入れなきゃ損!Macユーザー定番テキストエディタ「mi」の使い方


入れなきゃ損!Macユーザー定番テキストエディタ「mi」の使い方

Macで開発を行うに当たって、どのようなテキストエディタを使用していますか? 開発者の方であれば、UNIX系ではお馴染みのVimやEmacsをMacでも使おう、と思っているかもしれません。 これらのテキストエディタは高性能で、よく開発に利用されているエディタでもあるのですが、 その反面、初心者にはやや取っつきにくい一面もあります。

そこで、ここではMac専用の汎用テキストエディタmiを紹介します。

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目次
  1. miエディタの特徴
  2. Macに最適化されている
  3. 開発に適した機能がたくさん!
  4. miエディタのインストール
  5. miの起動
  6. miの設定・準備
  7. モードの設定
  8. ツールの機能
  9. モードの追加
  10. マルチファイルの検索
  11. その他の機能
  12. まとめ

miエディタの特徴

Macに最適化されている

先ほど例に挙げたVimやEmacsは、Mac以外の環境でも作動します。 しかし、Mac向けに開発されたエディタではありませんので、 完全に最適化されているとは言えず、Macで用いるには少々不便に感じる点もあります。

その点miエディタはMac専用に開発されたエディタですので、 細かな設定も行えますし、動作も速くて軽いです。

開発に適した機能がたくさん!

汎用テキストエディタというと、ソースコードを書くのに適していない、といったイメージを持たれる方も多いかと思います。

例えば次のような機能があります。

・キーワードの色分け

・関数や命令の補完機能

・自動インデント

・miからコンパイル、プレビューが可能(TeXやHTMLなど一部の言語)

試しにHTMLモードでhtmlファイルを開いてみましょう。

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この画像を見てみると、ソースコードが青色や緑色、灰色で色が付けられ、見やすくなっていると思います。

もちろん他の言語モードでも、その言語に適した色分け表示などがされ、プログラミングがしやすい環境に自動でカスタマイズすることができます。

miエディタのインストール

それでは、早速miエディタをMacへインストールする方法を紹介します。

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「最新バージョンのダウンロード」から「miバージョンのダウンロード」をクリックし、ダウンロードして下さい。 下の画像の赤線に囲まれている部分です。 (に入る数字はバージョンによって異なりますが、常に最新版を入手するようにして下さい)

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ダウンロードしたdmgファイルを解答・展開してください。

解凍後は自動的にディスクイメージが生成され、下記画像のような新しいウインドウが開きます。

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miのアイコンをアプリケーションフォルダのアイコンへドラッグしてください。
これでインストールは完了です。

miの起動

インストールの完了後は、さっそくmi使っていきましょう。

Applicationフォルダ内にある「mi」をダブルクリックして起動させましょう。

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このとき、Macのセキュリティ設定によっては、下記のようなアラートが表示され起動できない場合もあります。
このような場合は、「システム環境設定」の「セキュリティとプライバシー」から設定を変更しましょう。

*ただし、これによってセキュリティのリスクは高まるので、設定を変更する際には十分注意しましょう。

次のような画面が表示されば、無事miエディタは起動しています。

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早速miエディタを使って、ソースコードを書いていきましょう。

miの設定・準備

通常のテキストエディタのように、文章を打つだけならこのままでも利用できます。 しかし効率よくソースコードを書いていくためには、miエディタの便利な機能がかかせません。 ここでは、そのような機能を使うために必要な設定などを紹介します。

モードの設定

まずは言語にあわせてモードを設定します。
ツールバーの「ドキュメント」から「モード」を選択すると候補が表示されます。
これから書き始める言語にあったモードを選びましょう。
標準では、次のようなモードが用意されています。

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このモードを設定すると、命令等が色分けされて見やすくなります。

また、この「ドキュメント」では、モードの他にも文字の大きさやフォント、改行コードや文字コードなども変更することができます。

特にMacだけではなく異なる別な環境でも作業する場合、文字コードをきちんと合わせておかないとファイルが文字化けしてしまいます。

この設定のうち、文字コードと改行コードについては、miエディタ内のメニューにも表示されていますので、こちらからも確認・変更が可能です。

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この赤線で囲まれている部分です。
今は文字コードが「UTF-8」、改行コードが「LF(LINUX)」になっているのが確認できますね。
こちらをクリックすると、「ドキュメント」での場合と同様に、他の文字コード・改行コードへ変更することができます。

ツールの機能

miエディタのモードを設定すると、ツールバーの「ツール」に表示される内容がモードに合わせて変更され、補完機能やプレビュー機能など、様々な機能が利用できるようになります。

例えばHTMLモードで「ツール」を開くと、次のように表示されます。

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よく使うHTMLタグの入力ができたり、ブラウザでプレビューを行うことができる機能などがあることが確認できます。

一方、TeXモードで「ツール」を開くと、次のように表示されます。

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先ほどのHTMLモードで表示されていたタグではなく、TeXでよく用いるタグが表示されていますね。
また、TeXのコンパイルもここから行えることなどが確認できます。

このようにモードを変更すると、色分けだけではなく様々なツールが利用可能になりますので、適切にモードを設定するようにしましょう。

モードの追加

また、miエディタにはユーザの方が作成したモードも多数用意されています。

Ruby、Python、FORTRANといった言語はもちろん、D言語やR、Maya等に対応したモードが配布されています。

miエディタ公式サイトでも多数紹介されています(http://mimikaki.net/lib/)が、ツールを個人的に配布しているwebサイトなどもありますので、もし不便に感じる点があれば、インターネットで検索してみるのもよいかもしれません。

モードを追加するには、miエディタ内のメニューバー右端にある、少し小さな歯車マークをクリックします。

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すると「モードの設定」ウィンドウが現れますので、上の方にある「モードの追加」をクリックしすると、モードを追加できます。

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マルチファイルの検索

通常のテキストエディタにも検索機能はされていると思いますが、miには「マルチファイル検索」という検索機能があり、
この機能を利用すると、現在開いているファイル以下の領域にある全てのファイルを全文検索することができます。

また、殆どのエディタに付いている検索機能は、現在開いているファイルのみを対象としていることも多いのですが、 このマルチファイル検索では、開いていないファイルも検索の対象になります。

使い方も簡単で、ツールバーの「検索」から「マルチメディア検索」を選ぶだけです。

その他の機能

ここで紹介した機能の他にも、miエディタには便利な機能が多くあります。
これらは全てmiエディタのヘルプに書かれています。

ヘルプは、メニューバーの「ヘルプ」から「miヘルプ」で開くことができます。

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国産ソフトウェアと言うこともあり、
英語で書かれていたり、変な日本語で書かれているということはなく、分かりやすいヘルプだと思いますので、
まずは一度目を通してみましょう。

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まとめ

miエディタの基本的な使い方は以上となります。

非常に使いやすいテキストエディタだと思いますので、積極的に使い、徐々に慣れていきましょう。


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CodeCampus編集部
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