- 更新日: 2019年07月03日
- 公開日: 2019年07月02日
Android StudioとGitHubを連携する方法
Androidのアプリ開発をはじめようと考えている方、もしくははじめたばかりの方向けにお届けしている 【はじめてのAndroidアプリ開発】 シリーズ。 今回は 『GitHubとの連携方法』をご紹介。
プログラムの追加や修正で頭がごちゃごちゃになってストレスをいっぱい感じる前に、 GitHub と連携しておきたいですね。
★本稿はこんな方に役立ちます★
- プログラムの修正やバックアップでストレスを感じている方
- git .... とコマンドを覚えられない方
★開発環境★
・ Android Studio 3.4
・ Java
・ git 2.7.4
【はじめてのAndroidアプリ開発】タブ機能を使う
Android Studioでgitを使うメリット
通常 GitHub にプロジェクトをアップロードする場合、上図上段のような煩雑な作業が必要になります。しかし、 Android Studio 上で git を操作すると、上段で行う煩雑な作業が不要に。ボタンを数回クリックするだけで commit や push を完了できますので、アプリ開発に専念しながらプログラムを管理できるメリットが。今まで GitHub でプロジェクトを管理してこなかった方も、 Android Studio を機に GitHub 使ってみるといいかもしれませんね。
Android Studio で git を使うための前提条件
- パソコンに git がインストールされていること
- GitHub のアカウントを持っていること
Mac の場合は git が既にインストールされていますが、 Windows と Linux の場合はパソコンに git がインストールされているかどうかチェックする必要があります。
コマンドプロントもしくはターミナルを起動して
git
と打ち込んでみましょう。上図のように反応がなければ、git をパソコンにインストールする必要があります。
パソコンに git がインストールされたかどうかは、コマンドプロンプトを再起動して、再び git と入力。反応を確認します。上図のように反応があれば、 git 準備 OK ですね。
また GitHub のアカウントをまだ作成していない方は、公式ページよりアカウント作成しておきましょう。
Android StudioとGitHub連携する様子
本テキストと合わせて動画、ご参考下さい。
Android Studio と GitHub を連携
開発中のプロジェクトを GitHub に接続する手順をご紹介していきます。まずは Android Studio 上部ツールバーにある VCS をクリック。そして 『Enable Version Control Integration』 を選択。
バージョン・コントロール・システムを選択する画面が現れますので、 Git を選択。これでこのプロジェクト内で git が使えるようになりました。別のプロジェクトを立ち上げて、そちらも git と連携する場合は、今回と同じような手順を踏む必要があります。 プロジェクト単位ごとに git 設定が必要、ということですね。
次は GitHub とこの Android Studio のプロジェクトを接続する作業。 Android Studio 上部ツールバーの VCS → Import into Version Control → Share Project on GitHub を選択。
GitHub のログイン情報を入力。
Android Studio と GitHub の接続が確認できると、次はリポジトリ名などの設定作業。 Android Studio の画面で入力するとちょっとイメージ湧きにくいですが、各項目については上図左側へデータ反映されます。
こちらは GitHub にアップロードするファイルの選択と commit の入力欄。 入力した commit の内容は、 GitHub のプロジェクト内に記録されます。 add ボタンで GitHub にデータ転送され、プロジェクトのセットが完了。
Android Studio 画面右下に Successfully ・・・ と表示されて、プロジェクト名を左クリックすると、ブラウザが起動し、 GitHub のページに自動で移動。
GitHub上に新規プロジェクトが作成されたことが確認できますね。
次はプログラムを変更して、その内容を GitHub に記録する場合の手順をご紹介していきます。
上図のようにとりあえず少しプログラムを変更してみました。
先ほどと同じように Android Studio 上部ツールバーにある VCS をクリックし、 Commit... を選択。
GitHub に記録する Commit の内容を入力し、 Commit ボタン。 ちなみにこの画面で変更された内容を確認することができます。
ツールバーの VCS → Git → Push を選択。
Push ボタン押した後、 GitHub のページを更新すると、追加された Commit を確認できます。
ちなみにこれまでの作業では、 commit と push を別々に作業していましたが、同時作業することもできます。
Commit する時にボタン右にある矢印を左クリックし、 「Commit and Push...」 を選択すると、一度に commit と push を手続きすることが可能。
「Commit and Push」 していいですか、と確認画面が現れますので、内容確認したい場合は「Review」、そのまま手続きを進める場合は「Commit and Push」 。 またプロジェクト内に黄色のエラーがある場合、このポップアップでエラー喚起されます。特に問題ない場合は、そのまま手続きしても GitHub へのアップロードに問題ありません。
Push ボタンをクリックすると、 GitHub にデータ転送されます。
\Webサイト担当者としてのスキルが身に付く!!/
まとめ
慣れない内は手間に感じる GitHub へのアップロード作業ですが、メソッドテストやコードテストを行う上ではかなり強力なツールになってきます。できればアプリ開発の初期段階から少しずつ慣れておくといいでしょう。
git や GitHub は、個人開発を手伝ってくれるだけでなく、就転職の際も一つのスキルとして評価されます。「プログラミング学習や git の勉強、ちょっと一人では難しいな」「エンジニアとして働いてみたい気もするけど。。。」という方。
CodeCamp GATE という選択肢はいかがでしょうか? プログラミング初心者の方でも、充実した講師陣によって、プログラミングの基礎から git まで現場レベルのエンジニアにスキルアップできる可能性が。
「エンジニア」、ちょっとでも考えておられる方は悩んだり情報収集する前に一度 CodeCamp GATE の方に問い合わせて、必要であれば無料体験してみるというのはどうでしょうか?詳しくは CodeCamp GATE もしくは CodeCamp のホームページより確認してみてください🤗
- この記事を書いた人
- オシママサラ