今回インタビューに応じていただいた富永さんは、長崎県が主催する2024年度「ながさき IT CAMP」エンジニア養成コースの卒業生です。
「向いてるか向いてないかわからないけどやってみよう」というところから始まり、気づけば学習継続は160日!ながさき IT CAMPで基礎固めをしたからこそ、今は講座で学んだものとは別の言語を学習中ですが、スムーズに学習が出来ているとのこと。
他にも、講座の中での取り組みの中で感じたことが今どのように活かされているのかを聞いてみました。
【ながさき IT CAMP】
長崎県が主催し、県内の情報関連企業等への就職を希望するIT分野未経験の求職者等を対象に、ITスキルの習得から就職までを一貫して支援するオンラインプログラム。2023〜2025年度はコードキャンプ株式会社が運営委託先として講座を提供。
※2025年度のながさき IT CAMPでは、2026年3月末までに受講生が就職先決定することを目指して支援します。
就職活動をしよう!と思っていた時に、どうやって活動したら良いかわからなかったのですが、自分の住んでいるところの近くまで長崎県の相談員の方が週1くらいで来てくださっていたので、予約を取って相談しに行ったのがきっかけです。
その方からの紹介でながさき IT CAMPのことを知ったのですが、元々プログラミングに興味もあったので、早速応募してみたら、受講が決まったという流れです。
講座学習中に開催されるオンライン企業説明会・長崎県の就職フェア・中間発表会後の企業交流会へは基本的に参加して企業情報を集めていました。本格的に就職活動を開始したのは最終発表会終了後で、そこから履歴書を送付し始めました。
ながさき IT CAMPに賛同してくれている企業様だと話も早いし、その中で決められたらなと思ってそこを中心に見ていました。履歴書送付は2社で、どちらも面接まで進み書類選考は100%通過しました!最終的には内定をいただいた企業へ就職しました。
※オンライン企業説明会:ながさき IT CAMP受講生限定・オンラインで開催される個社別企業説明会。ながさき IT CAMPでは参加推奨としている
※長崎県の就職フェア:長崎県が主催するオンライン就職フェア。ながさき IT CAMPでは、長崎県が主催する就職イベントも案内があり、任意で参加できる
※企業交流会:ながさき IT CAMP受講生限定で、長崎県内企業とブースで直接話が出来る説明会。長崎市内で開催され、受講生は原則全員参加
ー就職活動をするにあたり、ながさき IT CAMPで役に立った情報(キャリア支援プログラム)や参考にしたことがあれば教えてください。
就職活動をしていて、自動車に関わる仕事に気持ちが動き、やってみたいと思うようになりました。なので、自動車系の仕事に携わることができる、というのが決め手の一つです。
また、C言語の研修があるということも大きな一つです。ながさき IT CAMPではJavaを学びましたが、C言語を扱っている企業にも興味を持ちました。言語が異なることから自分で学ぼうとも思いましたが、研修があることは心強かったです。
どういう研修をしているのか、見学で実際に見せていただいて、ここでなら最初にがっつりC言語の基礎が学べて、なおかつ自分の興味があるロボットや自動車分野に行くチャンスがあるというのは魅力的でした。
苦労していることはコミュニケーションですね。同じ部屋に他のチームの方はいるものの、基本的には会話をすることはなく、研修も同期がいなくて一人です。Webサイトで課題を進めながら、つきっきりで見てもらっているわけではないので、煮詰まったタイミングを見極めて、メールで質問するようにするのが大事かなと思っています。
ながさき IT CAMPの学習中に、高橋先生にも「悩んでいい時間を最初から決めて、それ以上考えるようなら質問する」ように言われていましたが、その通りだなと感じています。
調べて出来るところまでは工夫して進めて、本当にわからなくなったら、1日1〜2回質問をするようにしています。