リモートワークやハイブリッドワークの環境が当たり前になりつつあります。

通常の業務だけで経験を積むことも難しくなっている中で、時代や社会のニーズに合わせた組織を作ることが企業は求められており、独自の戦略を見つなければなりません。
コードキャンプでは実際に企業研修として取り入れられている研修内容をもとに300社以上の企業へ行ってきたプログラミング/IT研修の経験を有しています。

また、企業に合わせて自由自在なカリキュラムを作ることが可能なことや、ZoomやGoogle Meet、Teamsなどのオンライン・リモート研修での対応も行っています。

まずはヒアリングや資料請求を行うことができるため、企業や組織、個人レベルで即戦力化に課題を感じている場合は気軽にご相談をしてみるのも良いでしょう。

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AKI
この記事を書いた人
AKI
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