サーバー選びのコツとは?今さら聞けないVPS徹底解説!

サーバー選びのコツとは?今さら聞けないVPS徹底解説!

はじめて Web開発を行う多くの人は、無意識の内に維持費の安い「共有サーバー」に偏りがちです。しかし、本当に共有サーバーがあなたの Web キャリアのビジョンにマッチしていますでしょうか?

現在レンタルサーバー各社からは、共有サーバーの他に「専用サーバー」「クラウドサーバー」「VPS」が提供されています。その中でも、本格的な Webアプリを低コストで維持できる VPS は、法人をはじめ個人開発者にも注目されています。サーバーを利用している方も、これから利用する方も VPS について知っておきませんか?

目次
  1. これでVPS まるわかり!
  2. VPS とは
  3. VPS のメリット
  4. VPS のデメリット
  5. 共有サーバーと VPSとクラウド・サーバーと専用サーバー
  6. VPS サーバーを選ぶコツ
  7. まとめ

これでVPS まるわかり!

VPS とは

vpsとは

VPS(virtual private server)は、1台のサーバー内に複数の仮想的なサーバ―を稼働させるコンピューターになります。 個人がよく利用する共有サーバーに比べて、サーバー設定の柔軟度が高く、また独立性も確立されていますので、長期的な視点で本格的に Web開発を続けていこうと考えている方にむいています。 VPS が普及し始めたのは、2005 年に NTT PC コミュニケーションズ WebARENA が Linux ベースの VPS を開発したことにはじまります。

VPS のメリット

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自分好みのサーバー設定ができる

共有サーバーでは予め使用できるプログラミング言語や OS が決められていますが、VPS の場合は自分好みの OS を選んだり、必要なプログラミング言語をサーバーに設定することができます。

例えば流行りの Node.js をサーバーにインストールして、JavaScript ベースのタイムレスな Webアプリを開発したり、C や C++ などのプログラミング言語をサーバー設定して高速なWeb アプリを開発することができます。 またデーターベースも定番の phpMyAdmin 以外に、Microsoft 系の SQL Server や 高機能な Oracle DB など自分好みにシステムを構築することができます。

専用サーバーやクラウド・サーバーに比べるとリーズナブル

自前でサーバーを構築したり、専用サーバーを借りるコストに比べて、 VPS はリーズナブルに利用することができます。契約する VPS の内容にもよりますが、1000円/月 以下のプランもたくさんリリースされていますので、個人 Web開発者でも VPS デビューしやすい環境となっています。尚、共有サーバーに比べると若干割高になります。

他のサーバー利用者の影響を受けにくい

共有サーバーに比べて VPS は、サーバー内で使用領域が分断されているため、高い独立性が約束されます。共有サーバーのように他のサーバー利用者が高負荷をかけても、影響を受けにくい仕組みとなっています。そのため安定的に、高速にサーバーを利用することができます。ただし、接続回線は他ユーザーと共有となるためストリーミング系の web アプリには向かないといわれています。

VPS のデメリット

vps-デメリット

サーバーの初期設定が必要

共有サーバーに比べると VPS は、ネットワークの接続や OS のインストール、PHP や データーベースの設定など準備が必要となります。また利用する VPS 提供会社によっては、TeraTerm などのソフトを使って VPS 設定を行う必要があり、手間が生じます。

メンテナンスが必要

VPS はサーバーの管理者権限が与えられている一方で、ソフトのアップデートやバックアップは自分達で行う必要があります。

共有サーバーと VPSとクラウド・サーバーと専用サーバー

vps-サーバー比較 個人が手軽にはじめられるサーバー環境としては、上記の4つがあります。それぞれの違いをザックリまとめてみました。

  共有サーバー VPS クラウド・サーバー 専用サーバー
サーバー形態 1 つのサーバーを共有 1 つのサーバー内で領域設定 1 つのサーバー内で領域設定 1 つのサーバーを占有
管理者権限 ×
月額コスト 108 円~ 458 円~ 1,400 円~ 2,916 円~
仮想サーバー数 × 1 つ 複数 カスタム次第
管理知識 不要 必要 必要 必要
自由度 低い 高い 高い 高い
他ユーザーからの影響 受けやすい 受けにくい 受けにくい 受けにくい
通信回線 共有 共有 共有 共有(優先枠有)

VPS サーバーを選ぶコツ

国内の主要なレンタルサーバー業者から VPS は提供されています。しかし、各業者によって価格が異なることはもちろん、提供されているサーバースペックも違ったり、障害状況も違ってきます。そこで VPS 初心者の方に VPS 提供業者選びのポイントをご紹介したいと思います。

  • RAID の種類 サーバーのハードディスクともいえる RAID にはいくつか種類があり、VPS 提供業者によって仕様は異なります。単純に RAID 10 と数字が高ければイイという訳ではなく、バージョン毎に特性がありますので自分の web アプリとの相性をチェックしておく必要があります。RAID の性能比較については、WEB 便利ノートを参照することができます。
  • スペックの違い VPS 提供業者、契約プランによって VPS の CPU やメモリーなどのスペックが異なります。またハードディスクも従来型の HDD のみを提供しているか近代モデルの SSD を提供しているか等、契約前にサーバーのスペックを確認する必要があります。
  • コントロールパネル OS の設定やサーバーの稼働状況をチェックするコントロールパネルは、VPS 業者毎に違ってきます。初心者に優しい設計となっているのは GMO の VPS と思います。
  • 通信障害 共有サーバー同様、VPS でも通信障害が発生する場合があります。VPS の機械的な問題をはじめ、外部からの DDoS アタックなど事前に VPS 業者の通信障害状況や口コミをチェックしておくことが勧められます。

まとめ

いかがでしたでしょうか?一言で VPS といってもサービス内容は多様で、どれにしようか悩んでしまいますよね。また GMO さんでは「サーバー稼働率 99.95% 保証」やお名前.com さんからは「WordPress テンプレート提供」など各社独自のサービスが展開されています。熟慮したうえで VPS デビューして、自慢の Webアプリを提供していきたいですね。

オシママサラ
ライター
オシママサラ

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