【エンジニア志望で資格取るならどれ?最低限持っておくべき資格とは】


【エンジニア志望で資格取るならどれ?最低限持っておくべき資格とは】

資格を取ってエンジニアとして就職や転職に役立てたり、社内でのキャリアアップを検討している人もいるかと思います。そのような方々にとって、果たして関連する資格は一般的な資格と同じ効果があるのでしょうか。

決して医者や弁護士のように資格が無いと仕事ができないという訳ではありません。それならばエンジニア達にとって資格とはどのような意味があるのでしょうか。

そこで今回は、プログラミングに関連する資格は業界でどのように位置付けられていて、またその中でも現役のエンジニアが最低限必要だと思う資格をご紹介したいと思います。

目次
  1. エンジニアにとって資格は必要ない?
  2. プログラミング関連資格の位置づけ
  3. エンジニアが最低限必要だと思う資格
  4. 国家資格
  5. ベンダー資格
  6. まとめ

エンジニアにとって資格は必要ない?

冒頭にも説明したように、エンジニアにとって資格は決して無ければ仕事上困るというものではありません。就職前にあるに越した事はありませんが、実際就職すると研修後にすぐエンジニアとして本配属というケースも少なくありません。

というのも、言語、書き方、業務知識というものが仕事によって多種多様なため、資格があれば信用出来るというものではないという業界の性格が考えられます。そのためエンジニアの中で重要視されているのは、資格よりも「経験」や「実績」ということになります。

ただし、企業によっては会社の中で資格があれば昇級や給料に関係するところもあります。また技術者派遣を扱うような会社では、エンジニアの技術力というところで一つの指標として積極的に取得を推進しているところもあるようです。まとめてみると以下のようになります。

プログラミング関連資格の位置づけ

  • 決して必須ではない、就職時にあればやる気や基礎的な知識として評価される可能性がある
  • 無ければ仕事ができないというものではないが、国家試験やトップベンダー資格は一つの指標として持っておくと転職に有利になることも
  • 会社に入ってから資格があるかどうかで社内の昇格や、給与に関わる

エンジニアが最低限必要だと思う資格

エンジニアにとって資格は会社に入る分にはそれほど必要になるものではなく、むしろ入ってから社内で必要となる事の方が多いようです。会社によって特定の資格が推奨されている場合や、個人的に選択する場合があると思いますが、一般的に信頼という点において、国家資格>ベンダートップ資格(注1)の順に表す事ができます。では個人的に資格を取る場合、どの資格が必要なのか、エンジニアだったら持っておくべき資格をご紹介します。

(注1)ベンダー資格とはIT関連製品を製造・販売するベンダー(企業・メーカー)が、自社で開発した製品について技術を満たしていると証明する民間資格

国家資格

IPA基本情報処理技術者試験

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基本的な情報処理に関する知識が問われる試験なので、試験勉強を通して体系的、網羅的にITの基礎を学べるようです。国家資格かつITエンジニアとして基本的な知識・能力を有する事を証明できるため、IT志望の人なら基礎があるという証明になります。

IPA応用情報処理技術者試験

基本情報処理技術者試験に比べ、業務経験を積みIT技術に関する深い知識を持つ者を対象としています。この試験に合格すればシステムの設計・開発・運用に関して十分な知識を有し、経営を取り巻く外部環境を把握し情報戦力の策定ができる事の証明になります。

ベンダー資格

Oracle Master Silver Oracle PL/SQL Developer

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リレーショナルデータベース業界で世界標準となっているオラクルの資格の中の一つです。その中でもアプリケーション開発者向けの資格で、Oracle PL/SQL Programmingもしくは、Oracle Datebase11g:Program with PL/SQLの合格者に受験資格を与えています。同資格はレベルが高いため実務経験を持った人への問題を想定しています。

Oracle Certifilied Java Programmer

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Oracle Certified Java Programmer, Bronze SE 7認定資格は、言語未経験者の初心者向けに設けられています。Java言語を使用したオブジェクト指向プログラミングの基本的な知識を有することを評価することを目的としています。

マイクロソフト認定ソリューションデベロッパー(MCSD)

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マイクロソフトの同社製品を利用した開発、運用保守の高度な知識を測るための認定資格の一つです。本試験に関連する科目のうち4科目に合格すると取得する事が出来ます。そのなかにHTML5, Javascript, CSS5等のWeb系言語も含まれ、MCSD資格認定条件の一つになります。

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まとめ

資格自体は必ずしも必須というわけではありませんでしたが、会社から推進されていたりインセンティブになり得ることが分かりました。それに加えて、これは全ての資格取得者に言える事だと思いますが、資格を取得することで気持ちの面で自信やモチベーションに繋がることが期待出来ます。プログラミング学習の腕試しとして、また資格取得に興味がある方は一度受けてみるのもいいかもしれません。


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CodeCampus編集部
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