- 更新日: 2017年02月27日
- 公開日: 2015年12月05日
ゼロから始めるJavaScript講座VoL07 for文を使った繰り返し処理
ゼロから始めるJavaScript講座for文を使った繰り返し処理
for文とは
繰り返し処理を行うことができ、ループとも呼ばれます。まずはお手本にある通り、for文を使ったプログラムを書いてみましょう。
<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
<meta charset="UTF-8">
<title>for文</title>
</head>
<body>
<script>
for (var i = 0; i < 10; i++) {
document.write(i);
}
</script>
</body>
</html>
for文の書き方
以下のような書式でループを行います。
for(初期値式条件式増減式
for文の開始時に1度だけ実行される初期値式条件式増減式
おそらくこれだけでは具体的にどのような順番で処理が行われるのか理解が難しいと思いますので、次にfor.htmlを例に、処理の詳細な順番を示します。
for.htmlの詳細な処理の順番は以下となります。
このように最初に初期値式が実行され、これ以降は
「条件式→繰り返し行う処理内容→増減式」
の順に実行されていき、条件式の結果がfalseとなると、for文が終了します。
重要なのは条件式で、for文の中に記載する繰り返し行う処理内容は条件式がtrueとなった場合に実行されるため、最初の判定でfalseとなった場合、1度も実行されません。
また、条件式がfalseとなるまでループが継続されるため、条件式によっては無限ループとなることがありますので、気をつけましょう。
補足.変数iについて
「i」という変数名は、プログラムでよく使われる変数名です。「index」の略称で、1から順番を数えるときによく使います。iにしなければいけないわけではありませんが、for文ではiが一般的に使われています。
また、iを使っている最中にさらに変数が必要となることがありますが、この場合は「j」がよく使われます。これはアルファベットのiの次の文字ということで使われますが、こちらもjでなければいけないわけではありません。
課題
1から100までの間で、3の倍数の数だけを足した合計値を表示してください。
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- CodeCampus編集部