非エンジニアもわかる!AI(人工知能)を分かりやすく紹介


非エンジニアもわかる!AI(人工知能)を分かりやすく紹介

AIとは「人工知能」と呼ばれ、人間が「好き」「嫌い」「正しい」「正しくない」など、自然と行っている「判断」を大量のデータをもとに人間の判断に近い処理を行えるシステムのことを言います。

現在のところ、厳密に定義はないそうです。

例えば、自動販売機がコインを入れて飲料が出てくるように、ロボットや機会が入力をしたものからなにか「結果」を出すものならば、なめらかな反応ができると言うとイメージしやすいかもしれません。

目次
  1. AIとはそもそも何なのか?
  2. 現時点での活用事例
  3. 今後の活用方法
  4. AIが無くすと言われている仕事
  5. 大手企業のAIに対する姿勢
  6. まとめ

AIとはそもそも何なのか?



AIとは「Artificial Intelligence人工知能)」という大量のデータから「判断」するシステムのことを言います。

AIの研究は「推論」「学習」するの二つの分野に分かれています。「推論」はデータをあらかじめ与えておいて、その情報から答えを導き出すものです。具体例を挙げると「アルファ碁」です。


学習」は継続して取得した情報をもとに、組み合わせを考え、提案を行うものです。>具体例を挙げると、音声でルート検索ができるカーナビです。

現時点での活用事例

アルファ碁は、GoogleのDeepMindによって発展した囲碁プログラムです。2016年3月に囲碁界のトップ李九段との5番勝負で、4勝1敗で勝ちました。



チェスや将棋に比べ、盤面が広く、対局のパターンが多いことから、このアルファ碁の勝利は、AIの進歩をより鮮明にしました。

Puella α(旧ボンクラーズ)は、富士通が開発をしている将棋プログラムです。2012年1月に日本将棋連盟会長(当時)の米長と対戦し、勝利しました。Puella αの開発は2013年以降は開発者の意向により終了しています。

最近は、PONANZAというソフトが注目されています。

AIとの対局を断り続けていた羽生名人が、2016年AIとの対局に手を挙げトーナメントに参加しました。惜しくも、AIとの対局の前で敗戦し、人間界でのトップとの対局を見ることは叶いませんでした。

今後の活用方法

https://youtu.be/Rykmwn0SMWU

ロボット開発の供給者は3DプリンターをはじめとしたICT業界の中で裾野を広くしています。産業用ロボットの需要は大きく、今後底堅く伸びていくでしょう。

一般用ロボットは興味は持たれていますが、日常的に人間と同じものを求めると間や視線等違和感を感じることが多く、ロボットと暮らすイメージがそれほど普及していません。

デバイスのデザインや、人間本来の自然な動作の中で馴染むものを見つけることが大切でしょう。こうした中で、まだまだシステム化するには情報が少ない状況です。

IoTにより日常の動作や判断のデータを蓄積し、よりスムーズなAIが開発され、適切な時間をデザインしていくことでしょう。

AIが無くすと言われている仕事

AIが現在ある職業を一変させるという推測が、エコノミー雑誌やAIの研究で発表されています。

例えば、会計の監査業務の一部や弁護士のパラリーガルが行っていた判例を調べることなど。これまで、ホワイトカラーの職能として高く認められてきた職業にも大きな影響を与えると報告されています。

それから、コールセンターや集金人、時計の修理人など仕事を覚える入口となっていた仕事も無くなると予測されています。

無くなる仕事の多くは、98年のIT革命以降、まず最初にシステム化が検討された仕事です。会計ソフトなどが多く導入され、経理等の人員が縮小していきました。

企業で、経理や総務といった非営利部門は特に対象とされやすい傾向があるでしょう。

また、コールセンターなど徹底的にマニュアル化された仕事は、AIによって推測が行えるようになることから、規模を小さくすることができるようになるでしょう。

大手企業のAIに対する姿勢

これまでAIは、Googleを始めとしたICT企業を中心に進化してきました。しかし、ここ数年、製造業を行ってきたHITACHIやTOYOTAなど、業界をまたいでAI事業に参入をしてきています。

これは、通信技術により情報を瞬時に共有しやすくなった背景と、3Dプリンターなど場所にこだわらず類似した環境で開発を行うことができるようになった変化がきっかけです。

また、先進国では、「モノ」を購入して消費することが以前よりも関心が薄くなっている傾向があります。「コト」消費と呼ばれるような普段私たちが暮らす中でお金の使い方も大きな変化をしようとしています。

自動運転技術は現在はまだ様子見ですが、今後は信頼を得て、私たちの暮らしに時間のゆとりを与えたり、高齢になっても遠くへ足を延ばすことができる大切な交通手段になっていくかもしれません。

大きな流れとして、IoT化を進め日常生活の記録情報を取得し、それからより生活にフィットしたデバイスが生み出され、AIが利用されるでしょう。具体的には、テレビを中心としたリビングから変わっていくと予想されます。

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まとめ

AIは、これまで仕事を覚えるために必要な作業や職業に変わっていくでしょう。しかし、それらの多くは低い労働としてみなされているものも多く、より人間だからこそ仕事になる職業が注目され伸びると思います。

例えば、寿司職人や伝統工芸の技術者などがそうです。工業化により伸びていた仕事が、一昔前よりもコンパクトになるでしょう。そうすると、工業もこれまではHITACHIなど大企業ではないとできなかった仕事が、もっと小さな組織でもできるようになる。

未来志向で考えると、工業化で「本来人の手でやりたかったこと、時間を費やしたかったこと」へより注力できるようになるでしょう。


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