- 更新日: 2017年03月01日
- 公開日: 2015年12月10日
本当に教えてよかった」アプリ甲子園3位を支えた熱い思い
坂本先生にインタビュー!
坂本先生は弊社のiPhoneアプリ開発コースで講師をなさっています。この度iPhoneアプリ開発コースでの教え子である高校生の大渕さんがアプリ甲子園で見事3位に輝いたことを記念してインタビューを行いました。
-本日はお忙しい中インタビューに応じていただきありがとうございます。-まずは簡単に経歴について教えて頂けますか。
自分は大手自動車メーカーで20年ほどSEとして働いていました。その後独立をしまして、現在はフリーエンジニアとして活動しています。
きっかけはインベーダーゲーム!?
-そもそも坂本先生がプログラミングに興味をもったきっかけはどのようなものだったのですか。
中高生時代にあった「basicマガジン」という雑誌がきっかけですね。その雑誌に載っているコードを写して実行するとでゲームが作れるといったものがありまして。当時一回100円するインベーダーゲームがただでできる!これはすごいなぁと子供ながらに感心しました。笑
-それはすごい出会いですね。笑-CodeCampで講師をやろうと思ったきっかけはどのようなものですか。
会社員時代から企業で講師をしていた経験があったので、その経験を生かせるのではないかと思ったのがきっかけです。
講師になって最初の頃は結構緊張しました
-講師経験がおありだったのですね!-では実際にCodeCampで講師をされていかがですか?
画面上で初対面の人に指導をするという経験が今まで全くなかったのでお恥ずかしいですが、最初は凄い緊張しました。
頭の中にプログラミングのイメージを持ってもらう事を優先しています
-レッスンの際に工夫している点ではどのような点がありますか。
レッスンは重点指向で、特によく使われる手法や重要なポイントに絞って解説をし、まずは頭の中にプログラミングのイメージを持ってもらう事を優先しています。
一ヶ月半でアプリ甲子園出場!?
-独自の教材までお作りになられているとは素晴らしいですね。-今回の大渕さんの入賞も先生のきめ細かい指導があってこそだと思います。-そもそも大渕さんのことはいつ頃から担当なされていたのですか。
大渕さんは初めからずっと担当していました。初回の授業のときにアプリ甲子園に出たいと言われて、その時が甲子園応募締め切り1ヶ月半前でした。今だから言えるのですが、1ヶ月半でアプリ甲子園で活躍できるレベルのアプリを完成させるのは無理なんじゃないかなと実は思ってました。しかしそんな考えを、彼はいい意味で裏切ってくれました。
30回のレッスンをわずか5回で完了!
-5回とは凄いですね!(通常は教科書を終えるのに30回が標準です)-では残りのレッスンではどのようなことを教えていたのですか。
アプリ甲子園に向けたアプリを作る際につまづいたところを教えていました。テキストに詳しく書いていないような高度な内容の質問が多かったのですが、そこでも大渕さんは1つ教えるとその10倍ぐらいの事を次のレッスンまでにやってこられるので、教える側も自ずと気合が入っていきました。
寝る間を惜しんでプログラミング
-大渕さんの方にもインタビューしたのですが、彼も寝る間を惜しんで、食事、風呂、それ以外はすべてプログラミングくらいの勢いでやったと伺っております。
そうですね、一度ソースコードを拝見させていただいたのですが、あの量は本職のエンジニアでも1ヶ月半で書けるかわからないと思います。今回の入賞はひとえに彼の熱意、やる気の賜物です。
-アプリ甲子園の結果が発表された時は先生はどちらにいらしたのですか。(アプリ甲子園では決勝は自身が作成したアプリのプレゼンテーションを審査員の前で行いそれで勝敗が決まります)
急に仕事の用事が入ってしまい会場に行けず、ニコニコ生放送で見ていました。最初の予定ではせっかくだし見に行こうと思っていたので行けなくて本当に残念でした。発表のときに大渕さんにトラブルがあったりしたこともあり、終始緊張しっぱなしでした。
自分のことのように感動した!
-では実際にアプリ甲子園3位に入賞したと聞いて、どう思われましたか?
発表のときになかなか名前がよばれずこれは優勝か!?と思っていたので3位という結果を聞いて実は少し残念に思っていました。しかし終了直後に、大渕さんから「大満足」とのメールを頂き、一瞬にして幸せな気分になりました。本当に感動しましたね。
講師を使い倒す覚悟でレッスンを受けて欲しい!
-ご指導、本当にお疲れさまでした。聞いているこちらも思わず熱くなってしまいました。-では最後にこれからプログラミングを始めようとしている人へのメッセージをお願いできますか。
自分がプログラミングを始めた頃は中高生時代でしたが、当時今ほど学習環境は充実していませんでした。学習の面では明らかに今の人は恵まれているので、その環境を十分に活用して講師を使い倒すくらいの思いで質問してきてくれたらと思っています。あとは今回の大渕さんのケースでもそうだったのですが、何か明確な目標があるとやる気が続きやすいと思うので、具体的な目標を持って始めてみるとうまくいくと思いますよ。
-本日はありがとうございました。
- この記事を書いた人
- CodeCampus編集部