知識をつけて安全飛行を!ドローンの資格について詳しく解説します

2017年2月22日 (2017年2月23日最終更新)
知識をつけて安全飛行を!ドローンの資格について詳しく解説します
目次
  1. 民間資格
  2. ドローン検定
  3. DJICAMP技能資格証明
  4. JUIDA操縦技能証明
  5. 公的資格
  6. (仮)農薬を散布する小型無人飛行機(ドローン)操作の認定制度
  7. 国家資格
  8. 第3級陸上特殊無線技士
  9. まとめ

問題になった時期もありましたが、正しく使用すれば空から撮影された映像を楽しむことができたりと、今までにない体験を私たちに提供してくれるドローン。 現在は法令を守っていれば、個人でも事業者でも免許なしで自由にドローンを飛ばすことができます。

そんなドローンですが、関連する資格が存在することを知っていますか?資格を取得することによって、ドローンへの知識をより深めることができます。そこで今回は、ドローンの資格についてまとめました。

民間資格

 まずは、民間が提供しているドローンの資格を紹介していきます。

ドローン検定

ドローン検定とは無人航空従事者試験のことで、ドローン検定協会株式会社が主催しているテストです。実技はなく、筆記試験のみでドローンについての知識を確認しています。

また、ドローン検定には法的権限がありませんので、ドローン検定を受けないとドローンを飛ばすことができないというわけではありません。しかし、仕事でドローンを扱う人には、知識の評価や向上を確認するためのツールとして役に立つようです。

操縦の技術についてテストするわけではないので、他の人にドローンの技能をアピールできるというよりは、自分がドローンについて正しく知っているかを確かめる性格が強そうです。

そして、ドローン検定に合格したあかつきには「無人航空機に関する飛行履歴・知識・能力を有することの証明書」を発行してもらえます。

この証明書があると、空港周辺などの空域、人口集中地区の上空、夜間、目視外などの環境下でドローンを飛ばすときに必要な国土交通大臣の許可や承認の申請手続きで有利になるとされています。

DJICAMP技能資格証明

大手のドローンメーカーであるDJIが認定する資格です。実施されている法人向けのドローン操縦者育成プログラムを受講し、最終日にある筆記試験と飛行技能試験をクリアすることで、認定書をもらうことができます。

受講条件として、法人または個人事業主であること、ドローンの操縦経験が10時間以上あること、DJI社の機体を使用していることの3点を満たしている必要があるので、事業者向けの資格と言えますね。

高いシェアを誇るDJI社のPhantomシリーズを使って空撮をする業務では、この資格と後述のJUIDA操縦技能証明の両方を持っていることが求められる場合があると言われています。

JUIDA操縦技能証明

一般社団法人日本UAS産業振興協議会(JUIDA)が主催する資格で、JUIDAが認定したスクールで定められた科目を修了すると「操縦技能証明書」が交付されます。

JUIDAが定めているカリキュラムには座学と実技の両方があるので、バランスよくドローンの知識を深めることができますね。

スクールは全国各地にあるので、もし取得したい場合は近くの認定スクールを探してみましょう。

公的資格

実はドローン業界には公的な資格がまだ存在していません。ただ、農林水産省が発表した認定制度については開始されると公的資格となりえますので、今回はそちらをご紹介します。

###(仮)農薬を散布する小型無人飛行機(ドローン)操作の認定制度 農林水産省が2016年6月前後に始めると各所でニュースがあった資格です。農林水産省でもドローンの活用は進んでいますが、まだこちらの認定制度については運用されていないようですね。

実際に今後運用がはじまると、初めてのドローンに関する公的資格になります。

国家資格

ここからは、ドローンに関連した国家資格を紹介していきます。

第3級陸上特殊無線技士

無線機器を取り扱うために必要とされる国家資格です。一見ドローンと何の関係もないように思えてしまいますが、ドローンは通信性能が高く、本格的なドローンになると無線基地局に匹敵するほどの管理を必要としているのです。

そのため、飛行可能距離や通信可能距離が長いドローンを操縦する際には、この資格や上位資格(第2級、第1級)を取得する必要性が出てきます。

かといって、資格の難易度はそう高くありません。合格率は7〜8割ほどで、所定のe-ラーニングを受けた後に修了試験を合格することでも取得することができます。

国家資格ですから、合格すると自動車運転免許証と同じように身分証明書になりますよ。

まとめ

ドローンに関連する様々な資格をご紹介しました。どちらかと言えば自分の知識を確認するためのものから、持っていると実際に役に立つものまで、その性格は資格によります。

ただ、現状では資格を取らないとドローンを飛ばせないということはなく、無資格でも法令を守っていればドローンを飛ばすことができます。自分の知識を試したい方は、資格取得にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

この記事がドローンの資格について知りたいかたの参考になれば幸いです。

黒田剛司
黒田剛司
大学生ライター。大学生活のかたわら、個人でサイト制作を受注。IT全般に幅広く興味あり。初心者でもわかりやすい記事を第一に書いています。

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