- 更新日: 2017年03月30日
- 公開日: 2015年12月08日
ゼロから始めるPHP講座Vol10 配列とは
ゼロから始めるPHP講座 配列とは
配列とは
以前変数はデータを入れる箱と例えましたが、配列はその箱を複数集めた、大きい箱のようなものです。 まずはお手本にある通り、配列を使ったプログラムを書いてみましょう。 ファイル名: array.php
<!--?php
$class = array('鈴木', '佐藤', '斎藤', '伊藤', '杉内');
print $class[2];
?-->
2行目に書いた5つの苗字のうち、「斎藤」が表示されます。
図で例えると、$classという大きい箱(配列)の中には箱が5つあり、それぞれの箱の名前と中身は、「箱0の中身が鈴木」「箱1の中身が佐藤」「箱2の中身が斎藤」「箱3の中身が伊藤」「箱4の中身が杉内」となっています。
このように、配列とは複数の箱と値を1つにまとめて扱うことができ、 配列という大きい箱の中にある1つ1つの箱の名前のことを「キー」と呼びます。
配列の書き方
PHPにおける配列の書き方は以下となります。
「array(値1, 値2, 値3, ...)」と書くことで、配列を定義できます。
この他にも箱の名前を省略せずに書く書き方や、複数行に分けて書く書き方など、配列には様々な書き方があります。
例えば下記のように配列を書くこともでき、書き方1と書き方2で、配列$classの中身は同一になります。
配列の書き方にかかわらず、キーと値がセットで1つ1つの箱になっております。
また、箱の中身(値)を取り出すには、配列名とどの箱(キー)かを指定する必要があります。
配列はキーと値のセットで複数の値を1つにまとめることができます。
配列と後に説明する「foreach文」を組み合わせて利用すると、効率的なプログラムを書くことができます。具体的な例については「foreach文」で説明します。
課題
東北, 関東, 中部, 近畿, 中国, 四国, 九州を1つの配列でまとめ、中部を表示してください。
ファイル名: challenge_array.php
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- CodeCampus編集部