今さら聞けないOSとは?役割から主要OSまでをわかりやすく解説

今さら聞けないOSとは?役割から主要OSまでをわかりやすく解説

パソコンやスマホの話題において、「OS(オーエス)」という言葉を一度は聞いたことがあるかと思います。一度どころか、頻繁に聞くことがある方も少なくないのではないでしょうか。

しかし、いざ「OSって何?」と聞かれると、答えにつまってしまう方もまた少なくないのではないかと思われます。そこで今回は、OSについて基本的な事項をまとめました。

目次
  1. OSはコンピュータの基本となるソフトウェア
  2. OSにはどんな役割があるのか
  3. ファイルを管理する
  4. タスクを管理する
  5. メモリを管理する
  6. 周辺機器を管理する
  7. APIを提供する
  8. 主なOSをパソコン・スマホ別でご紹介
  9. パソコン用OS
  10. スマートフォン向けOS
  11. まとめ

OSはコンピュータの基本となるソフトウェア

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OSとはOperation System(オペレーティング・システム)の略で、日本語で「操作システム」と直訳することができます。パソコンを例にして具体的に説明すると、キーボードやマウス・タッチ(トラック)パッドなどで行った操作を情報として入力し、アプリケーションに伝える役割をもったソフトウェアがOSです。

クリックやキーボードで文字を入力するといった、私たちが普段当たり前に使っているパソコンの基本的な機能を司っています。人間でいえば、OSは脳みそ、パソコンなどのハードウェア本体は身体といった役割分担をしていると例えることもできますね。また、OSはスマートフォンなどのパソコン以外のハードウェアにも搭載されています。

OSにはどんな役割があるのか

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ここでは、OSはいったいどんな役割があるのかを説明していきます。OSが担っている、主な役割としては以下の5つがあります。

  1. ファイルを管理する
  2. タスクを管理する
  3. メモリを管理する
  4. 周辺機器を管理する
  5. APIを提供する

ファイルを管理する

パソコンなら当たり前と思っている、「保存」や「開く」、「編集」といった機能を担っているのがOSです。

OSがなければ、私たちはファイルをクリック一つで開くことはできません。

タスクを管理する

タスクとは、仕事や課題のことを指します。そして、OSはパソコンのタスクを管理する役割を担っています。

仮にあなたがいま、Googleを使って検索したデータをExcelに貼り付けたいとしましょう。このときにパソコンがフリーズしたりしないように、検索ブラウザとExcelという2つのタスクをうまく管理しているのがOSなのです。

メモリを管理する

パソコンのメモリは、よく机に例えられます。目の前の机で作業をするときに、その机が大きければ大きいほどいろいろな作業を同時並行で行うことができますよね。これがメモリの大きさというものです。

そして、OSはそんなメモリを整理する役割があります。いくら机が大きくても、散らかっていては同時にいろいろな作業をすることは難しいでしょう。OSがその机(メモリ)を整理することで、多くの作業を並行して行えるようにスペースが空くのです。

周辺機器を管理する

キーボードやマウス、プリンターなど、パソコンには周辺機器がつきものです。基本的に、特別な操作をすることなく、パソコンに接続すれば使えるようになっていますが、これもOSがあるからこそなのです。

OSがなければ、キーボードをパソコンに接続しても文字を打つことすらできません。

APIを提供する

ここでは、アプリを家に例えてみましょう。家を建てるには、ドアや窓、浴槽といったものが必要ですよね。しかし、家を建てるときにいちいちドアや窓をつくっていては、らちがあきません。そこで普通であれば、別の家に使っているものと同じドアや窓を使いますよね。

APIは家でいうところのドアや窓のようなものです。普段使っているLINEやメールなどのアプリで、文字を入力するときにキーボードが下から出てきますよね。この機能をいちいちアプリごとに作るのではなく「下からキーボードを登場させるAPI」というように、予めOS側でAPIを用意して使えるようになっています。

主なOSをパソコン・スマホ別でご紹介

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ここからは、現在世の中で使われている主なOSをパソコンとスマホそれぞれ別々にご紹介します。

パソコン用OS

パソコンのOSと言えば、WindowsとMacOSというのが一般的な認識かもしれませんが、他にもUnixやUbuntuといったOSも世界中で使われているのです。以下では一般的に使われることの多いWindowsとMacOSについて詳しい説明をしていきます。

Windows(ウィンドウズ)

マイクロソフトが1985年に開発し、現在はWindows10を最新版としており、世界で最も有名なOSです。その爆発的な普及が起こったのが、1995年に発売されたWindows 95で、その後もバージョンアップを重ねながら現在に至ります。PC市場の9割近いシェアを誇っています。

その一方で、独占禁止法に抵触しているという話があがったり、Windows10への強制に近いアップグレードの問題があったりと、いろいろな意味で話題は尽きません。

MacOS(マックオーエス)

1984年にアップルが開発したOSで、iMacやMacBookなどのApple製品に搭載されています。OS市場でのシェアはWindowsと比べても高くありません。

ただ、先述したiMacやMacBookといったような、洗練されたデザインのハードウェアを熱烈に支持しているファンがいるというのは、Windowsと比べると特徴的であると言えます。

スマートフォン向けOS

ここからは、スマートフォン向けのOSをご紹介します。

Android(アンドロイド)

Google社が開発したスマートフォン用のOSです。XperiaやGalaxyといったスマートフォンやタブレットに入っていて、パソコンのOSとしてご紹介したLinuxをベースに作られているので、カスタマイズ性に優れていることが大きな特徴となっています。

端末を販売している各メーカーが独自に改良できるOSなので、同じAndroid端末でもメーカーによって特徴の違った様々なものが販売されています。

iOS(アイオーエス)

アップル社の開発したモバイル向けのOS。iPhone(アイフォン)・iPod touch(アイポッドタッチ)・iPad(アイパッド)・Apple TV(アップルティービー)などに組み込まれています。

また、iOS用のアプリはApp Store(アップストア)経由で公開されていて、アップルの厳しい審査を受けたものだけが販売されています。

どのOSを使うかでハードウェアを選ぶことも

通常、パソコンの中に入っているゲームやワープロ・表計算などのアプリケーションは、OSごとに別々で開発されています。パソコンで文章を書きたいと思った時に、Windowsであれば「Word」を使いますが、Mac OSになると「Pages」という別のソフトを使うことになるでしょう。

そして、Windowsの「Word」が使いたいときには、Windowsの中で動いている「Word」とは別の、Mac用の「Word」を使わないと動きません。

つまり、windowsでは動くがMacでは動かないソフト、そしてその逆もあるという事です。どのOSを使うかによって使えるソフトが違ってくるので、パソコンやスマートフォンなどを選ぶ際には、OSにも気を配る必要があると言えるでしょう。

まとめ

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OSについて簡単にまとめました。私たちが普段使っているパソコンやスマートフォンの基本的な機能を構成するものなので、基礎を押さえておいて損はしないはずです。

OSについてより深く理解していくと、プログラミングや情報セキュリティに活きる知識を得ることができるので、興味のある方は学んでみてはいかがでしょうか。

黒田剛司
ライター
黒田剛司

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