- 更新日: 2020年02月27日
- 公開日: 2016年10月12日
女性エンジニアとして働くメリットデメリット
エンジニアといえば男性ばかりの顔が浮かぶ方もいるかもしれませんが、近年では女性エンジニアの数も増えてきています。エンジニアになるには、力が必要といった身体的な特徴は必要ないので女性がエンジニアになるハードルは高くないでしょう。
ですが、結婚して家庭を守るために退職する方も少なくはありません。子育てとエンジニアの両立はできないのでしょうか?T業界で女性エンジニアが直面するメリット・デメリットについてまとめました。
女性エンジニアの現状
2016年の6月分の労働力調査によるとエンジニアが含まれる「情報通信業」での女性割合は、およそ25%。4人に1人が女性のようです。
参考http://www.stat.go.jp/data/roudou/sokuhou/tsuki/index.htm
さらにこの割合は、営業や事務の方もいるので女性エンジニアの割合はもう少し低くなりそうです。なぜエンジニアはこんなにも男性の数が圧倒的に多いのでしょうか?
それは女性は出産をした後にある育児の問題があるからと言われています。
育児をするのに男女関係はありませんが、割合としては女性が集中して育児をすることになりがちです。IT業界の会社には、短時間勤務などの制度を構え、育児をしながら働ける仕組みを整備しているところもあります。しかし、短時間内に仕事を終わらせないと帰るに帰れませんし、突然起こったハプニングに対象することも難しいです。
子供は突発的に熱を出したりすることがあります。でも会社のシステムが不調だったり、サーバーがいきなりダウンするようなトラブルがあると仕事に行かざるをえなくなってしまいます。
度々休んでいると、周りからの信頼にも関わってくるので、長く続けることは難しいのが現状です。
女性エンジニアとして働くメリット
ですが女性エンジニアの数が少ないので、他の職業では享受できないメリットが女性エンジニアにはあります。
評価の基準は男女関係ない
エンジニアは技術があるかないかで評価されます。そのため男性だからといって、少し高めの評価をされることはありません。女性だから評価されないといったことはありません。
スキルがあれば出産育児などブランクがあっても復帰しやすい
エンジニアにとって必要なのは技術力です。なのでスキルがしっかりとあれば現場から少しの期間離れていても職場に復帰しやすいです。またスキルは別の会社でも有用なので、別の会社に再就職ということもしやすいです。
時間や場所に問わず仕事ができる
また、職種によっては時間や場所に問わず業務が可能なリモートワークをすることも可能です。PC1つあればどこでも作業が可能で、納期までに作業が完了するば良いので、リモートワークに理解のある企業だと、時間や場所を自由に選んで仕事することも可能です。
女性エンジニアとして働くデメリット
逆に、男女区別しない故に女性エンジニアとして働くデメリットも生まれてきます。
スキルが求められる分、人一倍努力が必要
スキルが求められるため、自分で勉強することが重要になっていきます。エンジニアは勉強をしている人が多いため、その中でも高いスキルを持つためには、人一倍努力をすることが必要になってきます。
自己マネジメントスキル
エンジニアは仕事にある程度の裁量がある分、自分で自分をしっかりとマネジメントすることが求められます。
スキルの勉強も自分をマネジメントしないとできないことなので、高いマネジメント能力がエンジニアには求められます。
\Webサイト担当者としてのスキルが身に付く/
まとめ
高いスキルを身につけるために、しっかりと自分をマネジメントできるかがカギになります。
仕事をしっかり遂行するための自己マネジメント。高いスキルを身につけるための自己マネジメント。エンジニアにはどこにでも自分のマネジメントが求められます。
その変わり一定以上のスキルを身につけれれば、女性エンジニアとしてより多くのメリットを受けることができます。今はインターネットにプログラミングの情報があったり、勉強をサポートしてくれるサービスも充実していますので、興味がある人はサービスを利用して勉強してみてはいかがでしょうか?
- この記事を書いた人
- kamiya