世界で大活躍している”グロースハッカー”とは?

世界で大活躍している”グロースハッカー”とは?

グロースハックは少ないリソースからサービスの成長を目指す手法ですが、この手法はリソースが特に少ない世界中のスタートアップ業界で話題になっています。

目次
  1. 有名なグロースハックの例 -Dropbox-
  2. データドリブンでの顧客獲得を目指す人
  3. サービスのグロース(成長)という大きな責任をもつ人
  4. 製品(プロダクト)をまず第一に考える人
  5. AARRRモデル
  6. A/Bテスト

もしあなたがグロースハックに携わろうとするとき、サービスの成長という課題に対して技術的な切り口から取り組むことが重要になります。そのため、プログラミングをはじめとした開発手段を学ぶ事はマーケッターにとって重要なことです。プログラミングについて少しでも知っているとグロースハックを行う際にプログラマーとのコミュニケーションが円滑になったり、自身で技術的な切り口を探る事ができるでしょう。また、グロースハックの最重要目的は行ったテストの結果からデータを得て、それを改善することで顧客満足をあげることにあります。その改善は多くの場合”プログラミング”をつかって行われます。

DropboxなどのGrowthチームに参画してきた「Growth Hacker」という言葉の生みの親であり、アメリカでDropboxなどさまざまなWebサービスを“Growth”させてきたSean Ellis氏はこういいます。

「昔はセールスやマーケターが企業のヒーローだったけど、今はプログラマーがヒーローです。」プログラマーがGrowth Hacker(グロースハッカー)に最も近い存在なのはなぜ? Dropbox育ての親Sean Ellis氏に聞いたより

では、グロースハックとは何か?について実際の記事を参考にご紹介していきたいと思います。

グロースハックとは?

Growth

グロースハックとは「製品のグロース(成長)にフォーカスして、様々なテストを繰り返しながら、そこから得られるデータをもとにPMFを達成するための切り口を探す科学的なプロセス」です。 PMF(Product Market Fit)というのは「顧客のニーズを満足させる事が出来ている状態」です。そのPMFがグロースハックによって達成されるとサービスは一気に”グロース(成長)”します。

有名なグロースハックの例 -Dropbox-

参考記事:The 7 Ways Dropbox Hacked Growth to Become a $4 Billion Company

Dropboxといえば、時価総額40億ドル、ユーザー数1億7500万人と大成長株のベンチャーの企業ですが、 実は広告にほとんどお金を使っていません。その秘訣がThe 7 Ways Dropbox Hacked Growth to Become a $4 Billion Company で紹介されています。

1,登録を中心に据えたホームページ

before

before

after

after

2.友人に紹介する

招待メール

招待メール

リンク

リンク

グロースハッカーの役割とは?

グロースハッカーは”グロースハックを行う人”であることは当然ですが、具体的にはどんな役割を組織で任せられるのでしょうか、GrowthHack.jpの記事などを参考に答えを探ってみましょう。

データドリブンでの顧客獲得を目指す人

グロースハッカーはマーケッターとコーダーのハイブリットです。「どうやったら製品の顧客を獲得できるだろう?」という 課題に対して、A/Bテスト、ランディングページ、バイラル係数、メール配信等から得られるデータから答えを導きだします。

Growth Hacker is the new VP Marketingより
データドリブンとは「効果測定などで得られたデータをもとに、次のアクションを起こしていくこと」という意味ですが、グロースハッカーはコーディング(プログラミング)などの技術的な切り口で顧客獲得を目指します。ここが同じ「顧客を獲得する」を目的とするマーケッターとの対比として頻繁に挙げられます。

サービスのグロース(成長)という大きな責任をもつ人

彼らに共通する特徴は、グロースに対する責任感と、起業家精神だ(グロースに対する責任を取ることはリスクの高いことだからね)。正しいグロースハッカーは、対象としているマーケットと、自社の提供するソリューションを結びつけることに並々ならぬ執念を持っている。

あなたのスタートアップに必要なグロースハッカーを捜そうより

グロースハッカーはサービスのグロース(成長)を請け負う役割の人間として組織内で大きな責任を伴うことになります。市場と製品を結びつけるPMFの達成の突破口に意欲をもっている起業家精神の具現とも言えるでしょう。

製品(プロダクト)をまず第一に考える人

"僕は僕自身のことを、グロースハッカーというよりは、グロースを駆動できる製品を作れる人物と呼びたい。グロースの際にハッカーと呼ぶと、成長のためにはワルいこともしていよいように聞こえるからね。真のグロースは、ユーザに満足してもらって達成できるものだ。"

"すべてはリテンションに帰結する" Andrei Marinescuから学ぶグロースの30の神髄より グロースハッカーにとってアプローチ以上に大事なのが「ユーザーに満足してもらう製品があること」です。満足の得られない製品ではアプローチが優れていてもグロース(成長)は厳しいでしょう。

具体的なデータ計測方法

AARRRモデル

**[データドリブン経営のメトリクス分析 AARRR!モデルの紹介](https://www.slideshare.net/plucky_staff/aarrr-15781340 "データドリブン経営のメトリクス分析 AARRR!モデルの紹介")** from **[pLucky](http://www.slideshare.net/plucky_staff)**

AARRRモデルは、Acquisition(獲得)→Activation(活性化)→Retention(継続)→Referral(紹介)→Revenue(課金)のサイクルの中の各フェーズにおいて、どのくらいのユーザーが次のステップに遷移したか、またどういった施策により遷移したかのデータを常に計測し続けることで各フェーズでの改善点を見いだすデータ分析のフレームワークです。

A/Bテスト

**[Abテストノススメ](https://www.slideshare.net/tedanderson/ab-16709254 "Abテストノススメ")** from **[Toru Enomoto](http://www.slideshare.net/tedanderson)**

A/Bテストとは2つある(AorB)選択肢のうち、どちらがより良い結果をもたらすことができるのかを「デザインやコンテンツにおける違い(多くの場合)」への反応を見極めることで、Webページのデザインやレイアウト、サイト内導線、ホームページ、メールマガジンやバナー広告などのの最適化をはかり、製品の成長(グロース)を目指す手法です。

まとめ

グロースハックは大変奥深いテーマであり、また数多くの参考になる事例は今回の記事だけでは紹介できません。ですが、最近話題の「グロースハック」というテーマについて少しでもご理解が深まったら嬉しいです。Webサービスがグロース(成長)するためのコツや手法を探って行きましょう。

Tech 2 GO編集部
ライター
Tech 2 GO編集部

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