- 公開日: 2017年08月17日
php.iniの設定ファイルの場所を確認する方法!【mac/linux】
本日は、PHPの設定を行うためのファイル php.ini の場所を確認する方法について解説していきます。
phpの設定を確認する際にはぜひ参考にしていただければと思います。
※ この記事は、mac、linux(CentOS)を対象としています。
php.iniとは
まず、php.iniとは言わずもがなですが、PHPのプログラムを動作させる際の設定ファイルです。
Linux(CentOS)の場合は/etc/内/や、usr/local/libといったディレクトリに配置されているかと思います。macの場合はは/etc/内 に配置されているかと思います。
php.iniの設定ファイルの場所を確認する方法
PHPで読み込むライブラリの設定や文字コード等は、php.iniに設定されています。プログラムを作成している際に、その設定ファイルを確認したい場合がしばしばあるかと思います。 その際に、php.iniの場所を探す方法がいくつかあるのでご紹介します。
phpinfo()を使用する
phpinfoという現在の設定を確認する関数がPHPには用意されています。
<?php
phpinfo();
?>
上記の関数をindex.php等に記述し、画面からアクセスすると下記のような画面にアクセスすることができます。
この画面で、PHPの設定ファイルを確認することができます。 少し下にスクロールすると、「Loaded Configuration File」という欄がありますが、この部分がphp.iniの場所になります。
phpコマンドを使用する
コマンドライン上で、下記のコマンドを実行することでphp.iniファイルを探すことが可能です。
php -i | grep php.ini
また、下記のコマンドでも確認することが可能です。
php --ini
findコマンドを使用する
コマンドライン上で、下記のコマンドを実行することでもphp.iniファイルを探すことが可能です。ただし、phpのコマンドではないため、検索に少し時間がかかりますが確実な方法です。
find / -name php.ini
PHP自体のインストールディレクトリ
PHP自体のインストールディレクトリを確認するには、下記のコマンドを実行します。
which php
\Webサイト担当者としてのスキルが身に付く/
まとめ
いかがだったでしょうか。php.iniの配置場所を探すのにはいくつか方法があります。どれも簡単なのですが、いざというときに「あれ、コマンドなんだっけ」となりいつもついつい検索してしまいますよね。
php.iniの場所以外の設定情報を表示してくれるphpinfo()は、この機会にぜひ覚えておいて下さい!
- この記事を書いた人
- ベンジャミン吉澤